このような疑問を持っている人も多いはず。身近にホテルスタッフがいる人以外は、生の声を聞く機会はあまりないですよね。
ひとつ確かなことは、ホテルスタッフにはある程度の英語力が求められるということです。
さらに、ホテルは立地や資本によってスタッフに求められる英語力も違ってきます。
みなさん感じているかと思いますが、年々訪日外国人観光客が増えており、どのホテルでも英語を話す機会が増え、英語力があるホテルスタッフの需要が高まってきています。
そのため、ホテルは採用基準の中で英語力を重視するようになり、英語力の高い人が採用選考の際に有利になってきています。
ホテルスタッフを目指すなら、はやくからホテルの現状を理解し、必要な英語力を鍛えておくことが欠かせません。
そこでこの記事では、みなさんが目標に向かって準備ができるようにホテルのタイプ別に英語力がどれくらい必要か理解できるように解説していきます。実際に現場で使われている会話などもあわせて紹介します。
目次
1. ホテルスタッフに必要な英語力とは
前述の通り、ホテルスタッフには英語力が欠かせません。
最近、国際的なスポーツ大会などに向け、英語で対応できる人材を求めている傾向が高まっています。どこのホテルでも英語を話す機会が増え、英語力があるホテルスタッフが必要とされています。
特に、都心部、空港の近く、有名な観光地の近くにあるホテルは、多くの訪日外国人観光客が滞在するため、一定以上の英語力が求められることもあります。
では、どれくらいの英語力があれば良いのでしょうか?
今回は、ホテルのタイプ別にまとめてみました。
※ただし前提として現在は新皇冠体育の影響を受け、ホテル業界の採用状況は以前より厳しいものになっております。
1-1. ホテルのタイプによってスタッフに求められる英語力が違う
エリア?種類別 英語力新皇冠体育表(点数の目安はTOEIC?での参考値)
※△ → 英語力があれば、なお良し
● → 一定の英語力が必要
◎ → 高い英語力が求められる
★ → 非常に高い英語力が求められる
※参考:TOEIC?スコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表
この英語力新皇冠体育表は、ホテルの「エリア」と「種類」を掛け合わせた表になっています。
多くのホテルは「エリア」と「種類」によってホテルの雰囲気や客層などが大きく変わり、必要な英語力も違ってきます。
例えば、沖縄のビーチ沿いにあるホテルと東京駅の近くにあるホテルでは、泊まるお客様もホテルスタッフの雰囲気も違うのはご想像いただけるかと思います。
それでは、各グループ別に必要な英語力を解説していきます。
種類 | 説明 | 代表例 |
リゾートホテル | ビーチや山間部、高原などのリゾート地にあるレジャー目的で滞在するホテル | ■ホテル日航アリビア/ ヨミタンリゾート沖縄 ■ザ?リッツカールトン沖縄 |
アーバンリゾートホテル | 東京湾ベイエリアなど都市部にあってリゾートホテルの機能を持つホテル | ■横浜ロイヤルパークホテル ■シェラトン?グランデ?トーキョーベイ?ホテル |
シティホテル | 都市部にあるフルサービス型のホテル | ■帝国ホテル ■ヒルトン東京 |
1-2. 日系ホテルでは、英語力があれば採用過程において強みになる
多くの日系ホテルは、一般的に採用試験の際には英語力の基準はなく、入社後に磨いていけば良いと言われています。
実際にニューオータニホテルズの採用HPでは、英語の能力に関して以下のことが明記されています。
※ニューオータニホテルズ採用HP Q&Aから引用
このように採用の際は英語力の基準を設けていないホテルが多いです。
しかし、英語力が全く必要ないかというと、そういうわけではありません。今後日本で見る限り非常に高い確率で入社後に英語力が必要になってきます。
英語力がなくても採用はされる可能性はありますが、入社後の活躍も視野に入れてTOEIC?600点程度の英語力を磨く必要があるでしょう。
採用過程での英語力チェックについて
ホテルによっては、採用選考の過程で筆記試験や面接で英語力を確認することもあります。希望するホテルの採用選考の形式を調べ、対策を立てることをオススメします。
1-3. 日系ホテル宿泊部門や外資系ホテルではTOEIC?600点以上が求められる
日系ホテルの主に宿泊部門の場合
主にフロントなどの宿泊部門では、外国人のお客様と接する機会が増えるため、英語力が求められます。
