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高い英語力と世界が抱える諸問題の解決に取り組む力を身につける、グローバルコミュニケーション科?国際協力コースの学生たち。彼らの専門科目である「国際協力論」では「グローバル社会において、国際開発がどのように発展を遂げてきたのか」を学びます。今回は2年生が1学期の集大成として、自身が興味をもった企業や団体が実施する開発支援の取り組みを英語でプレゼンテーションしました。
この授業において「途上国ではどのような開発が日々行われているか」を学んだ1年次。2年次はさらに内容が発展し、国際開発の現場で活躍する人々や団体を指す「アクター」の目線について考えます。ゆくゆくは自身が現地で国際支援をする際の具体的なイメージを養うことがこの授業のねらいです。
今回学生がプレゼンテーションで取り上げたのは、途上国の職人が手がけるバッグやジュエリーを販売するアパレル企業。学生がこの企業を知ったきっかけは、授業を担当する講師がこのアパレルブランドのバッグをもっていたことから。企業が実施している活動の特色や強み、問題点を学生ならではの目線で分析し、英語で解説しました。
「国際協力と聞くと、慈善活動やボランティアを連想する人も多いかと思います。しかし私が紹介した事例のように、ビジネスの枠組みの中で途上国の支援をしている企業も存在します。このような取り組みを多くの人に知ってもらうため、今後は経済?経営系の大学へ編入学して『どのようにビジネスに結びつけるか』という観点から国際開発を深く学んでいきたいです」
「神田外語学院で世界情勢を学びはじめてから、日々目に入ってくるニュースをより深く理解できるようになりました」と語る学生。なぜその地域でそのような問題が起きているのか、そしてなぜその問題をいまだに解決することができないのか。彼女は国際開発の根本的な背景を学ぶことで、世界のあらゆる事象に興味関心をもつようになったそうです。日々の学びは学生自身の日常に大きな変化を与えているのかもしれません。