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5月31日(木)に神田外語学院で、国際ホテル科の1年生を対象とした特別授業が行われました。特別授業では、草津温泉「ホテル一井」の若女将である市川忍 様を招いて「日本旅館のおもてなし」をテーマに講演が行われました。
参加した学生の中には、まだ草津を訪れたことがない学生も多く、草津温泉の紹介ムービーの上映から始まり、近年の日本の観光産業や、旅館?ホテル業界を取り巻く環境について紹介されました。日本を訪れる外国人観光客が増えるなか、外国人の方がイメージする「日本らしいものランキング」の上位には、温泉や富士山だけでなく、キャラ弁やハイテクトイレなど日本人からは想像もできないものもランクインしており、学生から驚きの声が聞こえ、改めて日本の魅力を考えるきっかけにもなりました。
「旅館ってなに?」という問いかけでは、旅館業法上の定義だけでなく、「くつを脱ぐ」、「1泊2食が基本である」など、日ごろ学んでいるホテルの世界とは異なる発見も多く、学生の就職の選択肢やキャリア観が広がった様子でした。さらに、近年注目を集めた「おもてなし」という言葉の語源、「持っているもので成す」「表裏なし」ということにもふれ、提供する側の姿勢や心をこめるといった日本ならではの接客の魅力を学びました。
最後の質疑応答の時間には、学生から草津に関する質問や、旅館で働くうえで大切なことなどさまざまな質問があり、市川様はその一つひとつに丁寧に答えてくださいました。「学生のうちにしておいた方が良いことはなんですか」という質問には「人にどのように思われるかということを気にしてためらうことなく、自分の興味を追求していってください」とメッセージがおくられました。
ホテル一井について
江戸時代中期に一井旅館として創業し、草津温泉の中心地にある300年以上の歴史を持つ老舗温泉旅館。