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グランドスタッフになるなら専門学校?大学?進路の選び方を解説

グランドスタッフ 専門学校

グランドスタッフに憧れているけれど、大学と専門学校のどちらに進学するべき?

空港のグランドスタッフを目指すにあたって、進路をどうすればいいか迷っていませんか?「そもそも学歴って必要なの?」と考える方もいると思います。

実際のところ、学歴は全く関係ありません。高卒では不可能ですが、専門学校卒でも大学卒でもグランドスタッフになれます。学校によって学べる内容や学費など特徴は様々ですが、グランドスタッフを目指す場合は専門学校が総合的におすすめです。

この記事では、日本航空(JAL)の客室訓練部教官としてのキャリアを持ち、神田外語学院国際エアライン科で多くの学生を航空業界に送り出している太田京子先生のお話を基にして、

  • グランドスタッフになるまでの流れ
  • グランドスタッフを目指すうえで大学と比較した場合の専門学校の利点は何なのか
  • 数多くの専門学校の中で、どんな学校がおすすめなのか

を解説していきます。最後まで読めば、自分に合った専門学校を探すことができるようになるでしょう。

記事監修 太田京子先生
太田京子先生神田外語学院 国際エアライン科コーディネーター。JAL客室乗務員として国際線に18年間乗務。客室訓練部教官、機内アナウンスインストラクターとしての指導経験を持つ。

1章.グランドスタッフになるまでの流れ

まずは、高校卒業からグランドスタッフになるまでの流れを説明します。

グランドスタッフになるまでの一般的なルート

グランドスタッフになるには、専門学校または高等専門学校、短期大学、大学を卒業し、ハンドリング会社に就職します。日系企業では高卒者の採用はしていません

「ハンドリング会社」とは?

聞きなれない言葉ですが、旅客の取り扱いなどを専門的に行う会社のことです。グランドスタッフは日本航空(JAL)や全日本空輸(ANA)などの航空会社に勤めているわけではなく、この「ハンドリング会社」に所属しています。

国内の「ハンドリング会社」としては、以下のようなものがあります。

ハンドリング会社の一例

詳しくはこちらの記事をご覧ください。
グランドスタッフになるには?学歴?資格?英語力は必要?詳しく解説

2章.専門学校と大学、グランドスタッフになるにはどちらがよいのか

グランドスタッフを目指すなら専門学校と大学のどちらがよいのか、要素別にまとめました。比較用に短期大学も含めています。

大学?専門学校 要素別まとめ

要素によって一長一短と言えますが、総合的には航空系の専門学校をおすすめします。以下で詳しく解説していきます。

学費

◆大学の場合
国公立か私立かで大きく異なります。私立大学の場合は経済的負担が400万円前後と最も大きくなってしまいます。

◆短大?航空系専門学校の場合
学校によって幅がありますが、2年間で200~300万円台が目安です。

学べる内容

大学の講義と専門学校の授業◆大学?短大の場合
大学や短大で受ける講義の多くは、各自の専攻科目に関するものです。1?2年次では一般教養と呼ばれる専攻科目以外の講義も受けることができますが、航空業界(グランドスタッフ)に関する講義はほとんどありません

ちなみに、学内に「エアライン演習室」を持つ関西外国語大学や、航空業界のマネジメントに関する専攻を設置する桜美林大学など、航空業界に強い大学もわずかですが存在します。ただ、航空系の授業は受講希望者が多く、競争率は高いようです。

また、当ブログを運営する神田外語学院の姉妹校?新皇冠体育のように、就職活動を支援するキャリア教育センターに航空業界を専門とするスタッフが在籍している大学もあります。

(参考)

◆航空系専門学校の場合
航空業界に関する授業が大半を占めます。また、実用的な語学を合わせて学ぶことができる学校もあります。

航空業界出身の教員の数

航空業界出身の教員からは現場の経験を踏まえた指導を受けられます。その数が多ければ多いほど、就職活動などで有利です。大学や短大ではそうした教員は多くありませんが、航空系専門学校では教員の多くが航空業界出身です。

航空業界を目指す仲間の数

大学や短大の場合、周りの学生が目指す夢は多種多様です。一方、航空系専門学校にはもちろん航空業界を目指す仲間が集まります。同じ夢や目標を持った仲間の存在は心の支えになります。

