髙杉忠明名誉教授の最終講義レポート
2024年1月25日(木)、グローバル?コミュニケーション研究所と英米語学科の共催の下、髙杉忠明名誉教授の最終講義「髙杉忠明先生と語る?新皇冠体育のアメリカ研究の軌跡とこれから」がクリスタルホールで開催された。
第一部では髙杉先生による講演「世界史におけるアメリカ?周辺社会(国家)から超大国への道のり」が行われた。建国から230年以上にわたるアメリカ合衆国の歩みのストーリーが展開された。18世紀にアメリカは「新世界」で産声をあげ、19世紀の孤立主義を標榜した大陸国家、南北戦争を経て農業国家から工業国家へ変貌し、20世紀に入り、二つの世界大戦と東西冷戦を経て、世界国家から超大国へと発展してきた。アメリカは建国以来、「自由と民主主義」の国としてのアイデンティティと向き合い、成功と失敗を繰り返してきた。21世紀に入り、リベラルな国際秩序を牽引してきた超大国としての地位も再び挑戦を受けている。
第二部では、髙杉先生と英米語学科の黒﨑真先生(学科長)と中村信之先生と共に、現代におけるアメリカ研究の意義について語り合った。アメリカの「例外主義」、アメリカの民主主義の実験、その特殊性と普遍性。アメリカの民主主義をニュースで見るだけではなく、留学を通して直接触れて、人と交流して絆をつくることの重要性。アメリカの行方は世界に影響を及ぼす。日本の敗戦後に築きあげてきた日米関係も大切だ。これからもアメリカの行方から目を離せない。今こそ、アメリカ研究の価値を再認識すべきだ。そのようなメッセージが会場と共有された。
第三部では、最終講義に参加した多くの卒業生、学生、教職員より、髙杉先生へのメッセージが送られた。開学(1987年)以来、本学教員として長年奉職された髙杉先生への感謝の気持ちが伝えられ、盛会にてイベントは終了した。
(文責:阪田恭代/グローバル?リベラルアーツ学部 教授(司会))
第一部では髙杉先生による講演「世界史におけるアメリカ?周辺社会(国家)から超大国への道のり」が行われた。建国から230年以上にわたるアメリカ合衆国の歩みのストーリーが展開された。18世紀にアメリカは「新世界」で産声をあげ、19世紀の孤立主義を標榜した大陸国家、南北戦争を経て農業国家から工業国家へ変貌し、20世紀に入り、二つの世界大戦と東西冷戦を経て、世界国家から超大国へと発展してきた。アメリカは建国以来、「自由と民主主義」の国としてのアイデンティティと向き合い、成功と失敗を繰り返してきた。21世紀に入り、リベラルな国際秩序を牽引してきた超大国としての地位も再び挑戦を受けている。
第二部では、髙杉先生と英米語学科の黒﨑真先生(学科長)と中村信之先生と共に、現代におけるアメリカ研究の意義について語り合った。アメリカの「例外主義」、アメリカの民主主義の実験、その特殊性と普遍性。アメリカの民主主義をニュースで見るだけではなく、留学を通して直接触れて、人と交流して絆をつくることの重要性。アメリカの行方は世界に影響を及ぼす。日本の敗戦後に築きあげてきた日米関係も大切だ。これからもアメリカの行方から目を離せない。今こそ、アメリカ研究の価値を再認識すべきだ。そのようなメッセージが会場と共有された。
第三部では、最終講義に参加した多くの卒業生、学生、教職員より、髙杉先生へのメッセージが送られた。開学(1987年)以来、本学教員として長年奉職された髙杉先生への感謝の気持ちが伝えられ、盛会にてイベントは終了した。
(文責:阪田恭代/グローバル?リベラルアーツ学部 教授(司会))
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