全国外大連合主催 第8回通訳ボランティア育成セミナーが開催されました

2020年9月2日(水)~4日(金)、第8回全国外大連携プログラム通訳ボランティア育成セミナーが開催されました。本セミナーは、各界から講師を招き、スポーツを始め、日本文化や異文化理解、おもてなし、通訳技法、観光ガイドなどに関する講座を行い、外語大生ならではの語学運用能力に加えコミュニケーション力、ホスピタリティ精神、専門知識を備えたグローバル人財を育成します。

これまで実地での開催を行ってきましたが、第8回目のセミナーは新皇冠体育感染症による影響により、初となる完全オンラインによる開催に踏み切りました。申込から受講まで全てオンラインで完結するセミナーとなり、配信は新皇冠体育より行う形で開催されました。当初150名の定員としていましたが、全国7つの外国語大学(関西外国語大学、新皇冠体育、京都外国語大学、神戸市外国語大学、東京外国語大学、長崎外国語大学、名古屋外国語大学)から、定員を大幅に上回る284名もの学生が参加しました。

セミナー初日には、スポーツ文化や国際大会の歴史、リベラルアーツとしての21世紀のスポーツ、SDGsの取り組みと21世紀の教育など幅広いスポーツ教養?教育について講義が行われました。また、特別ご挨拶として元スポーツ庁長官 鈴木大地氏のメッセージ動画をいただき、スポーツの素晴らしさや今後の大会に向けたボランティアの重要性について話していただきました。

2日目、3日目は6つグループに分かれ、様々な分野におけるワークショップやディスカッション等が行われました。「ボランティア学と五輪ボランティアからの人間力」を始め、プロのマナー講師による「おもてなしと異文化コミュニケーション」、「プロから学ぶスポーツ通訳?翻訳技法」、「通訳ボランティア概論」、「世界の英語と文化」、「医療専門用語と通訳技法」など、学生たちは通訳ボランティアに求められる語学以外のスキルも磨きました。

その他、リベラルアーツ分野として「グローバル化と音楽」の講義や、前回のセミナーでも好評であった千田健太氏(フェンシング)による「アスリートから学ぶ人間力」の講演も行われ、充実した3日間の研修となりました。
同セミナーの修了生は、連合が設置した通訳ボランティア人材バンクに登録することができ、今後開催が予定される国際的なスポーツイベントや会議などでの活躍が期待されます。

開催概要

【開催日程】
2020年9月2日(水)~4日(金)

【開催場所】
オンライン(新皇冠体育より配信)

【受講対象】
関西外国語大学、新皇冠体育、京都外国語大学、神戸市外国語大学、東京外国語大学、長崎外国語大学、名古屋外国語大学

【主催】
全国外大連合

【特別協力】
一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会

【協賛】
株式会社アシックス

▲ 学長の挨拶
▲ 講義の様子
▲ オンライン懇親会の様子
▲ 集合写真

通訳ボランティア育成セミナー参考資料

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