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国際観光科の1年生が7月4日(水)に、浅草での観光ガイド実習を行いました。
これは、神田外語学院が株式会社全旅と東京都と連携し運営する「産学官連携プログラム」の一環として行われたもので、産学官連携プログラムでは、国際観光科1年生が1学期の毎週月曜日に神田外語学院8号館「Japan Visitors Information Center(ジャパン?ビジターズ?インフォメーション?センター)」にて、傾聴力を高めるロールプレイと窓口案内業務を実習として行い、水曜日には観光ガイドの実習として、浅草での観光ガイドを体験します。株式会社全旅や提携企業のスタッフの方から実務を教わり、実践的なスキル、社会人基礎力、専門知識を身につけます。
7月4日(水)には国際観光科1年生4名のグループが、株式会社全旅の会員であり、外国人観光客に東京北部の下町ツアーを行う株式会社下町ップロの協力のもと、観光ガイド実習を行いました。実習の始めには神田外語学院8号館のJapan Visitors Information Centerにて、外国人観光客の方を案内する際の注意点やガイドの心得について、神田外語学院の卒業生でもあるガイドの大原様からレクチャーを受けました。海外からのお客様の中には日本の夏の暑さを初めて体験する方もいるため、ツアー中の健康面へのケアの大切さや、日本人には当たり前の神社という場所でも宗教によってはどのような場所か全く分からない方もいるなど、さまざまな国からのお客様を案内する際のポイントを解説していただきました。
その後は実際に浅草に行き、プロの外国人ガイドのパトリック様の案内のもと、浅草の英語ガイドを体験しました。自身で観光する場合とは違い、お客様を案内する際には多くのことが求められます。英語で正しい案内を行うためには、歴史や文化に関する知識だけでなく、正しい英語の語彙力が必要であり、「きなこ」や「扇子」など日ごろ目にしているものでも英語でどのように表現するかなどを学びました。
また、たくさんの観光客がいるなかで案内をする際に、どのような場所で説明を行えば通行を妨げないかや、自由時間を取り再集合する際のアナウンスはどのように行うかなど実践的なガイドを体験しました。
はじめは観光ガイドがどのような業務を行うかイメージができなかった在学生も、実際にプロのガイドの案内を体験し、観光ガイドがどのようなものか明確になりました。