タイ語専攻

今後の成長が見込まれるタイで、ビジネスができるレベルの語学力を養う。

タイを含むASEAN(東南アジア諸国連合)の10カ国は、2015年末にAEC(ASEAN経済共同体)を発足させ、経済面においての一体化をさらに進めています。これにより、特に経済発展が加速するタイには海外企業の進出がさらに増え、世界的にタイにおけるビジネスの重要性はより増していくでしょう。タイ語を学ぶ人には、こうした世界と東南アジアの関係性を踏まえ、広い視野でタイ語やタイ社会について学んでほしいのです。

  • 読み書きが難しい言語

    タイ語は欧米語とは異なる書記体系を持つため、日常会話は簡単ですが、読み書きは難しい言語です。しかし、タイ語の新聞や本を読み、毎日少しずつでもタイ語にふれることで、卒業研究に取り組むための文献講読も可能になります。難易度の高い言語を努力して習得する経験により、社会に出て役立つ判断力や問題解決力が身につくでしょう。

  • 背景を知ることの重要性

    言語習得では、その言語の裏にある背景を知ることがとても重要です。タイ人はおおらかで話し好きな半面、思ったことをストレートに主張します。そうしたタイ人の気質やその背景にある文化?歴史を知らなければ、タイ語をより深く理解することは難しいでしょう。タイ語の習得と異文化教養を深めることで、将来、日本とタイの懸け橋として活躍することが、大いに期待されているのです。


  • ほとんどの学生が、入学してからタイ語の学習をスタートします。最初はタイのことをよく知らなくても、学んでいくうちに興味をもち、どんどん好きになる学生がたくさんいます。

  • 確かに課題は多いですが、学生は上手に時間を使いながら部活やサークル活動にも励んでいます。

  • タイ語専攻は、英語も同じ比重で学ぶダブルメジャーの専攻です。SALCやMULCなどの学習施設を利用しながら、両方の語学力を養うことができます。

  • クラスの半数程度の人がタイに長期留学します。また、ほとんどの学生が長期休暇中に実施される3週間の海外短期研修に参加しています。

  • 読み書きや文法の授業は日本語です。その他、専門科目である学科?専攻指定研究科目は日本語で行われるものが多数あります。

  • 必ずしもタイに関係するというわけではありませんが、やはり英語のほかにもう1言語話せるということは有利になるようです。通訳や警察官など、タイ語能力を必要とする職種での採用も増えています。

学部学科?大学院