就職までの年数

修業年限は大学が4年、短大?専門学校が2年です。早く仕事を始めたい場合は短大?専門学校が有利です。因みに、就職活動の期間は1年次の冬頃~2年次の夏頃(大学の場合は3年次冬~4年次夏頃)です。

初任給

基本給は会社によりますが月17~19万円ほどで、大卒でも専門?短大卒でも差がほとんどありません。短大?専門卒は2年早く就職できる分、大卒に比べて収入が数百万円分多くなります。

航空系の専門学校は数多くありますが、できることならその中でも有利な学校を選びたいですよね。3章では、グランドスタッフを目指すうえでの専門学校の選び方を紹介します。

3章.グランドスタッフ志望者のための専門学校の選び方

ポイントはこの3点です。

グランドスタッフ志望者のための専門学校の選び方

ポイント1. 就職実績が豊富な学校

就職実績が豊富な学校は有利です。

理由:卒業生の就活記録や経験談を参考にできるから
神田外語学院国際エアライン科卒業生のグランドスタッフとの座談会の様子▲神田外語学院国際エアライン科卒業生のグランドスタッフとの座談会の様子

実績が豊富な学校では、過去にグランドスタッフとして採用された先輩が残した就職活動記録を参考にできます。実績が多ければ多いほど蓄積された記録も増え、より多くの情報を手にすることができるでしょう。また、卒業生が母校に来て後輩に向けた講演などをしてくれることもあります。

ポイント2.人間力を高められる学校

就職活動の土台となる「人間力」を磨くカリキュラムがあるかどうかも重要なポイントです。

太田先生
太田先生

「人間力」とは、リーダーシップ、想像力、傾聴力、ウィット(機転)、などいろいろな要素を総合したものです。

理由:会社が採用の際に重視しているのは「人間力」だから

採用試験は面接試験が主で、ホスピタリティ業界に必要な考え方や感性(=人間力)が問われます。また、人間力は、その人の言葉遣いや立ち居振る舞いにも表れるため、面接官はそうした部分も見極めています。一方、業務の実技試験をすることは基本的にありません。仕事の実技演習をすることも将来的には役立ちますが、学生のうちは就職活動に向けて基本的な人間力を磨いた方がよいでしょう。

学校のホームページなどを見て、そうした力を磨ける授業が行われているか調べてみましょう。
(例)接遇力講座、社会人基礎力講座、日本語講座

ポイント3. 英語教育にも力を入れている学校

航空業界に関する知識や人間力だけでなく、英語力も確実に身につけることが必要です。

理由:グランドスタッフには英語力が不可欠だから

グランドスタッフには一般的に「英検2級またはTOEIC?550点程度の英語力」という応募条件があります。さらに、空港業務では、外国籍のお客様相手に臨機応変な対応ができる会話力が必要となるため、試験のスコアだけでは測れないような幅の広い英語力を求められます。TOEIC?だけでなく、実用的な会話力も鍛えられるカリキュラムがあればなおよいでしょう。

各社グランドスタッフ募集要項などの英語力に関する記述

グランドスタッフに必要な英語力について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
グランドスタッフに必要な英語力とは?勉強法や空港放送の例文も紹介

以上の3つのポイントを踏まえておすすめするのが、当ブログを運営する神田外語学院の国際エアライン科です。

4章.おすすめは神田外語学院国際エアライン科

神田外語学院の国際エアライン科は、3章で紹介したおすすめポイントを全て満たしています。

1.毎年約30名の内定実績

大手航空会社系を含め、毎年約30名のグランドスタッフ内定者を輩出しています。なお、2020年3月卒業生の就職内定先企業は以下の通りです。

国際エアライン科2020年3月卒予定者

卒業生のインタビューをご覧いただけます

国際エアライン科 2014年3月卒業
ANA成田エアポートサービス 安藤 美紀さん

2.人間性を磨く授業

教員の多くはJALやANAなどの大手航空会社の元客室乗務員で、就職活動の土台となる人間力を向上させるためのカリキュラムを組んでいます。その一部を紹介します。

「イメージコンサルティング」
1年次は、表情や所作、身だしなみなどの外面について、周囲に好印象を与えるように磨いていきます。2年次にはマナー?プロトコールの資格取得を通じて、国際人としてより深みのある人間に成長していくことを目指します。

