「神田外語学院の時間割ってどうなっているのかな?」
「専門学校ってどれくらいの時間勉強するの?」
神田外語学院に興味をもってくださった方の中には、時間割や勉強時間について不安に思っている方もいらっしゃるかもしれません。特に多くの高校生の方が受験されるなか、高校から専門学校に進学するうえで、時間割がどのように変わるのか気になるのではないかと思います。
神田外語学院の時間割は1日最大4コマ制で、1コマの授業時間は90分です。1コマ目(1限)は9:20に開始し、4コマ目(4限)の終了時刻は17:00です。
授業時間は学科にもよりますが年間約1,000時間にのぼります。1日6限まである高校生であれば、年間の授業時間は約1,000時間くらいになりますので、高校時代とあまり変わらない感覚でしょう。
でも、学科ごとの時間割の違いや、具体的な授業名なども気になりますよね。そこで今回の記事では、神田外語学院の時間割の詳細や、各学科ごとの時間割サンプルを授業名付きでご紹介していきたいと思います。
目次
1.神田外語学院の一般的な時間割(例:英語専攻科)
冒頭でも説明しましたが、神田外語学院の時間割は1日最大4コマ制で、1コマの授業時間が90分です。以下の英語専攻科のサンプルスケジュールをご覧ください。
※時間割はあくまでサンプルです。
こちらは英語専攻科1年生2学期の時間割例ですが、1日4コマがフルに入っている日が2日(火曜?木曜)、3コマが2日(月曜?金曜)、2コマが1日(水曜)となっており、ほとんどのコマが埋まっています。これは他の学科やコースにも共通しており、大学生と比べると忙しくなることが多いです。
冒頭でもお伝えしましたが、1限は9:20に開始し、4限の終了時刻は17:00です。1限と2限、3限と4限の間には10分間の休憩があります。また、2限と3限の間の12:40~13:40はお昼休みで、学生は周辺の飲食店やコンビニに行ったり、持ってきたお弁当を学内で食べたりしています。
尚、1コマ90分の中には5分の休憩が入っており、正確には授業45分+休憩5分+授業45分=95分で1コマがまわっています。
■神田外語学院の1限のスケジュールイメージ
1-1.専門科目(ピンクのコマ)
ピンクのコマは専門科目で、その学科の専門知識やスキルの授業です。英語専攻科では英文法や英作文の授業に加え、「ジャパンスタディーズ」という和食や伝統など日本の文化を英語で学ぶ授業もあります。
上記は1年生の2学期の時間割例ですが、1年生の3学期からは「通訳?翻訳専攻」「大学編入専攻」「英語キャリア専攻」「医療通訳専攻」の4つの専攻に分かれ、それぞれの専攻の専門科目を学びます。
1-2.共通科目(水色のコマ)
水色のコマは共通科目で、ほとんどの学科*で共通の授業です。以下のような授業が含まれています。
*留学科、グローバルコミュニケーション科、英語基礎養成科を除く
■共通科目
- 外国人教員から英語で英語を習う【EIC(国際コミュニケーション英語)】
- ネット上の仮想世界で英会話を体験する【HELP(Hybrid English Learning Program)】
- TOEIC?を熟知した教員から、レベル別のクラスで学ぶ【TOEIC?(対策授業)】
- 英語の4技能向上に不可欠な英文法の知識を身につける【英語基礎演習(英文法)】
- デジタルリテラシーとマーケティング思考を身につける【ICT(Information & Communication Technology)】
- 企業の採用試験対策や企業研究を行う【キャリア開発】
1-3.専門補習科目(灰色のコマ)
灰色のコマは専門補習科目です。英語専攻科特有の科目で他の学科?コースにはありません。就職活動などが本格化する前に、早期に基礎固めが必要な学生を対象に実施します。このほか、上記の表にはありませんが、英語力が高い学生のみ選抜した少人数制の補習授業(希望制)もあります。
