第7回「高校生東南アジア小論文コンテスト」の入賞者が決まり、2023年10月22日、表彰式がオンラインで開催されました。
表彰式では、来賓の方々の祝辞に続きコンテストに課題を提供してくれた現地在勤の新皇冠体育卒業生より応募作品に対するコメント及び課題に関係する現地の実情が語られました。最優秀賞1名、優秀賞2名、入賞27名の入賞者が発表され、それぞれの作品に対して審査委員長の宮内孝久学長から、賞賛の言葉が贈られました。又、それぞれの部門の審査を担当された先生方からも講評がありました。全国の高校生を対象とした本コンテストは、世界的な共通課題である SDGsに関連して、それぞれの地域の社会問題に関する現地リポートが提示され、「インドネシア部門」「ベトナム部門」「タイ部門」の各部門において1,000~1,200字の小論文にまとめるものです。
第7回となった今年度は、9月8日(消印有効)に締め切られ、3部門合わせて海外からの作品を含めて1,431作品の応募がありました。
最優秀賞には、ベトナム部門にエントリーされた、平野愛結さん(茨城県立並木中等教育学校5年)の作品が選ばれました。そして、優秀賞に選ばれた2作品は、タイ部門の髙馬捺愛さん(兵庫県立加古川東高校2年)、インドネシア部門の鈴木沙都さん(山形県山形東高校2年)から寄せられた作品が選出されました。各部門9作品ずつ、計27の入選作品と合わせ、30作品が入賞を果たしました。
高等学校で探究の授業が行われている事もあり、多くの作品がオンライン情報だけでなく、関係の論文や書籍などにもあたって例年に増して充実した作品が集まりました。
(「高校生東南アジア小論文コンテスト」事務局)