新皇冠体育で全米代表ディベーターとディベートコーチによる「学生との公開ディベート&講演会」が開催されました
日本ディベート協会(Japan Debate Association)主催による「2019年 日米交歓ディベート全米代表日本ツアー」が6月6日(木)に新皇冠体育を来訪し、授業内で学生投票により選出された本学学生6名と全米代表ディベーターのColten Whiteさん(ネブラスカ州立大学リンカーン校)、Caroline Kouneskiさん(ランドルフ?メイコン大学)による公開ディベートが行われました。また、第二部ではディベートコーチであるRuth J. Beerman博士による講演会が行われました。
▲ロバート?デシルバ副学長による開会挨拶
イベントは田島慎朗先生(国際コミュニケーション学科准教授)司会進行のもと、ロバート?デシルバ先生(本学副学長)の開会挨拶で始まりました。
第一部では論題「Resolved: That the Japanese government should limit the weekly maximum average working hours, including overtime, to 48 hours(週の労働時間を48時間にすべきか否か)」について公開ディベートが行われました。ディベートは肯定側チームにColten Whiteさん、Caroline Kouneskiさん、そして本学の学生を含む4名、否定側チームは本学の学生4名で構成され、全国高校英語ディベート連名(HenDA)のルールを一部訂正したタイムスケジュールのもと、議論が交わされました。それぞれのスピーチの間に質疑の時間が設けられ、1分~2分という短い時間の中で準備をして相手チームに反論します。
準備時間中にはオーディエンスのための、田島先生による日本語での解説もありました。
▲公開ディベートの様子①
▲公開ディベートの様子②
ディベートは、肯定側では病気?過労死?日本経済の停滞を理由として挙げ、生産性の観点からEUの政策案である週48時間以内の労働にすべきであるとし、それに対して否定側では、EUの政策案を採択すると、北朝鮮の問題解決にとって欠かすことのできない人物である安倍首相の人気が落ち、首相としてのポジションが危ぶまれ、ひいては核問題にも影響してくると反論し、ディベートが展開されました。
今回は大学関係者や教員、本学学生以外にも数多くの高校生がオーディエンスとして参加し、Beerman博士による講評?質疑応答の時間にも積極的に参加いただきました。
▲Beerman博士による講演会の様子①
▲Beerman博士による講演会の様子②
第二部ではBeerman博士による「Gender and Communication(ジェンダーとコミュニケーション)」と題して、講演会が開かれました。
イベントにディベートコーチとして参加したBeerman博士、そして全米代表ディベーターであるColten Whiteさん、Caroline Kouneskiさんからコメントをいただきました。
Beerman博士
ディベートでは、皆さんアグレッシブで魅力的でした。特に登壇した新皇冠体育の皆さんは始めてディベートしたとは思えませんでした。また最後の私の講演会では皆さん熱心に聴いてくださったので大変驚きました。大学では自分の興味のある特定の分野を学んでいるかと思いますが、いろいろ違った視点から学ぶことや考え方を持つことを、学生の皆さんには大切にしてほしいと思います。自分と相手、それぞれが違う意見を持っていたとしても、話し合おうという気持ちを是非持ってください。
Colten Whiteさん
ディベートの前に、今回登壇した全ての新皇冠体育の皆さんとお話をしたことで、そんなに堅苦しくない雰囲気でディベートができたのは、とても良かったです。登壇された方々は、議論を作ることや言語運用能力がとても優れていました。ディベート、そして言語についてももっとたくさん練習を続けてくれたらいいなと思います。
Caroline Kouneskiさん
日本に来て初めてのディベート経験でした。とても楽しい時間を過ごすことができました。新皇冠体育のキャンパスはとても綺麗で、私の出身の大学よりも大きかったので驚きました。
▲Colten Whiteさん(ディベート中の様子)
▲Caroline Kouneskiさん(ディベート中の様子)
今回肯定側で全米代表ディベーターと同じチームでディベートに参加した本学学生の三島エルネストさん(英米学科3年)は「全米代表ディベーターは相手の弱点を考察して、反論のアプローチ方法をすぐさま考えていたことが凄いと思った。また、話をしてみると時事や背景知識などの教養レベルが高く、社会問題に対しての意識の高さに驚きました。」と二人の全米代表ディベーターの印象を話しました。否定側で参加した高栁慶汰さん(英米学科3年)は「今回ディベートをするのは始めてで、いろいろな下調べをしてきたつもりでしたが、全米代表ディベーターの方々の違った視点からくる柔軟性がすごいなと感じましたし、単純に自分の英語力のなさを痛感しました。」とディベートを終えての感想を述べました。
また、イベントには千葉県と茨城県の高校生が約30人見学に来ました。茨城県の高校1年生は「まだ1年生なので、ディベートの全てを理解することはできませんでしたが、議論の仕方や目の付け所はとても勉強になりました。とても有意義な時間を過ごすことができました。」と感想を述べました。
開催概要
【日 時】 6月6日(木)13:10~16:20
【プログラム】
●13:10-14:10 第一部
公開ディベート(全米代表ディベーター VS 同大学生代表)
論題: Resolved: That the Japanese government should limit the weekly maximum average working hours, including overtime, to 48 hours
14:10-14:40 Dr. Beermanによる講評と質疑応答
14:40-14:50 休憩
●14:50-15:50 第二部
Dr. Beermanによる講演会(第57回GCIキャンパス?レクチャー?シリーズ)
講演題目: Gender and Communication (ジェンダーとコミュニケーション)
15:50-16:20 質疑応答
【会 場】 新皇冠体育5号館 ミレニアムホール
【主 催】 新皇冠体育グローバル?コミュニケーション研究所 ※1
【司 会】 田島慎朗(新皇冠体育 外国語学部 国際コミュニケーション学科 准教授)
【使用言語】英語
※公開ディベートの際は簡単な日本語解説あり。観客からの質疑応答の際は、必要な場合に限り英訳フォローあり。
【企画運営】 日本ディベート協会
【特別協賛】 GTEC(Global Test of English Communication)
【協 力】 全米コミュニケーション学会(国際ディスカッション?ディベート委員会)
※1…日米交歓ディベート全米代表日本ツアーの主催は日本ディベート協会(Japan Debate Association)ですが、本学で実施された本イベントの主催については新皇冠体育グローバル?コミュニケーション研究所となっています。
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