各科目でたくさんの宿題が出されるため、学生は授業前の空き時間や放課後、帰宅後、土日の時間を活用して、一生懸命に取り組んでいます。
英語専攻科については以下のページで詳しくご紹介しています。
【神田外語学院の3学期には別の学科の授業も受講可能】
神田外語学院の1年は1学期(4月~7月)、2学期(9月~12月)、3学期(1月~3月)の3つに分かれています。今回サンプルとしてご紹介したのは2学期の授業例ですが、1学期の時間割もほぼ同様です。3学期は共通科目や専門科目の他に、学科の枠を越えて幅広い分野の授業を履修することができる「自由選択科目」が設置されるなど、やや異なります。第二外国語(フランス語や中国語)を学ぶ、資格?検定試験の対策講座を履修するなど、将来の夢や目標に合わせてスキルアップを図ることができます。
※受講可能な授業には限りがあります。
1章では英語専攻科を例にご紹介してきましたが、その他の学科やコースも気になる方もいると思いますので、次章では他学科?コースについてご紹介していきます。
2.神田外語学院の11学科?9コースの時間割
英語専攻科の時間割は1章でご紹介しましたので、全11学科9コースのうち、その他の10学科の時間割をご紹介していきます。
Business Communication College
International Communication College
*デジタルコミュニケーション科は2023年4月に設置された新しい学科です。
**グローバルコミュニケーション科の時間割は説明会で紹介しています。
2-1.アジア/ヨーロッパ言語科
アジア/ヨーロッパ言語科には、フランス語?スペイン語?中国語?韓国語?インドネシア語?ベトナム語?タイ語の7コースがあります。それぞれ時間割は異なりますが、授業の約半分は英語科目(共通科目)という点は全てのコースに共通しています。
ただ、英語とフランス語など、2つの言語を交互に学ぶと混乱を招きやすいので、午前中は英語科目(共通科目)、午後はフランス語科目というように、その言語に集中しやすい時間割が組まれていることが特徴です。※午前、午後の内容が逆になる場合もあります。
それでは各コースごとに見ていきましょう。
フランス語コース
例えば、午前中はEIC(国際コミュニケーション英語)やTOEIC?対策授業など英語科目の授業が行われ、午後にフランス語会話の授業や、フランス語検定対策講座が入っています。キャリア開発など、語学以外の授業が午後に入ることもあります。
フランス語コースの詳しいご紹介はこちら |
スペイン語コース
スペイン語コースもフランス語コース同様、スペイン語の会話や文法、スペイン語検定対策の授業が午前か午後にまとめて入ります。
スペイン語コースの詳しいご紹介はこちら |
中国語コース
中国語コースも同様です。中国語の会話や文法、中国語検定やHSK(漢語水平考試)対策の授業が午前か午後にまとめて入ります。
中国語コースの詳しいご紹介はこちら |
韓国語コース
韓国語コースは文法や会話、「ハングル」能力検定や韓国語能力試験(TOPIK)などの検定対策授業に加え、意見や考えを文章にする力も身につけることを目的に、作文の授業もある点が特徴です。
また、韓国語コースでは2年生から就職等を目指す「語学専攻」と、韓国の4年制大学への編入学を目指す「韓国大学編入専攻」の2つの専攻に分かれるので、そのタイミングで時間割も専攻ごとに異なるものになります。
韓国語コースの詳しいご紹介はこちら |
インドネシア語コース(約半年の留学が必修)
インドネシア語コースでは、インドネシア語の発音や会話、読解、作文、インドネシア語技能検定試験などの検定対策講座に加え、東南アジアの文化や企業を研究する授業も入ってきます。これは現地でも活躍できる人材を育成するために、政治や宗教、経済や企業などビジネスについて学ぶ授業です。以下に続く、ベトナム語コースやタイ語コースでも同様の授業が行われています。
