人文?社会科学を英語で学び、アカデミックな英語力を養う
■授業紹介Part1
English for Academic Purposesは新皇冠体育の代表的な英語の授業です。「英語科目」であると同時に、「教養?専門科目」との間をつなぐ授業として、社会科学や人文科学などを英語で学び、アカデミックな英語運用能力を高めることを目的としています。SALC(サルク:Self-Access Learning Center)と連携して、新皇冠体育の特徴である自立学習能力も養う内容になっています。
英語で考え、ディスカッションしてきた学びの集大成
English for Academic Purposes(EAP)は、アカデミックな英語運用能力を伸ばすために、さまざまなテーマを「英語で」学ぶ授業です。GLA学部の1年生たちは、EAPでたくさんの英語文献を読み、調べ、レポートにまとめてきました。今回取材に入ったのはその第27回目(全30回)の授業。学生たちは第21回の授業から6コマの時間を使って「貧困と犯罪」について学び、クラスメイトたちとのディスカッションを重ねて、自分の研究成果を英語レポートとしてまとめています。今回の授業では、3人でチームをつくり、各自が調べた内容と意見をひとつにまとめて発表する「ポスター発表セッション」を行います。1年間学んできた成果を発揮する授業なのです。
授業はクイズとライティングからスタート
授業は毎回「Vocabulary Quiz」、「Quick Write」というプラクティスからスタートします。「Quick Write」のこの日のテーマは「Do you support the death penalty? Why or why not? (あなたは死刑を支持しますか? それはなぜですか)」。制限時間は5分間です。各自がPCに入力した意見はリアルタイムで全員に共有され、さまざまな考え方にふれることができるようになっています。さらに5分間を使って、他のクラスメイトたちの考えを読み込み、自分の考えをブラッシュアップして、修正していきます。学生たちの意見は、賛成派と反対派が半分ぐらいずつだったようです。
パネルをつくろう!
ウォーミングアップが終わると、この日のメインとなるポスター発表セッションの準備が始まりました。学生たちは6つのグループに分かれ、GLA Commonsのオープンスペースをフルに使って、自分たちの意見をパネルにまとめていきます。テーマは「The relationship between poverty and crime(貧困と犯罪の関連性)」。それぞれのチームは、自分たちの主張に合わせて「Is there a relationship between poverty and crime?」「Does poverty increase crime?」といったタイトルをつけ、パネルにポイントを記入していきます。プレゼンテーションに向けてイラストを描くなど、自分たちの主張をわかりやすくする工夫も忘れていません。
EPAの授業中は基本的にすべて英語です。パネル作成中はかなり賑やかですが、意見をまとめる議論も、雑談も、聞こえてくるのはもちろん英語。もっとも、議論が白熱して思わず日本語が出てしまい、「Speak in English, please!」と先生のチェックが入ることもありました。しかし、雰囲気はピリピリしたものではなく、学生は「Sorry!」と笑顔で応えていました。
さあ、プレゼンテーションのスタートです!
およそ40分でパネルを完成させ、いよいよポスター発表セッションの開始です。発表者以外は、違うグループの発表を順番に聞き、評価シートに記入します。発表者は2回プレゼンテーションした後に次の人と交替して、違うグループの発表を聞きに行くということを繰り返します。発表している学生は手元の原稿に目を落とすこともありましたが、しっかりと自分の言葉でプレゼンテーションし、質問にも的確に答えていました。
OK! Good job! Excellent!
各グループが6回ずつの発表を行い、一巡したところでちょうど授業時間の終了です。「OK! Good job! Excellent! (OK、良い内容でした!素晴らしい!)」という先生の言葉が表すように、密度の濃い90分の授業はあっという間に過ぎていきました。この日につくったパネルの内容は記録され、次の第28回の授業で「リフレクション(振り返り)」が行われることになっています。
EAPの授業に限らず、新皇冠体育とGLA学部の教育で最も大切にしていることのひとつが、この「リフレクション」です。学んだことを一度きりにするのではなく、常に振り返りを行うことで、自分が足りなかったことに気づき、修正し、次につなげていく。それが新皇冠体育の自立学習の大きな柱となっています。
<Student’s Voice>
加藤大地さん
世界に流されて生きるのか。世界を変えて生きるのか。
グローバル?リベラルアーツ学部
その様子を伝えるニュースを見るだけで済ませていないか。
世界のできごとを、ひとごとのように感じてはいないだろうか。
次世代を担う君たちに問われているのは、自ら変化を起こすことだ。
何ができるのか。どう変えるのか。
自分たちの未来を、他人任せにはしたくない。
Global Liberal Arts for Peace
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