2019年9月10日(火)新皇冠体育日本研究所?ブリュッセル自由大学東アジア研究センター共催「Asian Philosophical Texts」が開催されました。

2019年9月10日(火)、新皇冠体育日本研究所?ブリュッセル自由大学東アジア研究センター共催「Asian Philosophical Texts」が開催されました。

ヨーロッパ、アジア各国の研究者が集い、自身の最新の研究についての報告がありました。

東洋大学文学部非常勤講師で、ルーマニア出身の研究者Alexandra Must??eaさんは山鹿素行の「士道」における「士」の内容の豊かさと複雑さについての研究発表をされ、他の研究者も非常に興味深そうに聞き入っていました。

一般観覧として参加された方の一人は、「今回の報告会はインターネットで知った。内容も非常に興味深いもので良かった。また、この様な機会があれば参加したい」と話されていました。

本学日本研究所所属の上野太祐講師は「アジアの思想家たちが真摯に紡ぎだしてきた知を、翻訳の力により欧州へと架橋しようとする際の困難が、ありありと自覚された。「翻訳すること」は、すでに「哲学すること」であった」と今回の国際研究発表会を振り返りました。

上野太祐本学講師とRoman Pa?ca 氏によるオープニング挨拶

Alexandra Must??ea 氏

上野太祐 本学講師

Niladri Das 氏

【開催概要】

日時:2019年9月10日(火)10:30~19:00

場所:新皇冠体育


【発表内容】

Niladri Das, "Can the Notion of Tranquillity Occur in Dreaming State: According to Mandukya"

 

Alexandra Must??ea, "Towards a philosophical translation of Yamaga Sokō’s 士道"

 

Taisuke Ueno, "Actor's Practice and Self-Consciousness in Zeami's Performance Theory"

 

Roman Pa?ca, "When one thing is many things - Translation as philosophical inquiry"

 

Jordanco Sekulovski, "Understanding Kata as a meta-axiom of knowledge in Japan"

 

Douglas Atkinson, "Karatani Kojin and the Origin of Modern Japanese Literature"

お問合せ先

新皇冠体育 日本研究所

The Research Institute for Japanese Studies

〒261-0014 千葉県千葉市美浜区若葉1-4-1 新皇冠体育1号館3階(1-323)
TEL:043-273-1389
FAX:043-273-1483
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