例えば、帝国ホテルの採用HPでは、英語の能力に関して以下のことが明記されています。
このようにTOEIC?の点数などを参考に英語力をみられています。点数で表すと最低でもTOEIC?600点以上が目安といわれています。
例えば、英語力をはかる指標として選考の中で英語面接があるホテルもあります。英語面接といっても高度な会話を求められているわけではなく、簡単な自己紹介や志望理由などを聞かれることが多く、事前に対策をおこなっておけば十分対応可能です。
他にも入社後に英語のテストで合格点を取らないと希望する部門に配属されないケースもあります。実際に某大手日系ホテルでは、2019年4月入社の約30人中、英語のテストに合格し、宿泊部門に配属されたのが6名のみでした。宿泊部門の希望者の中には合格できず、それ以外の部門に配属になった例もあります。
日系ホテルでも、学歴で配属が決まるというよりも英語力で配属が決まるホテルは少なくありません。
英語力がなくても採用される可能性はありますが、配属される部署が限られてしまう場合があるので、宿泊部門などを希望する場合は英語力を磨いておくことをオススメします。
外資系ホテルの場合
外資系のホテルに関しては、外国人のスタッフや外国のお客様と接する機会が多いため、英語で面接をおこなったり、TOEIC?のスコアにおいて一定以上の点数を求めたりすることが多いです。
例えば、外資系ホテルである「ザ?リッツカールトン 東京」の中途採用募集要項の求めるスキル?経験には以下のように書かれています。
部署?ポジション | 職務内容 | 求めるスキル(英語力のみ抜粋) |
レストラン(サーバー) | レストランでのサーバー業務 | 英語力があれば尚可 |
レストランセールス | 電話?メールでの管内レストラン予約手配 | 要英語力 目安:TOEIC?700点以上 |
ここでは中途採用の募集要項を英語力の目安として載せています。
新卒採用者は、入社してすぐに求められるわけではありませんが、将来的に必要とされる可能性は高いです。入社してから英語力を磨く熱意と努力が必要となります。
「ザ?リッツカールトン 東京」中途採用募集要項 料飲部門
※募集要項の情報は執筆時(2019年6月時点)のものです。
TOEIC?600点は決して届かないスコアではないので安心してください!
例えば、TOEIC? Programを運営しているIIBC(一般社団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 / 以降IIBC)が公表している一般的な大学生のTOEIC?の平均点は、565点です。600点まで大きな差はありませんね。また、専門学校 神田外語学院の卒業生の平均点は627点となっており、上記の採用の目安であるTOEIC?の点数を上回っています。
1-4. 外資系ホテルで宿泊部門を担当するならTOEIC?730点以上が求められる
外資系ホテルの宿泊部門で働くことを希望する際は、外国人のスタッフや外国のお客様と接する機会がほとんどのため、さらに高い英語力が求められます。
「ザ?リッツカールトン 東京」の中途採用募集要項には、
部署?ポジション | 職務内容 | 求めるスキル (英語力のみ抜粋) |
フロントデスク (エージェント) |
?チェックイン?チェックアウトなど ?フロントデスク業務全般 |
英会話力 目安:TOEIC?600点以上 |
フロントデスク (スーパーバイザー) |
?チェックイン?チェックアウトなど ?フロントデスク業務全般 マネジメント業務補佐 |
ビジネス英会話力必須 |
コンシェルジュ | ?コンシェルジュ業務全般 | 英語力 目安:TOEIC?730点以上 |
担当する部署やポジションにもよりますが、TOEIC?730点以上の英語力があれば、お客様と意思疎通ができ、業務上も大きな支障はないといえます。
「ザ?リッツカールトン 東京」中途採用募集要項 宿泊部門
※募集要項の情報は執筆時(2019年6月時点)のものです。
シティホテルの場合は、より高い英語力が求められる
宿泊部門の中でもシティホテルのフロントデスクでは、求められる英語力は最も高く、ビジネスレベルの英語力が求められます。
実際に、ヒルトンホテルに17年間勤務した神田外語学院 国際ホテル科コーディネーターの水島正美先生に聞くと、フロントデスクに立つには、目安としてTOEIC?800点以上の英語力が必要だそうです。
