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子どもに英語を教えるスキルを学び、児童英語教師として活躍できる人材を育てる児童英語教育科。在学中に保育士資格の取得をめざしたり、卒業後は提携大学へ編入学をすることで、幼稚園?小学校の教員免許状を取得することも可能です。
1年次のカリキュラム「児童英語指導法」や「Teaching Basics」などで指導法の基礎を学び、2年次には、自分たちで考案したレッスンプランや副教材をもとに、実際に幼稚園や小学校でインターンシップを行います。
少人数のチームに分かれたうえで、今年も港区立御田小学校にお伺いして、インターンシップを実施しました。
この日、インターンシップを行ったのは下の写真の3名です。
【参加学生】左から
佐藤 桃香さん(岩手県立岩谷堂高校 出身)
山田 晴華さん(千葉県?市原中央高校 出身)
中嶋 寧々さん(千葉県立柏井高校 出身)
当日の活動は、校庭で行う予定でしたが、あいにくの雨のため急遽、室内で行うことになりました。予定していたカードの数を変更したり、どのように場所を使って活動を行うかを話し合う彼女たち。実習ならではの臨機応変な対応が求められます。
インターンシップの活動は小学1年生のクラスを対象に10分間の中休みから始まりました。彼女たちが実施したのは体を使った英語アクティビティ「ハロウィンレース」。学生たちが考案したオリジナルの活動です。スタートからゴールまで並べられたカードにはハロウィンキャラクターがかかれており、子どもたちは、そのカードのキャラクターになりきって、次のカードに進んでいきます。学生たちは、発話もしっかりしているか確認しながら援助していました。ゴールに到着すると、一人ひとりに手作りの「ハロウィンメダル」が渡され、子どもたちは大喜び。楽しみながら英語に親しむことができたようです。
続いてお昼までの3時間目4時間目は2年生、3年生の教室に入って、NT (Native Teacher)の先生の授業を見学しました。授業内容や教材の使い方、場の盛り上げ方などを実際に見ることで、さまざまな気づきを得たようです。
当初は子どもたちのパワーに圧倒されていた学生たちでしたが、徐々にペースをつかみ、最後には子どもたちと一緒に盛りあがっていました。参加した学生たちからは感想として「アクティビティでは当初の予定通りにはいかなかった部分もあったが、臨機応変に対応ができたので良い経験になった」「子どもたちの英語能力が事前の予想以上だった。これからは私たちももっともっと勉強しなければならないと思った」といった声が挙がりました。
彼女たちが今後、児童英語教師として活躍していくうえで、今回の経験は必ずや役立つものとなるでしょう。
最後に、今年もインターンシップを受け入れてくださった港区立御田小学校の皆さまに御礼申し上げます。本当にありがとうございました。