英語と子どもが好きで、児童英語教師について興味がある方は、このような疑問を持つこともありますよね。
実は児童英語教師になるには、特別な資格は必要ありません。
資格がなくても民間企業に就職すれば、児童英語教師として働くことができます。
児童英語教師は、子どもの成長に関わることができ、子どもとともに自分自身も一緒に成長できる非常に魅力的な職業です。同時に子どもが初めて英語を学ぶ先生としての大きな責任もあります。
そのため、英語力だけでなく、子どもに英語を教える確かな指導力が欠かせません。
そこで今回は、幼稚園教諭を経て、神田外語キッズクラブ講師としても働いている神田外語学院 児童英語教育科の関先生のお話を基に
?児童英語教師になるために必要な学歴
?児童英語教師に求められる資格
?児童英語教師に求められる資質、スキル?
などを解説していきます。
ぜひ、こちらの記事を読んで児童英語教師になる夢を叶えるために役立ててください!
児童英語教師とはどのような仕事なの?
一般的に0歳から小学校6年生までの子どもに英語を教える仕事です。2020年に英語が小学5、6年生の正式な教科になるにあたって、注目されている職業です。
神田外語キッズクラブとは?
新皇冠体育が運営している0歳~小学生を対象にした子ども英語教室です。現在、東京、千葉、埼玉、神奈川エリアを中心に12教室あります。
神田外語キッズクラブ
中学校?高校の英語教員を目指す方は、こちらの記事を参照してください。
?英語教師になるには?採用試験の内容?倍率、必要な免許や資質を解説
目次
1.児童英語教師になるためのルートとは
まずは、高校卒業後から児童英語教師になるまでの一般的な流れを説明します。
1-1.最低でも専門学校卒か短大卒は求められる
児童英語教師は基本的に高卒では応募できません。
専門学校、高等専門学校、短期大学、大学以上の学歴が必要になります。また、学部や学科、専攻の指定はありません。文系?理系問わず、どの学部でも応募が可能です。
高校生の方はまずは進学することを考えましょう。
1-2.児童英語教師としての4つの働き方
上級学校を卒業した後の就職先として、以下の4つの働き方が挙げられます。
(1)英会話スクール(2)英語保育所(3)小学校英語指導者に関しては、冒頭で述べた通り、特別な資格は必要ありません。
※ただし、2の英語保育所などに関しては保育士資格が必要になる場合があります。無資格で採用して、就職後に資格取得を支援する会社もあります。
(4)教員に関しては、大学に進学し、教員免許を取得し、教員採用試験に合格する必要があります。
児童英語教師というと、時間給で働くというイメージがありましたが、近年、特に民間のスクールでは、正社員で良い人材を雇おうとする企業が増えてきています。ただし、公立小学校などの英語指導員は、パートとして採用する自治体が多いのが実情です。
ここまでの話で高校卒業後から児童英語教師になるまでの流れがご理解いただけたかと思います。
では、児童英語教師になるには具体的にどのような進路選択をすれば良いのでしょうか。
次章では、児童英語教師になるための進路選択について解説していきます。
2.児童英語教師になるための進路選択とは
上級学校を卒業した後の働き方によって、高校を卒業した後の進路選択は変わってきます。
1、2の英会話スクールや英語保育所のように子どもに英語を教えることに注力したいなら、「実用的な英語」と「子どもへの指導法」を学べる学校がオススメです。
3、4のように小学校英語指導者や幼稚園?小学校教員を目指すのであれば、短期大学や大学に進学することをオススメします。
詳しい理由を以下で解説していきます。
2-1.児童英語教師を目指すなら「実用的な英語」と「子どもへの指導法」を学べる学校がオススメ
「他の教科ではなく、英語を集中して子どもに教えたい」
「子どもに英語を教えるのに特化した指導法を身に付けたい」
というような場合は、「実用的な英語」と「子どもへの指導法」を学べる学校に進学するのが良いでしょう。
その理由は、児童英語教師には片方だけでなく、その両方の専門スキルが求められるからです。
「実用的な英語」と「子どもへの指導法」を学べることを満たしているのであれば、専門学校や短期大学、大学などの中でどこに進学しても問題ありません。
それぞれ詳しく解説していきます。
(1)実用的な英語
子どもに教えるためというのはもちろん、一緒に働くメンバーとコミュニケーションを円滑に進めるために必要です。