ビジネスレベルの英語力とは、IIBCによると、TOEIC?860点以上が「レベルA」と位置付けられており「Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる」とされています。
「レベルA」(TOEIC?860点以上)のコミュニケーション能力があると外国人のお客様やネイティブスピーカーの方が来ても問題なく業務を遂行することができるといえるでしょう。
以上のことからも、外資系ホテルの主に宿泊部門を希望する場合は、希望する職種に合った英語力を身につけておきましょう。
ホテルスタッフになる方法について、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
2. 実際に業務で必要となる英語力とは
入社後に必要となってくるのは、TOEIC?のスコアだけでなく、現場に出てから使える英会話力です。外国人のお客様と英語で会話することはもちろんですが、外資系ホテルでは、外国人のスタッフとともに業務をすることもあるため、業務上必要な会話や連絡も英語でおこなわなければなりません。
この章では実際に業務で必要となる英語力を水島正美先生のお話をもとに解説していきます。
2-1. 特に重要なのは、リスニングとスピーキング
特に重要なのは、リスニングとスピーキングです。ホテルでは、お客様のお話をしっかりと聴き、その方に合った話し方で何事も分かりやすくお伝えしなくてはなりません。
そこでまずは、リスニング力を鍛えましょう。いくらホテルで役立つ英語のフレーズを知っていても、お客様が何について話しているのか、何を伝えたいのかを理解できないと対応することができません。
次に、基本の会話フレーズを覚えましょう。ホテルでは館内の説明やサインをもらうといったお客様との決まったやり取りが多いので、ある程度事前にフレーズを覚えておけば、対応できるケースは多いです。
ただし、予定していないやり取りの際には、高いリスニングとスピーキングのスキルが必要になります。しっかりとお客様のご要望に対応できるように英語力を磨くことをオススメします。
2-2. リゾートホテルでは、お客様の想いを引き出すリスニング力が特に必要
リゾートホテルでは、お客様の想いを引き出すリスニング力が特に必要です。お客様が初めて来た場所でわからないことだらけ。まわりの土地勘もないので、お客様のイメージから話を引き出して、お客様が何を目的に旅行に来たのか正確に理解することが重要です。
例えば、
「オススメの観光スポットを教えてほしい」
「近くにあるおいしいご飯のお店を教えてほしい」
「アクティビティはどこで申し込みできるの?」
などが考えられます。
理解ができたら、お客様の要望に合わせて最適なアドバイスをしましょう。観光スポット?アクティビティなどを事前に調べ、英語での伝え方も予習しておくことが大切です。
2-3. シティーホテルでは、簡潔に的確に伝えられるスピーキング力が特に必要
シティーホテルでは、簡潔に伝えられるスピーキング力が特に必要です。出張中で時間のないお客様も多く、お客様は困ったことがあれば自分で調べるよりも近くにいるホテルスタッフに聞きます。そんな時間のないお客様にすばやく必要な情報を伝えなければなりません。
例えば、
「地下鉄はどちらの方面にあるの?」
「ATMはどこにあるの?」
「タクシーを呼んでほしい」
「荷物を預けたい」
などが考えられます。
最初は難しいと思いますが、毎日外国人のお客様と接すると少しずつ慣れてきます。よく使われる単語やフレーズをメモに残して復習し、使えるパターンを増やしていきましょう。
2-4. 外資系ホテルでは、社内コミュニケーションにも英語力が必要
外資系ホテルでは、お客様と接する英会話力とはまた違った英語力が必要になります。例えば、同僚や上司が外国人の場合もあり、英語による会議や業務報告が日常的に行われています。また、各種資料やメールのやりとりにも英語が使用されるため、接客部門に限らず人事や経理といった管理部門や営業部門でも英語力は欠かせません。
実際にヒルトン?グループの採用HPでは、以下のことが明記されています。
このように外資系ホテルでは、お客様と接する職種には問われない、リーディングとライティングのスキルが求められます。ただし、「英語を使って働きたい!」「英語が出来るようになりたい!」といった熱意があれば英語力に自信がなくても採用される可能性があるでしょう。
3. 実際にどんな会話が行われているの?
