活躍するKUIS在外公館派遣員たち(Vol.89/アンゴラ)
                                    
                        こんにちは。在アンゴラ日本国大使館で勤務しておりました、吉野尚真です。
今回は、私が派遣員を目指したきっかけ、大使館での業務内容、そしてアンゴラでの生活をご紹介いたします。                    
                            派遣員試験を受験したきっかけ
                        高校生の頃、サッカー通訳になることを目標に掲げ、大学でポルトガル語を専攻することを決めました。その際に目にした大学のパンフレットで、在外公館派遣員を初めて知りました。もともと留学に行きたいと思っていましたが、1年間の留学だけでは通訳のレベルに達するのは難しいと考え、派遣員になって実践を積もうと考えました。
そして留学から帰国後すぐに久保谷先生の講座に参加し、試験対策を始めました。                    
                            大使館での業務
                        アンゴラ大使館は、日本人館員が10名ほどの小規模公館であったため、多岐にわたる業務に携わることができました。私は官房班に所属し、会計処理、配車管理、離着任支援、通訳、翻訳、現地職員管理、国費留学生の選考等を担当しました。
着任当初は、それまで学習してきたブラジル?ポルトガル語と、アンゴラ?ポルトガル語の違いに苦労しました。しかし、私のポジションは現地職員と接することが多く、毎日ポルトガル語で業務を行っていたため、徐々に慣れることができました。
特に、現地職員管理の業務はアンゴラの法律に従う必要があり、分厚い労働法を読み込み、何度も弁護士事務所に相談しに行ったのは、今では良い思い出です。
また、2024年5月には総理外遊に伴う応援出張でブラジルのサンパウロに行きました。初めての大型ロジを自分が留学していた大好きな街で経験できたことは、とても嬉しく感慨深いものでした。                    
                            アンゴラでの生活
                        娯楽が少なく、治安や感染症への不安など、多少の制限がある生活だったからこそ、小さな幸せや楽しみを見つけることができました。勤務後に同僚と食事をしたり、週末には家に招待していただき、手料理をご馳走してもらいました。また、体を動かすことが好きなので、サッカーチームに所属してプレーしたり、ゴルフ、パデルなどそれまでやったことのなかったスポーツも楽しむことができました。
食事も日本とは大きく異なりましたが、特にストレスは感じませんでした。昼休みに行った大使館近くの小屋での昼食は、炎天下の中でハエが多く飛び交う環境ながらも、毎日の最大の楽しみでした。                    
                            最後に
                        アンゴラでの生活は、毎日が新鮮で、幸せに満ち溢れていました。
このような貴重な経験ができたのは、久保谷先生をはじめ、ブラジル?ポルトガル語専攻の先生方、家族、友人、そしてどんな時も支えてくれた大使館の皆さんのおかげです。心から感謝しています。
そして、これから派遣員を目指す方の中には、異国の地での生活や将来に不安がある方もいるかもしれません。もちろん、派遣員になることが必ずしも正解ではありません。しかし、一歩踏み出せば、意外となんとかなることも多いです。100パーセント正しい道を選ぶのは難しいですが、自分の選んだ道を正解にしていく努力はできるはずです。応援しています!                    
                            アンゴラ共和国(Republic of Angola)
                        【外務省HP/一般事情より】
1. 面積:124.7万平方キロメートル(日本の約3.3倍)
2. 人口:3,674万人
3. 首都:ルアンダ
4. 民族:オヴィンブンドゥ族(約37%)、キンブンドゥ族(約25%)、バコンゴ族(約13%)等
5. 言語:ポルトガル語(公用語)、その他ウンブンドゥ語等
6. 宗教:カトリック(41%)、プロテスタント(41%)、無宗教(12%)、アニミズム(0.6%)、イスラム(0.4%)、ユダヤ(0.2%)
                            1. 面積:124.7万平方キロメートル(日本の約3.3倍)
2. 人口:3,674万人
3. 首都:ルアンダ
4. 民族:オヴィンブンドゥ族(約37%)、キンブンドゥ族(約25%)、バコンゴ族(約13%)等
5. 言語:ポルトガル語(公用語)、その他ウンブンドゥ語等
6. 宗教:カトリック(41%)、プロテスタント(41%)、無宗教(12%)、アニミズム(0.6%)、イスラム(0.4%)、ユダヤ(0.2%)
                                                                    
                                                                    
                                                                    
                                                                    
                                                                    
                                                                    ニュースカテゴリ
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