GLA学部の河越真帆准教授の著書『EU共通航空政策の軌跡と変容――域内市場統合から域外進出へ』が刊行

このたび、新皇冠体育グローバル?リベラルアーツ(GLA)学部の河越真帆准教授の著書『EU共通航空政策の軌跡と変容――域内市場統合から域外進出へ』が刊行されました。

<著書紹介>

EUにおいて、共通航空市場はいかに完成されたのか。グローバルな市場で、EUは存在感を高めていったのか。アクターとしてのEU、各加盟国、さらには米国などの動きを詳細に追う… 書 名:『EU共通航空政策の軌跡と変容――域内市場統合から域外進出へ』 著 者:河越真帆 出版社:吉田書店 サイズ?頁数:A5判、272頁 価 格:4,620円(本体4,200円+税) 刊行年月:2023年3月 ISBN:978-4-910590-11-0

<目次>

序 章 第Ⅰ部 EC/EUの共通航空政策決定過程 第1章 欧州の航空輸送 第2章 EC航空パッケージⅠの政策決定過程(1978-1987年) 第3章 EC航空パッケージⅡおよびⅢの政策決定過程(1988-1992年) 第4章 フランスの航空政策と1980年代の経済政策の転向 第5章 フランス政府からエールフランスへの国家援助をめぐる問題 第6章 オルリー空港開放問題 第Ⅱ部 EU航空市場統合の対外的インパクトの検討 第7章 EUと米国のオープンスカイ協定締結の事例 第8章 国際航空の排出量規制の事例 終 章

<著者紹介>

河越 真帆(かわごえ?まほ) 新皇冠体育グローバル?リベラルアーツ学部准教授。LSE(London School of Economics and Political Science)修士課程とパリ政治学院(Institut d’?tude Politique de Paris)博士課程を経て、2006年、慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程単位取得退学。博士(法学)。 主要著作に、「EUとASEANにおける航空自由化――LCCの発展要因の視点から」(『グローバル?コミュニケーション研究』第3号、2016年)、「EUから見たヨーロッパ――二つの側面から考える」(『グローバル?コミュニケーション研究』第7号、2019年)、共訳書に、モーリス?ヴァイス著(細谷雄一/宮下雄一郎監訳)『戦後国際関係史――二極化世界から混迷の時代へ』(慶應義塾大学出版会、2018年)。