例えば、英会話スクールでは、外国人教師が在籍している場合も多く、英語で会話や会議が行われます。そのため、後述しますが、各社の募集要項にも日常英会話ができる人といった記述があります。
(2)子どもへの指導法
子どもの特性を知り、子どもならではの指導法を知る必要があります。
子どもだからといって、ただ「楽しい」だけの英語遊びでは、英語学習の意味がありません。
例えば、子ども達に英語を使ったひとつのゲームを行わせる場合も、そのゲームを使って子ども達に何を学ばせるかという目的を理解している必要があります。
そして、子どもたちの言語能力を引き出し、育てるためには、その発達段階に応じた適切な「指導法」が必要です。
どこに進学しても問題はないと伝えましたが、全国的に見ても上記を満たしている学校は少ないです。
そこで今回、リクルート社の進学サイトで、児童英語教師を目指せる学校という条件で検索し、英語教育と指導法を明確にPRしている学校を以下に抜粋しますので参考にしてみて下さい。
■大学
?江戸川大学 こどもコミュニケーション学科(千葉)
?大阪成蹊大学 教育学部 教育学科(大阪)
?広島女学院大学 児童英語教育学科(広島)
?環太平洋大学 こども発達学科(岡山)
?梅光学院大学 子ども未来学科(山口)
?鹿児島純心女子大学 人間教育学部 教育?心理学科(鹿児島)
■専門学校
?神田外語学院 こども英語教師養成科(東京)
?日本外国語専門学校 総合英語科 児童英語専攻(東京)
?名古屋外語?ホテル?ブライダル専門学校(愛知)
?ECC国際外語専門学校 こども教育コース(4年制)(大阪)
2-2.保育士、幼稚園?小学校の教員を目指すなら大学?短期大学への進学がオススメ
保育士、幼稚園?小学校の教員を目指すなら、大学?短期大学で、保育士資格、教員免許を取得しましょう。
卒業後は、保育士、幼稚園?小学校の教員として働き、英語を教えることが可能です。
?また、小学校英語指導者についても、教員免許を持っていると採用される可能性が高くなるため、教員免許の取得をオススメします。
大学卒であれば、選択肢が広がり、より自分に合った働き方を選ぶことが可能になるでしょう。
しかし、短期大学の場合は、卒業後すぐに英語教師になる人は少ない傾向にあります。
それは、短い2年間という間で教員免許を取得するため、単位取得に忙しく、英語力が磨きにくい、英語指導法を学ぶ機会が少ないといった理由があるからです。
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実際に就職した後は、自信を持って子どもに英語を教えたい方が多いと思います。そのような方は、英語や教育系の資格を取得することをオススメします。
次章では、児童英語教師に求められる資格について解説していきます。
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3.児童英語教師に求められる資格とは
前述の通り、児童英語教師になるには、特別な資格は必要ありません。
ただし、以下の2つの資格があると採用の際に有利になったり、子どもに自信を持って指導できたりします。
(1)英語系の資格
(2)教育系の資格
それぞれ詳しく解説していきます。
3-1.英語力の証として英語系の資格を取得することはオススメ
3-1-1.TOEIC?600-700点、または英検2級から準1級程度の英語力が目安
児童に英語を教える上では、英語力が欠かせません。
その目安は、「TOEIC?600-700点、または英検2級から準1級程度」です。
新卒採用では、会社によって求める人材はさまざまなため、このように明確な基準はありません。ただし、採用選考の過程で英語力をチェックする会社も多いため、TOEIC?600-700点程度の英語力があると良いでしょう。
以下は、各社の募集要項の英語力に関する内容を新皇冠体育にしたものです。
安心して採用選考に臨めるように、試験までにしっかり勉強しておきましょう。
TOEICの勉強法について、詳しくは以下の記事を参考にしてみて下さい。
最近では、幼保英検も注目されている
幼保英検とは、乳幼児の保育に必要な英語力を身に付けることを目的としています。園内教育?保育及び保護者との日常会話から連絡?交流などの内容を入門から専門レベルまで5段階に分けて学べます。
3-2.教育系の資格があると就職の際に有利になる場合もある
