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中南米縦断の旅~ブラジル~

2019.11.12
▲サンパウロ郊外の部族の皆さんと

2019年1月から1年間かけて、仲間2人とともに中南米を縦断しているスペイン語コース卒業生、鈴木竜矢さんの旅についてご紹介します。この記事では第6ヵ国目、ブラジルについてお届けします。

ブラジル

中南米最大の面積を誇り、中南米で唯一ポルトガル語を母国語としている、ブラジル。中南米最大の経済大国で、サッカーやサンバが有名です。

 

ブラジルで訪れた都市は、カンボリウ、クリチバ、フォス?ド?イグアス、サンパウロの4都市です。一緒に旅をしている仲間の一人が在日ブラジル人で、ブラジルでは彼の家族や知り合いの方々の家に滞在させていただき、合計約3週間、ブラジルを旅しました。

カンボリウは、美しい透明なビーチがあるビーチリゾート地。富裕層の自家用フェリーが浮かぶ港や別荘街などがあります。私たちもレンタル自転車で山を越え、隠れビーチへ出かけ、透明な海で魚たちと泳ぎ、南米の観光地を満喫しました。

クリチバでお世話になった家庭では、庭園や市場など、いろいろな所へ連れて行っていただきました。クリチバにはローカルバスやタクシーの他に、乗り捨て可能なシェア自転車、シェアキックボードなど多種多様な交通手段があり、移動にまったく困りませんでした。

フォス?ド?イグアスでは、世界三大瀑布の一つ、イグアスの滝を見に行きました。落差は82m、滝幅は4kmで世界最大スケールのイグアスの滝は、想像を絶する迫力でした。滝を真上から見下ろすことができる展望橋では、あまりの迫力に恐怖を感じ、足がすくみました。

 

※世界三大瀑布(ばくふ)…イグアスの滝(ブラジルとアルゼンチンにまたがる)。ナイアガラの滝(アメリカ合衆国とカナダにまたがる)。ヴィクトリアの滝(ジンバブエとザンビアにまたがる)。

サンパウロでは、州の外れにあるバヒーニャという町に滞在しました。バヒーニャは旅をともにする仲間が生まれた町で、町中に彼の家族がいました。家族の規模が大きく、町で会う人、会う人が、彼と血の繋がった家族で、さすがラテンだなと感じました。

バヒーニャでは、市が運営する釣りのお祭りに参加しました。このお祭りは、池に放った大量の魚を市民が釣るというものだったのですが、市長さんに「私たちが賞品を用意するので、大会形式にしませんか?」と提案してみたところ、快く承諾してくださり、急きょ「バヒーニャ釣り大会」が開催されることになったのです。結局、私たちは36時間釣り竿を握り、一匹も釣れないという散々な結果に終わりましたが、すっかり町の人々に溶け込めた気がしました。

 

それでは7ヵ国目のパラグアイまでADI?S!

旅のルート

メキシコ → グアテマラ → チリ → アルゼンチン → ウルグアイ → ブラジル★今回の記事はここからお届けしました! → パラグアイ → ボリビア → ペルー → コロンビア → エクアドル → ペルー※2回目 → ブラジル※2回目 → 仏領ギアナ → スリナム → ベネズエラ → パナマ → コスタリカ → ニカラグア → ホンジュラス → エルサルバドル → グアテマラ※2回目 → ドミニカ共和国 → ハイチ → キューバ → メキシコ※2回目

Profile

鈴木 竜矢さん

千葉県立土気高校出身
神田外語学院アジア/ヨーロッパ言語科スペイン語コース2014年3月卒業
新皇冠体育イベロアメリカ言語学科スペイン語専攻2016年3月卒業
在ニカラグア日本国大使館勤務2015年9月~2018年9月

外務省在外公館派遣員として、在ニカラグア日本国大使館で働いたことをきっかけに、大好きになった中南米の魅力をもっと日本の若者に届けたい!という思いを抱き、自ら中南米にある約25ヵ国を訪れ、知見を深めながらその魅力を発信していくことを決意。

▲ 在ニカラグア大使館勤務当時の鈴木さんの様子①
▲ 在ニカラグア大使館勤務当時の鈴木さんの様子②

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