「時事研究」
広い視野を持ち、社会の関心を高めることにより社会で円滑なコミュニケーションを取れるようになることを目的としています。毎回、時事問題に関するプレゼンテーションを行います。

「美しい日本語講座」
接客の最前線に立つキャビンアテンダントには、英語力以上に日本語力が重要です。高い人間力を表現するための日本語は、一朝一夕に身につけられるものではありません。仕事現場では「お客様に信頼される美しい日本語」も求められているため、授業では日本語検定の取得を目指すほか、合格するエントリーシートの作成トレーニングも行っています。

また、就職活動を支援するキャリア教育センターにも、業界ごとに専門の先生が在籍しており、学生一人ひとりと向き合って指導を行っています。

神田外語学院 キャビンアテンダントコース

▲国際エアライン科の授業の様子

3.語学専門学校ならではのカリキュラムで確実に英語力を鍛えられる

創立60余年の神田外語学院では、常に時代を見据えた英語教育を行っています。グランドスタッフの応募基準となるTOEIC?対策はもちろん、就職後にも必ず役立つ実用的な英語力強化を図ります。

■応募基準を確実にクリアするTOEIC?対策授業
TOEIC ?対策の授業が週2コマあり、習熟度に合わせたクラス編成で着実なスコアアップを目指すことができます。

神田外語学院2年生のTOEIC ?平均点は611点(2023年3月卒業生実績)。グランドスタッフ応募基準の目安である550点を上回っています。在学中にスコアを300点以上伸ばした学生は324人(同)で、今は英語が苦手でも努力次第で間違いなく結果が出ます。

■必修共通科目の国際コミュニケーション英語(EIC)で、業務で特に必要な「会話力」を強化
本当に英語力が試される場面は就職してから訪れます。国内線では英語を話す機会はそれほど多くはありませんが、国際線では会話力が特に重要です。

EICでは、1コマ90分×毎週5コマ、外国人教員から英語で英語を教わります。授業は20名以下の習熟度別少人数クラス。日本語禁止という環境で、活きた英会話力を身につけることができます。

※EICについて詳しくはこちら

※グランドスタッフに必要な英語力についてはこちらの記事をご覧ください。
グランドスタッフに必要な英語力とは?勉強法や空港放送の例文も紹介

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?神田外語学院の教育の特長について以下の記事もご覧ください!

 

【就職内定率95%以上】最後まで責任を持つ!徹底的にこだわり抜いた神田外語学院の教育姿勢とは

5章.まとめ

この記事の内容をまとめます。

◆グランドスタッフになるには、専門?短大卒以上の学歴でハンドリング会社に入社する
◆大学、短大、専門学校それぞれ利点?懸念点はあるが、グランドスタッフを目指す場合は航空系専門学校がおすすめ
◆多くの専門学校の中からおすすめの学校を見極めるポイントは3点

    • 就職実績が豊富な学校
    • 人間力を磨ける学校
    • 英語教育にも力を入れている学校

◆特におすすめは神田外語学院国際エアライン科

この記事を参考に、自分に合った学校を見つけてグランドスタッフの夢を実現させてください。

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カリキュラム詳細、先輩の声、学費などをこの一冊に総まとめ!

  • 学校で具体的には
    どんな授業を学ぶの?
  • 実際に学んでいる
    先輩の姿はどんな感じ?
  • 学費は
    どれくらいかかる?

学校選びをしていると色々気になりますよね。

神田外語学院ではそんな気になる情報をすべて1冊の入学案内書にまとめています。

学校を選ぶということは、ここから数年の自分の人生を決めるということ。重要な選択になるので、迷いなく進路を選択するためにも、情報をしっかり集めておきたいところです。

■学科別に受講する授業を細かく解説
■先輩インタビュー 進路選択のリアルストーリー
■海外?国内の研修/インターンシップ紹介
■就職?大学編入学の実績新皇冠体育
■学費詳細/奨学金とローン案内/入試概要

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など、この一冊だけで神田外語学院のことが簡単に理解できます。
また理想の就職や大学編入学を実現した先輩たちのストーリーを読むだけでも進路選択の参考になると思いますので、ぜひ読んでみてください。

【学校雰囲気?先輩の生の声?カリキュラムなど丸わかり!】
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