活躍するKUIS在外公館派遣員たち(Vol.55/中国)

“活躍するKUIS在外公館派遣員たち”というテーマで、赴任中または帰国後の様子を紹介するシリーズ第55弾。

元在広州日本国総領事館派遣員の横川 舞夏さんをご紹介します

横川 舞夏さん(アジア言語学科中国語専攻4年)

派遣員になるまで

私が外務省在外公館派遣員になろうと思ったのは、1年間の中国留学を終えた後のことでした。 3年生に復学し、今後の将来について考えた時に在外公館派遣員のことを知り、挑戦してみようと思い、久保谷先生の授業に参加しました。 なんとか受験に必要な自動車の運転免許もゲットし、試験に挑んだ結果、ご緑があり広州日本国総領事館への赴任が決まりました。

広州での派遣員生活

社会人経験もなく、一人暮らしの経験もなく、様々な不安を抱えながら赴任しましたが、広州はとても住みやすく、生活面での不安はすぐになくなりました。仕事では領事班に所属し、戸籍関係の届出やパスポートの手続き、証明書の発行など、 主にその地に住んでいる日本人に対する領事サービス業務を行っていました。任期の後半はコロナで国外に出ることはできませんでしたが、1年目は週末等を利用し海外旅行にもよく出かけていました。つらいこともありましたが、一緒に働く現地職員のみんなや支えてくれる館員の方もいて、無事2年間の任期を終えることができました。公私共に良い出会いがあった2年間でした。支えてくださったすべての方に感謝しています。
つらかったことも過ぎてみれば様々な学びに繋がりました。いきなり知らないところに飛び込むことは大きなチャレンジで、不安もありましたが案外なんとかなるものですね。

中華人民共和国(People's Republic of China)

【外務省HP/一般事情より】
1. 面積:約960万平方キロメートル(日本の約26倍)
2. 人口:約14億人
3. 首都:北京
4. 民族:漢民族(総人口の約92%)及び55の少数民族
5. 言語:中国語
6. 宗教:仏教?イスラム教?キリスト教など