世界を味わうおにぎり、誕生!
鶴岡ゼミの学生がJR東日本クロスステーションと共同開発

 新皇冠体育の学生たちが、JR東日本クロスステーションが運営する「NewDays」と連携し、“世界を味わうおにぎり”を企画?開発しました。国際ビジネスキャリア専攻長である鶴岡公幸教授が担当するゼミでの取り組みとして進められた本プロジェクトは、学生の発想と企業のノウハウが融合した、実践的な学びの成果です。

▲ ゼミ生たち(NewDaysペリエ海浜幕張パークサイド店にて)

キャンパスからエキナカへ「世界を味わうおにぎり」

 今回開発されたのは、世界の人気料理をテーマにした3種類のおにぎりです。学生ならではの着眼点とニュータスのアイデアが融合し、手軽に食べながら旅行気分を味わえるラインアップとなりました。2025年10月14日(火)から、JR東日本エリアのNewDaysにて期間限定で販売中です。
商品名 商品説明 販売エリア 価格(税込)
シーフードパエリア風おにぎり (もち麦入り) スペイン料理のパエリアをおにぎりにしました。イカ、あさり、赤ピーマン、玉ねぎを炊き込んだもち麦入りのパエリア風ご飯に、海老をトッピングした、彩り鮮やかなおにぎりです。 首都圏及び静岡?長野?宮城?福島?山形?岩手の各県内?新潟駅 240円
ナシゴレン風おにぎり インドネシア料理のナシゴレンをおにぎりにしました。もち米入りの醤油飯に玉ねぎ、鶏挽肉などを入れ、ナシゴレンソースで炒めました。赤ピーマンや緑ピーマンで鮮やかに仕上げました。アクセントにコリアンダーパウダーを加え、ピリっと辛く、目玉焼きとの相性も抜群です。 首都圏及び静岡?長野?宮城?福島?山形?岩手 220円
スゴおに ビビンバ風おにぎり
(チーズソース&サムギョプサル入り)
韓国料理のビビンバをイメージしたスゴおにです。胡麻油で炒めた人参?小松菜とゼンマイのナムルを混ぜ込んだビビンバ風ご飯で、キムチ入りのナムルとサムギョプサル、チーズソースを包みました。 首都圏及び静岡?長野?宮城?福島?山形?岩手の各県内?新潟駅 380円

企画経緯

 鶴岡ゼミでは、マーケティングを実践的に学ぶ一環として食品企業との共同開発を続けてきました。今回もJR東日本クロスステーションと何度も打ち合わせや試食を重ね、「世界の食文化をもっと身近に」という思いから商品を完成させました。

ゼミ生コメント
笹目彩遥さん(外国語学部 国際コミュニケーション学科 国際ビジネスキャリア専攻4年)

 「コロナ禍でなかなか旅行に行けなかった人や、仕事が忙しく旅行に行けない人に、身近な場面で手軽に海外気分を味わってほしいという思いから本商品は誕生しました。また、新皇冠体育でもコロナ禍明けで海外に行く機会が増えた学生も多く、『あの料理をまた食べたい』という意見のもと、本商品を企画しようと決断しました。 2人から始まったチームも、現在では3年生が新たに加わり、より多くのアイデアを取り入れることができました。各国の料理をどのようにおにぎりに落とし込むかについて試行錯誤を重ねる中で、おにぎりに合う料理に行き着くことができました。試作品を試食した際には、その美味しさに圧倒されましたが、さらに美味しく仕上げるために料理のイメージとお米に合う味付けについて意見交換を重ね、完成品ではより満足のいく味わいになったと感じています。  今後の販売を通じて、日常に取り入れることができる“非日常感”を味わい、手軽に購入出来る?コンビニのおにぎり」で、多くの人に海外旅行気分を楽しんでいただければ幸いです。」

(株)JR東日本クロスステーション コメント

 外国文化への造詣が深い学生の皆さんと、意見交換をしながら商品開発を行いました。大学生ならではの視点で、味やパッケージへの要望を伝えていただき、お米と馴染みのある世界の料理をモチーフに3品のおにぎりを開発しました。 海外に行かなくても、手軽に世界の料理が味わえる、お客さまに是非食べていただきたい、こだわりのおにぎりが出来ました。

学びを社会へ ― 専攻の強みを活かした実践的な挑戦

 鶴岡ゼミでは、語学力を土台に、マーケティングやプレゼンテーションなどのビジネススキルを実践的に学びます。  今回のプロジェクトでは、授業で培った企画力や分析力を生かしながら、企業担当者との協働を通してアイデアを形にする力を磨きました。
▲ 前列左からゼミ生の矢部さん、笹目さん、山下さん、菊池さん、クリットさん
後列はJR東日本クロスステーションの皆様

鶴岡ゼミのこれまでの取り組み

 鶴岡ゼミでは、食品企業や地元千葉県の企業と連携し、商品開発を通してマーケティングを学ぶ活動を続けています。  これまでに「ミニストップ」「高秀牧場」「ピーターパン」などとの共同プロジェクトを手がけ、学生たちは企画立案から販売促進までの一連の流れを実践的に学んできました。  今回の「世界を味わうおにぎり」も、そうした“学びを社会に活かす挑戦”の一つです。

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