SUNY Oswego校が本学を訪問 ~異文化交流と学びの深化を目指して~

 2024年7月12日(金)、アメリカ?ニューヨーク州に位置するSUNY Oswego校のFulbright-Haysプログラム(※1)に参加する一行が本学を訪問しました。
 SUNY(ニューヨーク州立大学)は、ニューヨーク州全域に64のキャンパスを展開し、40万人を超える学生が在籍する全米有数の総合大学機構です。
 本学のグローバル?リベラルアーツ(GLA)学部では、SUNY Oswego校を含むリベラルアーツに特化した7つの大学と協定を結んでおり、今回の訪問はその交流の一環として実現しました。

※1 Fulbright-Haysプログラム:非西洋の外国語と地域研究に重点を置いた海外での研究および研修活動を支援することを目的に、教育課程の教員候補者や教員などに奨学金を授与するプログラム

Welcome to KUIS!

 訪問者一行の到着後、7号館クリスタルホールにて歓迎レセプションが行われ、本学の宮内孝久学長とロバート?デシルバ副学長が、Welcomeスピーチで一行を温かくお迎えしました。
 続いて、本学学生の英語での案内の下で、キャンパスツアーと授業見学が行われました。また、昼食時には、GLA学部教員とともに意見交換が行われ、日本とアメリカの教育や文化に関する活発な交流が行われました。

カミへの信仰と日本文化をテーマにした特別講義

 午後は、本学GLA学部の上野太祐准教授による特別講義が開催されました。この講義では、日本文化における「カミ(Kami)」への信仰が、どのように現代のポップカルチャーや伝統芸能に影響を与えているかが紹介されました。具体的には、日本を代表する怪獣映画「ゴジラ」や600年以上の歴史を持つ能が取り上げられ、参加者からは多くの質問が寄せられました。

国際交流の新たな一歩

 本訪問は、異文化理解を深めるだけでなく、学生や教員にとって新たな学びの機会となりました。SUNYと本学との交流がさらに発展し、今後の協力関係が強化されることが期待されます。

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