また、インドネシア語、ベトナム語、タイ語各コースでは、言語だけでなく現地の文化を肌で感じて理解することを目的に、1年次3学期から2年次1学期までの約半年間、現地への留学を伴う文化?語学実地研修が必修になっています。
インドネシア語コースの詳しいご紹介はこちら |
ベトナム語コース(約半年の留学が必修)
ベトナム語コースもインドネシア語コース同様、ベトナム語の発音や会話、読解、作文、実用ベトナム語検定試験などの検定対策講座に加え、東南アジアの文化や企業を研究する授業も入ってきます。
1年次3学期から2年次1学期までの約半年間、現地への留学を伴う文化?語学実地研修(必修)もインドネシア語コースと同様です。
ベトナム語コースの詳しいご紹介はこちら |
タイ語コース(約半年の留学が必修)
タイ語コースでも発音や会話、読解、作文、実用タイ語検定試験などの検定対策講座に加え、東南アジアの文化や企業を研究する授業も入ってきます。
1年次3学期から2年次1学期までの約半年間、現地への留学を伴う文化?語学実地研修(必修)もインドネシア語コースと同様です。
タイ語コースの詳しいご紹介はこちら |
2-2.国際ビジネスキャリア科
2-1ではアジア/ヨーロッパ言語科のコースについて紹介してきましたが、以下で紹介するビジネス?就職関連の学科でも授業の半分は英語科目(共通科目)ということは変わりません。
国際ビジネスキャリア科の専門科目は、ビジネス英語の授業もありますが、財務会計や企業研究、社会人基礎力を育成するのキャリア研究など、語学以外の授業が主です。2年生になると大学生のようにビジネス研究演習(ゼミ)も入ってくるので、時間割外でクラスメイトと集まり、発表資料の準備をしたりする必要も出てきます。
国際ビジネスキャリア科の詳しいご紹介はこちら |
2-3.こども英語教師養成科
こども英語教師養成科の専門科目では、英語の授業はもちろん、子どもに正しい英語を教えるために発音を学ぶ授業や、児童に英語を教える過程で押さえておかないといけない指導法、コミュニケーションスキルについて学びます。
2年生になるとインターンシップとして、幼稚園や小学校で外国人講師のアシスタント活動を行ったり、神田外語キッズクラブの児童や保護者向けにイベントを授業内で企画するなど、実習の時間も時間割に入ってきます。
こども英語教師養成科の詳しいご紹介はこちら |
2-4.国際エアライン科
国際エアライン科の専門科目には、採用試験合格のための準備(伝わる話し方や目標達成につながる考え方の習得)を通じて社会人基礎力を身につける「社会人基礎力養成講座」や、周囲に好印象を与える表情、所作、身だしなみなどを学び、面接練習も行う「イメージコンサルティング」などがあります。
他学科同様、授業の約半分は英語科目(共通科目)です。
国際エアライン科の詳しいご紹介はこちら |
2-5.国際観光科
国際観光科でも授業の約半分が英語科目(共通科目)という点は変わりませんが、専門科目に関しては、観光業に特化した内容になってきます。国内?海外と世界に対する知識を身につけ、接客時に必要となる知識やコミュニケーションスキル、手話、プレゼンテーションスキルを身につける「日本と世界の事象」や、ツアーコンダクターとして必要な知識、添乗業務の流れ、ホスピタリティを学ぶ「ツアーコンダクター実務」など、実践的な内容が時間割に増えてきます。
国際観光科の詳しいご紹介はこちら |
2-6.国際ホテル科
国際ホテル科の専門科目ではホテルスタッフにふさわしい洗練された接客英会話を習得する「ホテル英会話」や、ホテル業界における採用選考の基本や求められる人材像などを理解する「ホテリエデザインなど」の授業が時間割に入ってきます。
もちろんこちらも、授業の約半分は英語科目(共通科目)です。
国際ホテル科の詳しいご紹介はこちら |
2-7.留学科 海外大学3年次編入コース
