2021年12月9日(木)「『大衆文化』から『サブカルチャー』へ:春本と写真を中心にした近代日本のある物語」をオンラインで開催

『大衆文化』から『サブカルチャー』へ:春本と写真を中心にした近代日本のある物語

春本は、幕末の頃にはまだ広く読まれていたのに、なぜ近現代日本では「恥ずかしい」ものになり、読まれなくなってきたのだろうか。近代日本のどこを見れば、その回答が現れるのだろうか。
明治維新以降の「近代化」を背景に、日本が様々な面で大きく変わっていく中で、写真技術も急速に発展し、その影響で日本のビジュアルカルチャー全体も根本的に変わってきた。主な画像制作手段が版画から写真に移行したことで、ある意味では画像取得は「描写」から「模写」へ転換したともいえる。しかし、明治維新以降は技術発展だけではなく、公衆道徳も含めて、日本の文化的な風景も大きく変わってきた。その中で、春本およびエロテイカ全体に関する認識も変わり始め、「大衆文化」から「サブカルチャー」になる道に入ったとも言える。
そこで本公演は、明治維新以降の技術的および道徳的な変化を分析し、春本の近代的な運命を考察する。


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