ここからは、英語をよく使う職種ごとに外国人のお客様を相手にしたときに使うフレーズを紹介していきます。
どんな場面でどんな会話がおこなわれているか気になりますよね。実際に当ブログを運営する神田外語学院の国際ホテル科では「ホテル英会話」といった授業をおこなっています。今回は、学生が授業で学んでいる中から、シチュエーションに合わせて代表的なフレーズを紹介していきます。
スムーズに英語でコミュニケーションが取れるとお客様満足度アップにつながります。
それでは、職種ごとによく使うフレーズを見ていきましょう。
3-1. フロントがよく使うフレーズ
フロントでは、大きく分けて以下の2種類の業務を担当しています。
(1)宿泊ゲストのチェックイン、チェックアウト
(2)ホテル内外のご案内?インフォメーション
「何かあればまずフロントへ」と考えるお客様も多く、フロントスタッフはホテルのすべてを知っておく必要があります。いかに自分のわかる単語から、お客様の言いたいことを理解するかが問われます。お客様と直接接することが多いので職種の中でも高い英会話力が求められます。
ここでは、フロントでよく使われるフレーズを紹介します。
チェックインの時
チェックイン時間より早く来たお客様に対して
チェックアウトの時
3-2. ウエイター、ウエイトレスがよく使うフレーズ
新皇冠体育の説明、オーダーテイク、ドリンク?料理の提供など、食事がスムーズに進むようにさまざまな接客対応を担当します。本日のオススメの料理や食材など難しいことも聞かれる可能性が多いですが、事前に予習しておけば焦ることはないはず。
また、ホテルによって変わってきますが、レストラン内には他のスタッフが多いこともあるので、いざという時は英語のできるスタッフに代わってもらうこともできます。
レストラン【ご案内の時】
レストラン【オーダーを取る時】
レストラン【食事をお出しする時】
レストラン【食事後】
3-3. ゲストサービス(ドアスタッフ?ベルスタッフ)がよく使うフレーズ
ゲストサービスでは、以下の2種類の業務を担当しています。
(1)ドアサービス
(2)ベルサービス
ロビーでのお出迎えやお客様をお部屋までご案内することが主な仕事になります。外出するお客様にホテル館外の場所を尋ねられることも多くなります。ご案内の方法や周辺の地理関係を覚えておくと良いでしょう。
お出迎えをする時
お荷物をお運びする時
お部屋にご案内する時
3-4. コンシェルジュがよく使うフレーズ
コンシェルジュは、ホテルに宿泊しているお客様のリクエストをお聞きして、その内容にお応えすることが仕事になっています。
お客様からのリクエストは、
■交通機関の手配
■観光名所のご案内
■レストランのご案内
■病院の手配
など幅広い内容になります。
そのため、お客様からのリクエストに確実にお応えすることができる知識や経験が必要です。
また、日本を知らない外国人のお客様から相談を受けることもあるため、コンシェルジュには高い英語力が求められます。
観光名所のご案内をする時
道案内をする時
レストランをご案内する時
タクシーをお呼びする時
3-5. ハウスキーピングがよく使うフレーズ
意外にもハウスキーピングでも英語を使います。
客室の清掃が主な仕事だと思われる方が多いですが、最近では、部屋の掃除は外注している清掃会社の方が清掃をおこなうことが多く、ホテルの社員は掃除した部屋のチェックがメインです。
ホテルによっては、客室からのお問い合わせに対応するのもハウスキーピングの役割になります。