特別な資格は必要ありませんが、児童英語教師として就職の際にアピールできる資格を4つ紹介します。
※教員ではなく児童英語教師になりたい人対象になります。
以下の表をご覧ください。
教員免許や保育士資格は、持っているともちろん就職活動に有利になります。また前述の通り、保育士、幼稚園?小学校の教員になりたい人や進路に悩んでいる人は、就職先の選択肢を広げるために取得しても良いでしょう。
しかし、あくまで「児童英語教師」になることを目的にするなら、「J-SHINE資格」「TECSOL」を取得することをオススメします。
それぞれ詳しく解説していきます。
3-2-1.J-SHINE資格(小学校英語指導者資格)
J-SHINE(小学校英語指導者認定協議会)が認定を行っている指導者資格です。
日本の小学校で行う児童英語教育に必要な知識や技能を十分に持った指導者であることを証明する資格です。
ただ単に、子どもに英語を教えるのではなく、わかりやすく楽しみながら英語を教えるスキルとコミュニケーション能力を身に付けることができます。
■資格取得のメリット
?民間の英会話スクールや英語学童などで教師として採用されやすい。
J-SHINE資格を持っていると子どもに英語を教えるための専門知識と指導力を備えていることを十分にアピールできます。
?小学校での採用の際に協議会から採用の支援がある。
J-SHINEのHP上に小学校英語指導者の情報が公開されます。資格取得者は、優秀な指導者として情報が公開されるうえ、全国の小学校に採用への採用支援があり、採用される可能性が高まります。
※民間の英会話スクールや英語塾等への紹介は行われてません。
?(後述されていますが)登録団体によっては通学講座があり、実技練習から実践的な力が身に付く。
通学講座の場合は、座学だけでなく実技練習も行うことができます。実際に人前に立って歌やチャンツ※、アクティビティの実演を何度も行うことで、実践力が身に付きます。
※チャンツとは、英語の文章を一定のリズムに乗せて歌ったものです。
■取得の流れ
J-SHINEの認定を受けた登録団体が主催する「指導者養成講座」を修了し、その団体から推薦を受け、願書を出願することが必要です。
出願には、以下の基準を満たしている必要があります。
?英語力の目安として、英語で授業が行えること
なお、新規で申請が可能な資格は下記の3つです。
指導時間が50時間未満の場合は、小学校英語準認定指導者資格を取得できます。
50時間以上の場合は、小学校英語指導者資格。さらに英語力が高く「CEFR B2」レベルを超えている場合は、小学校英語指導者資格プラスが取得できます。
■費用
資格を取得するためには、各登録団体で「児童英語講師養成講座」に申し込む必要があります。
代表的な取得方法としては「通学型」と「通信講座型」があり、それぞれ費用に違いがあります。
◆通学の場合
受講する会社によっても違いますが、約20~40万円程度が目安です。
◆通信講座の場合
受講する会社によっても違いますが、約12~15万円程度が目安です。
■こんな人にオススメ
?小学校での英語指導者を目指している人(※教員ではない)
?英会話スクールなどへの就職の際に採用を有利に進めたい人
詳しくは、J-SHINE(小学校英語指導者認定協議会)の公式ホームページをご覧ください。
J-SHINE(小学校英語指導者認定協議会)
3-2-2.TECSOL
TECSOLは、各教育機関(語学学校など)が認定を行っている指導者資格です。
第二言語として英語を学ぶ子どもに英語を教えるための教授法を学びます。
■資格取得のメリット
?民間の英会話スクールや英語学童などで教師として採用されやすい。
TECSOLを持っていると英語で英語を教える指導力があることをアピールできます。
■取得の流れ
オーストラリアやニュージーランド、カナダなど海外の語学学校で、全てのカリキュラムを修了した人に資格が与えられます。
語学学校での授業を4~6週間程度の期間受講し、卒業試験に合格すると資格取得になります。
※受講の際に英語力の条件がある場合があります。申し込みを考えている語学学校の受講条件を確認しましょう。
■費用
留学先によって変わりますが、授業料+教材費で約30万円前後が目安です。
加えて渡航費や寮?ホームステイなど現地での滞在費、食費などもかかります。
■こんな人にオススメ
?第二言語として英語を学ぶ子ども向けに英語教育をしたい人
?語学留学がしたい人
TECSOLを取得できる代表的な語学学校はこちら!
