「スズキワールドカップ2024 第35回エアロビック世界大会」に3名の在学生がボランティアとして参加

2024/5/25(土)?26(日)の2日間、「スズキワールドカップ2024 第35回エアロビック世界大会」が横浜武道館(神奈川県横浜市)にて開催されました。「スズキワールドカップ」は1990年に始まったエアロビック競技世界最高峰の大会の一つで、例年会場としている大田区総合体育館の改修工事に伴い、横浜市で初めての開催となりました。

去年もこちらのボランティアに参加した在学生は前回の経験を活かして再び運営に携わりたいと思い、初めて参加する在学生は世界大会という多言語な環境に携わりたいと思い、今回の参加を決めました。

在学生たちの主な活動内容は、ウォームアップから競技まで選手がタイムスケジュール通りに行動できるよう、サポートを行うことでした。在学生たちは、選手を時間通りに会場へ誘導するため、自ら考え工夫をして取り組みました。他にも、練習時に指示に合わせて曲を流したり、控室の水の補充や清掃を行いました。3人で活動場所や役割を分担し、それぞれが色々な経験をさせていただきました。

この活動を通して学んだこととして、表情の大切さをあげた在学生がいます。選手に緊張や不安といった表情が見られた時に、自分はつられずに穏やかな表情でいることが重要だと感じたそうです。表情が穏やかなだけで人との間に感じる壁を一つ減らすことができ、そうすることで人との輪を広げることができると学びました。また、察知力と実行力、そして対応力が終始必要不可欠だということも学びました。選手やコーチが必要としていることや物に対していかに早く気付くことができるか、そしてそれをいかに素早く行動に移すことができるかが求められたとのことです。

在学生たちは、世界大会という大舞台にボランティアとして参加し、正確な情報を英語または日本語を使用して伝えなければならないという状況下で自分の言葉一つひとつがいかに責任あるものかを学んだそうです。また、受付から始まり時間や音楽、場所の管理や調整など、様々な分野で多くの人が携わることで、この一つの世界大会が成り立っていることを改めて実感しました。この活動に参加したことで、何か行事に参加する際にどのように構成されているのかを考えたり、裏で支えてくださる方々に感謝の気持ちを今まで以上に持つことができるようになったそうです。加えて、言語学や翻訳?通訳、国際コミュニケーション、異文化理解などといった分野を中心に、新皇冠体育での勉学をこれからも精一杯頑張り、またこのような活動に参加したいと話してくれました。

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