留学科は他の学科と時間割やカリキュラムが全く異なります。これは留学科のカリキュラムが、海外の大学の1-2年に相当する授業を日本で受けるという内容になっているためです。
留学科では上記の時間割の通り、英語だけを学ぶのではなく、英語で「経済学」や「家庭学」、「数学」や「社会学」など、海外の大学の1-2年次に学ぶ内容を受講します。
留学科 海外大学3年次編入コースの詳しいご紹介はこちら |
2-8.英語基礎養成科(1年制)
英語基礎養成科は1年制で、読解?語彙、文法?作文、英会話、発音など、英語を全ての面を基礎からやり直す授業が組み込まれた時間割です。
英語基礎養成科(1年制)の詳しいご紹介はこちら |
3.授業外の時間の過ごし方
さて、ここまでは授業の時間割を説明してきましたが、学生生活では授業時間外の時間の使い方についても気になるところですよね。ここからは通学時間や放課後、長期休暇など、授業時間外の様子について紹介していきます。
3-1.通学時間の使い方
1章でもご説明した通り、在学生にはたくさんの宿題が出されるため、通学時間、特に電車の中で単語の勉強や小テストのための勉強をしている学生が多いようです。
もちろん毎日欠かさず根を詰めて勉強しているという訳ではなく、洋画や洋楽を視聴しながら英語にふれたり、同じ学科の学生と話をしながら帰ったりと、様々な過ごし方をしています。
3-2.放課後の時間の使い方
放課後は自立学習施設の「VISTA」で同じ学科の友達と自習をしていく学生が多い傾向です。大学編入学を目指す学生は、編入学支援チームのスタッフが常駐する自習スペースで、過去問などを活用しながら学習しています。家が遠い学生は、自宅に帰ってから家で予習?復習することが多いようです。
アルバイトをしている学生も少なくありません。学校がある神田エリア周辺や、地元の駅周辺の飲食店などで働く学生が多いようです。ただし、入学後すぐにアルバイトを始めてしまうと、たくさんの課題や慣れない生活リズム中で時間管理がうまくいかないこともあるので、学校生活に慣れてきた1年次2学期頃から徐々に始めるとよいでしょう。
3-3.土曜?日曜の時間の使い方
自身が納得できる就職先や大学に進路が決まった学生からは、「土日のどちらかは必ず勉強時間に充てていた」という話をよく聞きます。平日は授業や課題で忙しくなりがちですが、土日の時間もしっかり有効活用しているようです。ただ、土日両日とも勉強漬けの時間にするのではなく、どちらか1日はしっかり休んだり気分転換したりして翌週に臨んでいることが多いようです。
3-4.夏休みや冬休みなどの時間の使い方
大学では夏休みが2か月以上に及ぶケースもありますが、専門学校の長期休暇はそれと比べて短く、神田外語学院では夏休みが約1か月、冬休みが約2週間、春休みが約3週間です。
まとまった時間を使って苦手分野の克服や資格試験の勉強に集中する学生だけでなく、短期留学やインターンシップで経験を積む学生もいます。コロナ禍以前は仲のいい友人と国内?海外旅行に行く学生も多く、今後はそのような過ごし方をする学生の姿も戻ってくると思われます。
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4.まとめ
それでは、神田外語学院の学生の時間割や時間の使い方のポイントをまとめます。
- 神田外語学院の時間割は1日最大4コマ制で、1コマの授業時間が90分
- 授業時間は年間約1,000時間。高校とあまり変わらない
- 共通科目がある学科は、時間割の約半分は英語の授業になる
- 課題が多く、授業外でも勉強の機会は多い
- 長期休暇で留学したり、旅行や友人との時間を楽しんだりする学生も多い
各学科?コースの時間割や授業例が皆さんの参考になっていれば幸いです!
※神田外語学院の教育の特長を詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。