Australian Pacific College(APC)
■教員免許
幼稚園、小学校、中学校、高等学校の教員は、学校の種類ごとの教員免許状が必要です。教員免許状がなければ、日本の学校で教壇に立ち、授業を行うことはできません。
※正確には、公立学校の場合、教員免許状を取得し都道府県や政令指定都市の教育委員会が実施する教員採用試験に合格し採用される必要があります。
?資格取得のメリット
教員としての知識や技能があると判断され、採用されやすい
教員免許について詳しくは、文部科学省のホームぺージをご覧ください。
文部科学省 教員の免許、採用、人事、研修等
■保育士資格
保育所など児童福祉施設において子どもの保育を行うことができる資格で、日本の国家資格の一つです。
?資格取得のメリット
保育士としての知識や技能があると判断され、採用されやすい。
保育士資格について、詳しくはこちらをご覧ください。
一般社団法人 全国保育士養成協議会
いずれの資格がなくても就職することは可能ですが、心強い味方なのは事実です。
しかし、それよりも実際に業務を行う中では、自身が培ってきた資質?スキルが重要です。
次章では、神田外語学院 児童英語教育科の関先生のお話を交えながら、児童英語教師に求められる資格?スキルについて解説していきます。
4.児童英語教師に求められる資質?スキルとは
?児童英語教師に求められる資質?スキルは、以下の4つです。
(1)英語が好き!子どもが好き!という気持ち
(2)適切な指導力と教育プランを考える力
(3)コミュニケーション能力
(4)英語力
それぞれ詳しく解説していきます。
4-1.英語が好き!子どもが好き!という気持ち
子どもに英語を教える上で大切なことは、子どもが先生の愛情を感じさせながら、安心した環境で、楽しく英語に触れさせてあげることです。
そんな環境を提供するには、英語が好き!子どもが好き!という気持ちを先生が持ち、子どもたちと関わることが不可欠です。
4-2.適切な指導力と教育プランを考える力
子どもの英語力を伸ばすには、児童英語教師としての指導力と教育プランを考える力が必要です。
子どもの発達年齢に応じた特徴を知り、それぞれに合った指導法を身に付け、教育プランを組み立てることで、効果的なレッスンを行うことができます。
4-3.コミュニケーション能力
児童英語教師は、子どもだけを相手にする仕事というイメージがありますが、実は、保護者や小学校?幼稚園の先生方、同僚の先生方など、たくさんの大人と接する機会があります。
その場の状況に応じて対応できる社会人基礎力、そして高いコミュニケーション能力が必要になります。
4-4.英語力
英会話教室などでは、TOEIC600~700点程度の英語力が必要ですが、あくまでも目安です。というのも、外国人教師と一緒に働くことが多いため、英語でのコミュニケーションが出来れば問題ありません。
やる気、子どもとの接し方、指導力、コミュニケーション能力など、企業によって重要視する資質は変わり、英語力が足りなくても採用されることもあります。
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5.児童英語教師を目指すなら神田外語学院 こども英語教師養成科がオススメ
児童英語教師を目指すなら神田外語学院 こども英語教師養成科がオススメです。
こども英語教師養成科では、自身の英語力の向上はもちろん、日々の授業や実習を通じて教師としての指導力や人間力を育てていきます。カリキュラムの中で「J-SHINE資格」も取得でき、2年間で児童英語教師を目指せます。
また、編入学制度を利用することで、神田外語学院で英語力を伸ばしてから、大学に編入学して教員免許を取得することができます。
つまり、英語が得意な「英語を教えられる幼稚園?小学校の先生」を目指せます。
5-1.共通英語科目と児童英語専門科目で仕事に必要な英語力を強化
1年次から毎週1コマ90分×9コマ(=13.5時間)の英語必修科目で総合的な英語力の強化を図ります。児童英語専門科目でも、発音やStorytelling(英語絵本の読み聞かせ)など、児童英語教師として必要な英語力を身につけます。
■外国人教員から英語で英語を学ぶ
必修科目の国際コミュニケーション英語(EIC)では週5回、外国人教員から英語で英語を教わることで、「聞く」「話す」「読む」「書く」の英語4技能を強化します。
授業は20名以下の少人数習熟度別クラスで、日本語禁止という環境で行われています。授業以外の時間でも留学生と英語で会話ができるECL(English Conversation Lounge)などを活用することで、生きた英語を自分のものにすることができます。
EICについては以下のページで詳しく紹介しています。
共通科目 EIC(English for International Communication)
■英語基礎力を身に付ける「English Usage」
