IBC専攻の学生が「成田空港を利用するインバウンド向け観光ツアー」を企画発表

 2024年後期、新皇冠体育の浅田瑛先生(外国語学部 国際コミュニケーション学科 国際ビジネスキャリア専攻 講師)が担当する授業「ビジネスリサーチ演習Ⅱ」の一環として、国際ビジネスキャリア(IBC)専攻の学生たちが「成田空港を利用するインバウンド向け観光ツアー」を企画発表しました。
 このプロジェクトでは、学生は8つのグループに分かれ、成田空港でのフィールドワークや実地調査に基づいたオリジナルツアープランを企画。1月24日(金)の最終授業では、成田空港と地域の発展を目的とした地域ビジネスを企画するプラスナリタラボ株式会社に提案発表され、優秀チームの表彰がされました。
 以下が学生の発表概要になります。

Feel Spring in Japan(グループ1)

 初めて日本を訪れる20代中国人女性を対象に、桜鑑賞、着物体験、うなぎの食体験を通じて開放感を味わえるツアーを提案しました。

Honeymoon Again(グループ2)

 オーストラリアの富裕層夫婦をターゲットにしたこのツアーでは、余裕をもった2度目のハネムーンとして、温泉やうなぎ、日の出鑑賞を楽しめるプランを提案しました。

Can’t Waste One Second(グループ3)

 カリフォルニア州から日本に訪れる20代前半?30代前半を対象に、到着後すぐに温泉でのヒーリング体験と地元の居酒屋巡りを楽しむツアーを提案しました。

Capture Love ~Your Album in Japan~(グループ4)

 イタリアの20代後半~30代のパートナーを対象に、着物や自然などの日本文化、温泉と高級ディナーによるリラクゼーション、プロのカメラマンによる写真撮影で、思い出を形に残すツアーを提案しました。

Craft Your Beauty(グループ5)

 化粧品手作り体験をメインにしたこのツアーは、20代後半~30代の中国人女性を対象に、日本の伝統文化や価値観に触れる企画を提案しました。

Journey to Calm(グループ6)

 30~40代の中国人ビジネスマンを対象にしたリラクゼーションツアーでは、成田山新勝寺の散策や茶道、温泉体験などを通じて仕事の合間に心身を癒す贅沢な時間を提案しました。

Hidden Gems of Rural Japan(グループ7)

 フランスの子ども連れ観光客をターゲットに、農業体験や郷土料理作りなどを組み合わせた田舎の風景やリアルな生活を五感で味わうツアーを提案しました。

Pedal to the Detox(グループ8)

 イギリス人観光客を対象に、サイクリングと温泉などを組み合わせた「心身のデトックス」をテーマにしたツアーを提案しました。

発表の総評

 各チームは、成田の地域資源を活かしながら訪日観光客に新たな価値を提供する工夫を凝らし、IBCらしい斬新な発想を発揮しました。

 最優秀チームには「Can’t Waste One Second」が選ばれ、ターゲット層?地域?プラスナリタラボについての深い理解と実現可能性、またコンテンツの魅力などが高く評価されました。

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