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学院について
【研修先】弘益大学校(韓国/ソウル特別市)
【研修日程】2024年8月8日(木)~8月24日(土)
【研修の目的】現地での生活を通して、韓国語の能力を向上させるとともに、異なる文化や人とふれ合い、異文化を体験する。
中学生の頃からK-POPとアメリカのホームコメディドラマが大好きで、英語と韓国語を学べば自分の趣味をもっと楽しめると思いました。言語だけでなく、異文化理解や国際的なコミュニケーションスキルを身につけて、国際的なキャリアをめざすことができます。だからこそ、語学に特化した神田外語学院に入学を決めました。
研修中は朝8時にホテルを出発して、9時から13時まで弘益大学校でクラスごとに韓国語の授業を受けました。お昼休みにはキャンパス内の学食を利用したり、近くのご飯屋さんを探索しました。午後は弘益大学校の学生と一緒に課外活動をおこなう「トウミ活動」への参加や、文化特講と呼ばれる講義で韓国文化を体験することも。韓国語能力試験(TOPIK)対策授業などの選択授業も充実していて、とても有意義でした。
「わからないことがあったらスマホで調べるよりも、まずは人に聞いてみるのが大切」ということです。自分の拙い韓国語でも優しい方は理解しようとしてくれますし、たくさん助けていただきました。自分の語彙をフル活用して、勇気をもって聞いてみるのがいいと思います。そのためにも、さらに語彙を勉強しないといけないと痛感しましたし、自分にはまだまだ成長できる部分があるなと実感しました。
韓国でのアルバイトは、日本では考えられないほど自由で驚きました。例えば、カフェで店員さんに「日本人ですか?友達になりましょう」と声をかけられたり、深夜に現地の友達とコンビニに行った際、レジに誰もいなくて、置き手紙に「セルフレジでお願いします」と書かれていたことも。すると友達が突然カウンターに入り、本当に「いらっしゃいませー」とレジをしてくれました。アルバイト中に空き時間があればスマホを見たりするのが普通で、そのフランクさには良い意味で衝撃を受けました。
研修前は、韓国語会話に自信がありませんでしたが、韓国語を使わないと道がわからなかったり、買い物さえも不便という現実に直面しました。そこで、韓国語を「サバイバルツール」として捉え、意地でも使いこなさなければと覚悟を決めました。大学の先生や学生と積極的に会話したり、店員さんに質問をすることが日課となり、韓国語を使うことがどんどん楽しみに。自分の殻を破り、国際的な交流の楽しさを実感できました。
1年生の授業で、「韓国では初対面の人にまず名前と年齢を聞いて、相手をどう呼ぶかを決める」と学び、勇気を出してトウミ活動で会った学生に聞いてみました。すると、普通に答えてくれて、「年上のお姉さんだから名前ではなく??(オンニ)と呼ぶんだよ」と教えてもらいました。逆に「あなたたちは?」と聞かれたので答えると、「?????~(赤ちゃんだー)」と言われ、その場ですぐに打ち解けることができました。韓国では、目上の方や初対面の人に対して特に敬意を示すことが重要だと神田外語学院で学んでいたおかげで、現地の人々との交流が一層豊かなものとなりました。
日常会話で、適切な敬語や表現を瞬時に使い分ける難しさを痛感し、自分の語彙力や表現力を高める必要があるなと感じました。トウミ活動で出会った学生やお店の方々など、国境を越えてたくさんの友達ができた経験は、私の人生でかけがえのない宝物です。来年からは通信系の企業で働く予定ですが、この研修での出会いも大切にしながら、人と人とを繋ぐ架け橋のような役割を果たしたいです。