活躍するKUIS在外公館派遣員たち(Vol.96/韓国)

鈴木 楓佳さん(外国語学部国際コミュニケーション学科国際コミュニケーション専攻2024年3月卒)
はじめまして。国際コミュニケーション専攻2024年卒業の鈴木楓佳です。2024年3月から2年間、韓国の在済州総領事館にて勤務しておりました。今回は、私が派遣員を目指したきっかけや総領事館での業務、済州での生活についてご紹介いたします。 これから派遣員を目指す方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

派遣員を目指したきっかけ

2020年のコロナ感染拡大による非対面授業によって出来た時間を活用すべく始めた韓国語学習でしたが、徐々に専攻の英語以上に韓国語が面白くなり、いつか韓国で暮らしてみたい、あわよくば仕事をしてみたいという漠然とした思いを持つようになりました。そんなとき在外公館派遣員制度について知り、久保谷先生のゼミでOB?OGの先輩方の話を聞くうちに「これだ!」と思い受験を決めました。 (私は大学2年の後期から受験機会があるたびに試験を受け、大学4年の後期に4度目の試験でやっと合格しましたので、やってみたいと強く思うのであれば諦めずチャレンジしてください!)

済州での仕事

総領事館では官房班に配属され、配車?便宜供与?出張手配?会計補佐業務などを中心に行なっていました。 そのほか任地でのロジの際は関係各所との各種調整や資料作成等、いわゆる裏方業務を担当しました。行事等で館全体が忙しいときは夜遅くまで勤務することもありましたが、基本的には毎日定時退庁でメリハリのある勤務ができていたと思います。 社会人経験がなく右も左もわからない状況の中、着任後数日間の引き継ぎ後はひとり、という状況に不安もありましたが、本官?現地職員の皆様に支えていただいたおかげで2年間の任期を終えることができました。特に同部署の現地職員の皆様には大変良くしていただき、2年間の派遣員生活が充実していたのは現地職員さんの存在がとても大きかったです。

済州での生活

韓国のリゾート地である済州島は南の島というイメージから年中暑いかと思われがちですが、四季がとてもはっきりとしている島です。春にはお花見、夏は海や渓谷で水遊び、秋は紅葉や登山、冬には雪あそびなど、四季折々の自然を余すところなく楽しめる場所でした。私自身退勤後にはランニングクルーに参加したり、休日はお花見や雪山登山、陶芸教室に出かけるなど日本にいた時よりもアクティブに活動していました。 また、済州空港は韓国内でも仁川の次に利用客の多い空港で、毎日5?10分おきのペースでソウルやその他の地方都市への航空便が離発着しているため、韓国国内の旅行に気軽に行くことができる環境なのもありがたかったです。

最後に

大学に入学した当初は、まさか自分が卒業と同時に韓国の公館に勤務することになるとは思いもしませんでした。派遣員として他ではできない貴重な経験をさせていただき、新しい環境で様々な刺激を受けた2年間は私にとって大きな財産です。 私は久保谷先生から教えていただいた「Planned Happenstance(計画された偶然性)」という言葉を大切にしています。思わぬタイミングで舞い込んでくるチャンスを掴むこと、そしてチャンスが舞い込んできたときにそれを掴める準備を日頃から怠らないことを心がけ、自分だけのキャリアを作っていきたいと思います。 最後になりますが、私のやりたいことを尊重してくれる母、いつも温かくご指導くださった久保谷先生?江波戸さん、専攻が違うにも関わらず韓国語をご指導くださった申先生?全先生、切磋琢磨した亜季さん(元釜山総派遣員)、そして、至らない点も多かった私を温かく支えてくださった済州総領事館の皆様に、この場をお借りして心から感謝申し上げます。

大韓民国(Republic of Korea)

【外務省HP/一般事情より】 1. 面積:約10万平方キロメートル(朝鮮半島全体の45%、日本の約4分の1) 2. 人口:約5,177万人 3. 首都:ソウル 4. 言語:韓国語 5. 宗教:仏教(約762万人)、プロテスタント(約968万人)、カトリック(約389万人)等