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【研修参加学生】スペイン語コース2年 村上 秀美さん
【研修日程】2024年10月3日(木)
私はもともとスペイン語を少し話せましたが、読み書きができませんでした。そんなときにインターネットで見つけたのが、神田外語学院でした。「神田外語」は外国語に強いイメージがあり、多種多様な学科コースがあることに興味をもちました。ここでなら、スペイン語の文法を一から学びつつ、さらに英語力も伸ばせると考えて入学を決めました。
ボランティア当日は朝9時に品川のホテルに集合し、参加者と顔合わせをしました。午前中に浅草をめぐり、上野動物園やアメ横といった台東区にある名所を中心に観光しました。基本的にはグループごとに自由に活動していました。最後は最初の集合場所であった品川のホテルに集合し、18時に解散しました。
「言語はコミュニケーションのためにある」ということです。普段たくさんのスペイン語や英語を読み書きしているのに、コミュニケーションの場になると、なかなか言葉が出てきませんでした。正しい文法はもちろん大切ですが、それに囚われすぎると、せっかくの交流の機会が失われてしまうことに気づきました。今後は間違いを恐れずに、積極的に目の前の人とコミュニケーションをはかっていきたいです。
スペイン語圏の方は気になる場所を見つけたら、電車の時間やスケジュールに構わずに立ち寄っていて、マイペースな方が多くてほっこりしていました。また、上野動物園では全員が同じスピードで見学することは難しく、先頭をきって進んでしまう人や、ゆっくり堪能する人もいました。子どもたちに呼びかける際に「女性の方々!」もしくは「女の子たち!」と声をかけるか迷ったので、近くにいた参加者に聞いたところ、「もちろん、女の子たちって呼ぶべきよ!みんなまだ少女よ?」と壁を感じない素敵な返答が印象に残りました。
今回のボランティアを経て、「私はコミュニケーションで世界をつなぐために神田外語学院で学んでいるんだ」と改めて認識し、語学を学び続けたいという意欲が向上しました。スペイン語でないと何も伝わらないネイティブの方々に囲まれ、1日その環境にいただけなのに、帰宅後も日本語より先にスペイン語が口から出ていました。「もっとスペイン語を話したい!」という気持ちにさせてくれた、今回のボランティアを開催してくださった方々には感謝しかありません。
神田外語学院では英語とスペイン語の両方の語彙力を強化してきました。今回は英語が堪能な参加者が多く、聞き取れなかった単語を英語で聞く場面も。スペイン語と英語が入り混じった楽しい会話ができました。また、1年次では英語の統一単語テストが定期的にあり、スペイン語の授業でも毎週単語テストを受けていました。ひたすらに単語をインプットしてきたことが、今回のボランティアに大きく役立ちました。
今後もこのような機会があれば積極的に参加し、学んだスペイン語のアウトプットをしていきたいと思っています。今回のようなボランティアに参加できたことに、とても感謝をしています。自分が学んでいることを現場で役立てられる機会に参加することで、今よりも深くスペイン語に興味を持つことができました。いつかは私が誰かにそのような機会を与えられるような人になりたいと考えています。