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「英語で落語を楽しもう!」の授業を履修している学生による英語落語の発表会が、2月23日(火)に神田外語学院で行われました。
この授業は、3学期の自由選択科目の授業として毎年開講しています。神田外語学院では、3学期(1~3月)は主要共通科目と各学科の専門科目のほかに、学科の枠を越えて幅広い分野の授業を選択履修することができます。
この授業では日本の伝統文化である「落語」を学び、さらにそれを英語で行うことにより、海外へ日本の文化を発信する力を養います。履修した学生たちは、この授業で基礎から落語を学び、約2カ月間という短い期間でそれぞれの発表に向けて練習をしてきました。
発表会では、学生たちは最初は緊張している面持でしたが、徐々に表情も柔らかくなり、会場は17名の学生たちによる個性あふれる発表で笑いに包まれました。
須藤達也先生プロフィール
愛知県生まれ。上智大学外国語学部卒業。テンプル大学大学院卒業、教育学修士。落語は立川談志に強い影響を受け、1983年に落語立川流が創設された直後に立川流に参加。英語落語は、同じ頃英語落語を始めた上方の桂枝雀の活動に触発されたことが始めるきっかけとなり、現在「キャナリー英語落語教室」を主宰している。落語の他、色物としてウクレレを弾き、端唄、俗曲、都々逸、Jポップスなどを日英両語で歌う活動もしている。
アジア/ヨーロッパ言語科スペイン語コース2年 酒井悠果さん(東京都立晴海総合高校出身)
授業を選択した学生のほとんどが落語初心者でしたが、その多くが「海外の友人に対して英語で落語をできるようになりたい」「小さい頃からテレビで落語を見ていて興味があった」など、日本文化を学び、さらに海外に向けて発信したいという理由から、英語落語の授業を選択していました。履修した学生の感想をいくつかご紹介します。
?一人で二役、ときには三役以上の役を演じ分けたり、上手と下手で立場を使い分けたり、扇子や手ぬぐいを小道具とした扱ったりと、セリフだけでなく動作での表現の幅の広さに驚きました。
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