英語のアクティビティ、レッスンに必要なさまざまな英語表現などを学びながら、総合的な英語力(話す?聞く?読む?書く?語彙?文法)の向上を目指します。
5-2.教育現場のプロから子どもへの学習指導方法を学ぶ
教員の多くは、神田外語キッズクラブをはじめとした現場で児童英語教育に携わる現役のプロ。そんなプロの教員から児童英語教育のベースとなる子どもへの学習指導方法を学びます。
■外国人教員から英語で英語指導方法を学ぶ「Teaching Basics」
効果的な指導法を英語で学ぶことにより、教えるために必要な英語力?表現力の向上を図ります。児童英語教師としての指導力の基礎を固め、教育実習に役立てます。
■年齢に合った英語指導方法を学べる「児童英語指導法」
未就園児から小学校高学年を対象にした年齢別の教授法?指導法を学びます。
未就園児と小学校低学年向けには、歌?リズム?チャンツ※を中心とした実践的な指導法を身に付けます。小学校中学年?高学年向けには、学習指導要領に対応した活動や題材の選定の仕方を実践を通して学びます。
※チャンツとは、英語の文章を一定のリズムに乗せて歌ったものです。
5-3.充実した実習で実践力と人間力を磨く
2年次には、教育実習や教育演習を行います。自分たちで考案したレッスンプランや副教材をもとに、実際に幼稚園や小学校で実習を行います。
2年間で約20時間の教育実習や教室見学を行い、数多くの現場経験を積むことで実践力を養うと共に、子どもや先生方との関わりの中で自身の人間力も磨けます。
5-4.入学後に編入学に特化した専攻を選択できる
神田外語学院では、将来の目的に合わせた内容を学ぶため、2年次の1学期から2つの専攻に分かれます。
(1)児童英語教師専攻
(2)教員免許取得大学編入専攻(幼稚園?小学校)
(2)の場合は、大学編入学を目指し、神田外語学院で2年間、英語運用能力と児童英語教授法を身に付けた後、提携する聖徳大学(千葉県松戸市)の3年次へ編入学が可能です。
最短4年間で、幼稚園もしくは小学校教諭一種免許状を取得することができます。
具体的な編入学までのイメージがわきやすいように、以下では専門学校入学から、大学に編入するまでの流れを図にしています。参考にしてみてください。
編入学の大きなメリットは、神田外語学院で「児童英語教育」に特化した能力を身につけた上で聖徳大学に3年次編入学し、大学で2年間学ぶことで幼稚園?小学校教諭一種免許状が取得できることです。
※通常、教員免許状取得には大学で3年間以上かけて教職課程を履修する必要があります。
こども英語教師養成科 卒業生のインタビューをご覧いただけます。
Kids Duo(株式会社やる気スイッチグループ) 勤務
常盤 紗恵さん
児童英語教育科 2018年3月卒業
社会人の方向けに「J-SHINE資格」取得講座も開講しています!
社会人の方で、2年間も神田外語学院で学ぶ時間も余裕もないけれど、児童英語指導法を学びたいという方向けに、神田外語キッズクラブでは「児童英語講師養成講座」を開講しています。
通学型の講座で、週3回、合計3ヵ月間学ぶことで「J-SHINE資格」を取得できます。通信講座と違い、指導現場の見学機会があり実際にレッスンの様子を見ることで講座で習った内容を確認し、さらに理解を深めることができます。
神田外語キッズクラブの児童英語講師養成講座について詳しくはこちらをご覧ください。
?児童英語講師養成講座
◆児童英語教育科 卒業生インタビューはこちら
◆児童英語教育科のニュースはこちら
【特別授業】神田外語キッズクラブ外国人講師による異文化理解の授業を実施しました
ニューヨーク児童施設ボランティア研修「NY de Volunteer !」
\神田外語学院の“リアル”を体験!/
\2分で簡単!/
?神田外語学院の教育の特長について以下の記事もご覧ください!
6.まとめ
いかがでしたでしょうか。児童英語教師になるために必要なことが、お分かりいただけたかと思います。
最後に本記事で解説した内容をまとめるとポイントは以下の4つです。
(1)児童英語教師になるには、最低でも専門学校卒か短大卒は求められる?
(2)児童英語教師を目指すなら専門学校に進学することがオススメ
(3)英語と教育系の資格を取得しておけば、就職活動を有利に進められる
(4)児童英語教師には、以下の4つの資質?スキルが求められる
1、英語が好き!子どもが好き!という気持ち
2、適切な指導力と教育プランを考える力
3、コミュニケーション能力
4、英語力
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児童英語教師になるには、特別な資格は必要ありません。しかし、英語力や資格、スキルを身に付けていると、採用される可能性が上がることに加えて、就職後も仕事のクオリティが向上し、より仕事が楽しくなるのは間違いありません。
この記事を読んで児童英語教師になるための道筋を描き、夢を実現していただければと思います。