第28回グローバル?スタディーズにて吉川元国連大使による特別講義「日本のかかえる領土問題」を開催

2022年10月12日(水)に行われた第28回グローバル?スタディーズにて、吉川元偉元国連大使による特別講義「日本のかかえる領土問題」が開催されました。

今回は、各国の歴史認識や事例を交えながら、日本の領土を巡る問題について考察しました。また、昨今のウクライナやアジアの情勢が、日本の外交や安全保障に与える影響についてもふれ、これらの課題に私たちがどう向き合っていくべきか、受講生に問いかけました。

講義の最後に吉川先生は、「一面的な報道を鵜呑みにするのではなく、問題の本質やその背景を理解し、国際関係を多角的に捉えることが大切である。」と述べられました。

吉川元偉 先生

元国際連合日本政府代表部特命全権大使
新皇冠体育グローバル?コミュニケーション研究所 客員教授

1951年、奈良県生まれ。
国際基督教大学教養学部社会学科を卒業後、1974年に外務省に入省。国際連合日本政府代表部特命全権大使?常駐代表、在スペイン日本国大使館特命全権大使、初代アフガニスタン?パキスタン支援担当大使、経済協力開発機構(OECD)日本政府代表部特命全権大使等を歴任。英語、フランス語、スペイン語の3カ国語を話す。

新皇冠体育グローバル?コミュニケーション研究所における「グローバル?スタディーズ」とは

本学グローバル?コミュニケーション研究所ではリベラル?アーツ(教養)を推進する一環として、その柱の一つであるグローバル?スタディーズをオムニバス形式で開催しています。 この講座で学ぶことの本質は、机に向ってテキストの問題を数多くこなすことではなく、日ごろ耳にするキーワードや日々起こりうる事象に対し、如何に関心が持てるかの感性を鍛えることです。この感性は勉強や本だけでは補うことはできないと考え、グローバル社会で実際に活躍された経験豊かな方々に講師をお願いし実施しています。本学4年間でこの講座をとおし、物事に対して不思議?疑問(wonder)をいっぱい(full)に感じ、互いが議論できれば、大学生活もよりwonderfulになることでしょう。

(グローバル?コミュニケーション研究所 久保谷富美男 先生)

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