例えば、お客様に加湿器を持って行ったり、部屋に行ってWi-Fiの使い方を説明したりします。一人一人ご要望が変わるので、意外と大変です。
対応するのにも、一人で行くことになるので、英語のできるスタッフに頼ることはできません。部屋に行った帰りに話かけられて対応するなんてこともあります。
お客様からの問い合わせの時
お客様のお部屋にお伺いした時
不具合で別のお部屋をご案内する時
4. 英語力以外にホテルスタッフに求められるものとは
4-1.ホテルスタッフには「ホスピタリティ」も必要
ホテルは、英語力の高さだけでなく「ホスピタリティ」の高さも重視しています。採用選考の過程では「ホスピタリティ」が高い人が採用されやすい傾向があります。
それはホテルスタッフとしてサービスを提供し、お客様に満足?感動していただくには、マニュアル通りの対応ではなく、それぞれのお客様に合わせた、マニュアルを超えた、予想をいい意味で裏切るサービスの提供が必要だからです。
自身の「ホスピタリティ」を高めていくことが、ホテル就職のポイントです。
4-2.「ホスピタリティ」を高めるには「心くばり」が重要
「ホスピタリティ」とは、
?基本マナー
?気くばり
?心くばり
から成り立っています。その中でも特に重要なのが「心くばり」です。
お客様を思う気持ち、つまり「心くばり」によってお客様ひとりひとりの気持ちやニーズがわかります。
例えば、ホテルの業務の中で例を挙げると
■お客様の顔色、表情、声、仕草などから、読み取る感性を磨く
■お客様が次に何をなさろうとするのかを予測し、それに備えて対応する
■お客様のニーズは全スタッフで情報共有し、次回ご宿泊時にはあらかじめ対応しておく
ことなどをおこなうことによってお客様予想を超えたサービスになりお客様満足につながります。
「ホスピタリティ」を高めていくことによって、相手のニーズを素早く察知してそのほしいものを最も適切なタイミングで提供できる人、つまり真の「ホスピタリティ?マインド」を持つホテルスタッフになることができます。
5. 「英語力」と「ホスピタリティ」を磨くには神田外語学院がオススメ
「英語力」と「ホスピタリティ」を磨くなら神田外語学院がオススメです。
神田外語学院は毎年多くの学生を有名ホテルに送り出しています。
その実績を支えているのは、「英語力を高める授業」と「ホテル業界出身のプロの講師陣」です。
1年次から週に1コマ90分×9コマ(=13.5時間)の英語共通科目で総合的な英語力の強化を図り、同時に就職後に役立つ「ホテル英会話」なども学びます。
ホテルの経験を豊富に持つプロの指導の中で、ホテルで働くのに必要な基礎知識やマナーを身につけると共に「ホスピタリティ」を育てることができます。
また、たくさんあるホテルの中から皆さんが自分にとってベストのホテルを探すサポートもおこなっています。
ホテルに就職するための専門学校の選び方について、より詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。 ?ホテルに就職するための最適な専門学校の選び方!4つの視点から解説 |
5-1. 神田外語学院からホテル業界への就職実績
ホテル業界への就職が強い
神田外語学院は、毎年多くの学生を有名ホテルに送り出しています。
実際に2017年~2019年 卒業生のホテル就職者数は198名!
主な進路先は以下の通りです。
着実なTOEIC?のスコアアップを実現できる!
神田外語学院では、外国語専門学校の強みを活かして、英語教育にも力を入れています。
実際に2019年4月にホテルへ就職した学生62名のTOEIC?の平均点は632点と大学生の平均点を大きく上回っています。
また、在学中に300点以上TOEIC?の点数が伸びた学生が20名おり、多くの学生が神田外語学院で英語力を伸ばすことができたことが分かります。
ご覧のように、多くの学生が高いTOEIC?のスコアを記録しており、TOEIC?のスコアが高い学生は早期に内定を獲得する傾向があります。
5-2. ホテル就職に強いカリキュラム
生きた英語を自分のものにできる「EIC」(国際コミュニケーション英語)
必修共通科目の国際コミュニケーション英語(EIC)は全て外国人教員が担当し、「読む」「聞く」「書く」「話す」の英語4技能の強化を図ります。授業は20名以下の少人数の習熟度別クラスで、日本語禁止という環境で行われています。外国人の英語に慣れることで就職してもすぐに外国のお客様から英語で話しかけられても落ち着いて接客ができます。
EIC(国際コミュニケーション英語)の授業について、詳しくはこちら(動画)
ホテル英会話で実践的な英語力が養える
ホテルスタッフにふさわしい洗練された接客英会話を習得します。3章で紹介したようなフロントやレストランサービス、観光?交通案内、クレーム対応などをシーン別に学びます。(一年次は日本人教員、二年次は外国人教員が担当します。)
授業で学んだ英語を実際にインターンシップで試す機会も用意しています。
豊富なインターンシップとホテル実務研修
新皇冠体育の国際研修センターである「ブリティッシュヒルズ」で1年次の夏休み、または2学期に約2週間、外国人スタッフと共に英語での接客を体験します。ホテルで接客する際には日本語は一切使えません。
授業で学んだ知識?理論をこの実務研修によりスキルへと変え、将来のホテル実務に役立てます。「ホテル実務+英語」での接客体験ができる経験は神田外語学院?国際ホテル科ならではです。
その他にも都内や舞浜にある一流ホテルで2ヶ月間の実習を行う「ホテル実務研修」(希望制)などがあります。
自分に合ったホテルが探せる「ホテリエデザイン」
ホテル業界の研究を行い、ホテルの種類や外資系ホテルと日系ホテルの違い、自分に合ったホテルを探します。前述した通り、日本には多くのホテルがあります。単にホテルに就職するならどこの学校、学科でも問題ないですが、この授業ではたくさんあるホテルの中でどこに就職したら自分が活躍できるかを考えられる内容になっています。
また、採用選考の基本や求められる人材像などについても勉強していきます。就職活動前には、面接についての授業がありクラス全員の前で実際の面接練習も行います。面接準備やスーツの着方、女性は面接に向けたメイクの仕方も学びます。
◆国際ホテル科 卒業生インタビューはこちら
【丸の内ホテル①-1】卒業生インタビュー
【丸の内ホテル①-2】卒業生インタビュー(動画)
【コンラッド東京】卒業生インタビュー(動画)
◆国際ホテル科のニュースはこちら
【研修】一流ホテルのおもてなしを体験!ホテル宿泊研修を実施しました
石川県和倉温泉「加賀屋」の若女将による特別授業を開催
\神田外語学院の“リアル”を体験!/
\2分で簡単!/
?神田外語学院の教育の特長について以下の記事もご覧ください!
6. まとめ
いかがでしたでしょうか。
ホテルスタッフに必要な英語力についてお分かりいただけたかと思います。
最後に本記事で解説した内容をまとめるとポイントは以下の4つです。
(1)ホテルスタッフには、英語力が必要です。英語力がなくても採用はされる可能性はありますが、TOEIC?600点程度の英語力があればさらに安心して選考に臨めるでしょう。
(2)実際の業務で使うのは、「リスニング」と「スピーキング」です。いざ、お客様を接客する時に慌てないように事前に上記の2点を磨いておきましょう。
(3)ホテルスタッフには英語力だけでなく「ホスピタリティ」も欠かせません。お客様に最高のサービスを提供できるように「ホスピタリティ」を高めましょう。
(4)(1)~(3)を磨くなら神田外語学院がオススメです。
最低限の英語力でもホテルスタッフとして活躍することは可能ですが、より高い「英語力」、「ホスピタリティ」があれば仕事のクオリティーが向上し、より仕事が楽しくなるのは間違いありません。
この記事を読んでホテルスタッフになるための道筋を描き、夢を実現していただければと思います。