2015年、国連サミットで持続可能な開発目標「SDGs」が全会一致で採択されました。このとき2030年までのミッションとして17のゴールが掲げられ、「地球上の誰一人取り残さない」ことを各国が誓い合っています。2021年5月、GLA学部は新入生にアンケートを実施。どんなゴールに関心があるのか、どんな未来をつくりたいのか。一人ひとりの想い、夢を語ってもらいました。
DREAM KEYWORD
- #貧困
- #環境保全
- #差別
- #教育
- #平和
- #格差
- #宗教
- #国際協力
- #紛争
- #資源
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Aさん
- #環境保全
- #国際協力
世界の気候変動に、
具体的な解決策を。
高校時代に地元が台風被害に遭い、「将来は気象災害に具体的な解決策を提示できるプロフェッショナルになりたい」と考えるようになりました。世界を見渡しても、気候変動に対して明確なアクションを起こしている国はほとんどありません。大学の4年間で海外の気象災害の現状なども学び、いつかは世界に向けて具体案を提案していけたらと考えています。
Bさん
- #差別
- #平和
性別を超えて、
対話できる世界を。
私が考える「平和」とは、お互いを尊重し合えること。ただ、日本ではまだまだ性別で分けて考えるケースが多いですし、これまで以上に男女の区別なく、“個人と個人”として対話できるようにすることが大切だと考えています。そのためにも、まずは世界中の人々の価値観に出会いたい。そして、私にしかできないことを模索したいと思っています。
Cさん
- #国際協力
- #宗教
世界中の人たちが、
手を取り合うために。
SNSによって、私たちは世界中の情報に簡単にアクセスできるようになりました。しかし、情報操作やフェイクニュースもあり、まだまだ心の底から信頼し合える状況とは言えません。大切なのは、お互いのありのままを理解し合うこと。GLA学部では各国の宗教や慣習も学び、世界中の人々と真のパートナーシップを築けるようになりたいと考えています。
Dさん
- #紛争
- #差別
- #平和
紛争に、差別。
世界の現実に向き合いたい。
SDGsの中で、私が特に注目しているのは「平和と公正をすべての人に」というゴール。実現までには困難な壁がたくさんあると思うのですが、世界平和を実現するためにはこの問題から目をそらすわけにはいきません。紛争問題に、差別問題。4年間の中で、世界の現実にしっかりと向き合うこと。それが今の私の目標です。
Eさん
- #紛争
- #平和
世界を知ることが、
平和への一歩だと思うから。
5分に1人。これは暴力によって亡くなっている子どもの数です。こうした事実に対して、平和な国で暮らす私たちはあまり多くの情報をもっていません。自分になにができるのかはまだわかりませんが、まずはGLA学部で世界の紛争の現状、解決方法について学びたい。世界を知ること。それが私にできる、平和への最初の一歩だと思っています。
Fさん
- #貧困
- #格差
- #教育
きっかけは、
国連機関の募金活動。
高校時代、ボランティアとして国連機関の募金活動に参加。「他の国の子どもは、こんなにも過酷な状況で暮らしているのか」と衝撃を受け、「いつかは世界で助けを必要としている人のために働きたい」と考えるようになりました。貧困問題は、教育格差も原因のひとつ。GLA学部で多角的に学びながら、具体的な解決方法を探っていけたらと思っています。
Gさん
- #貧困
- #格差
- #教育
教育が変われば、
世界が変わる。
すべての始まりは、ルワンダ人難民との出会い。ジェノサイドから彼女と彼女の子どもの命を救ったのは、覚えたての日本語で書いた友人宛の手紙だったそうです。読み書きができるということは法律がわかり、解決方法がわかるということ。将来はNGOやNPOの職員として、世界の教育を支えられるような仕事をしたいと思っています。
Hさん
- #紛争
- #平和
- #教育
戦争や紛争を、
世界からなくすために。
SDGsのゴールのひとつ、「質の高い教育をみんなに」に特に関心をもっています。実は貧困地域だけでなく、先進国においても文字を読めない人はたくさんいるんです。対立の根っこにあるのは、無知や偏見。もしも全員が正しい知識を身につけることができたとしたら、世界で起きている戦争や紛争も話し合いで解決できるかもしれません。
Iさん
- #紛争
- #平和
- #格差
こうしている今も、
戦場で暮らす人がいる。
苛烈な紛争に、過酷な労働。こうした問題が、世界中の人々から笑顔を奪っています。SDGsの「平和と公正をすべての人に」を達成するまでには長い道のりがあると思いますが、私たちは紛争問題の根本的解決をめざしていかなければなりません。GLA学部で歴史や宗教について学び、大学卒業後はこうした問題に取り組むプロフェッショナルになりたいと思っています。
Jさん
- #環境保全
- #国際協力
この地球に、
明るい未来を。
明るい未来か、そうではない未来か。2030年が、地球環境における重要な分岐点になると言われています。その一方で、日本は地球温暖化に対する意識が低く、他国に比べて議論や対策が進んでいません。この課題は、世界規模で解決すべき問題。まずは4年間で各国の学生とディスカッションし、自分自身の世界を広げるところから始めたいと思います。
Kさん
- #貧困
- #資源
安全な水は、
当たり前じゃない。
SDGsのゴールのひとつである「安全な水とトイレを世界中に」に注目しています。世界では人口の40%以上が水不足に悩んでいますし、約18億人が汚染された飲料水を使用しているのです。世界には、日本人が知らない事実がまだまだたくさんあります。GLA学部では語学力だけでなく、世界を偏見なく捉える力も磨いていきたいですね。
Lさん
- #教育
- #平和
- #国際協力
どうすれば、
世界に貢献できるか。
すべての人が質の高い教育を受けることができれば、誤解や偏見から生まれる争いはなくなりますし、より多角的な視点から社会課題の解決方法を模索できるようになると思うのです。そんな世界を築くためにも、GLA学部ではさまざまな価値観にふれる中で知見を広げ、自分が世界にどんな貢献ができるのかを見つめていきたいと考えています。
Mさん
- #平和
- #格差
- #差別
世界平和のために、
不平等をなくす。
GLA学部のホームページを見て、「まさにこれがやりたいことだ」と入学を決意しました。依然として世界には大きな経済格差がありますし、黒人やアジア人に対する人種差別も残っています。人や国の不平等をなくす。そんなSDGsの目標には強く共感するものがありますし、この4年間で自分にできる“平和”を実践していけたらと考えています。
Nさん
- #平和
- #貧困
- #教育
貧困の解決は、
世界平和につながっている。
平和を実現するためには、それを牽引する人材が必要です。しかし、人材を育てるためには教育環境を整えなければならず、教育環境を整えるためには経済的基盤がなければなりません。私の夢は、国際社会に貢献できる人間になること。その目標に近づくためにも、まずは大学で各国の人間や文化に焦点をあてて学びたいと思っています。
Oさん
- #平和
- #差別
- #格差
平和とはなにか。
公正とはなにか。
SDGsは「平和と公正をすべての人に」をゴールのひとつに掲げています。しかし、どのような社会であれば、平和であり公正だと言い切れるのでしょうか。私がGLA学部の学びの中で特に関心がある領域は「人間と文化」。世界中の差別や偏見と向き合う中で、「平和とはなにか、公正とはなにか」という難問に挑戦したいと考えています。
Pさん
- #教育
- #格差
- #貧困
子どもたちに、
学ぶ喜びを届けたい。
教育がなければ仕事に就けず、その子どもたちもまた教育を受けられなくなります。そして、それはやがて慣習となり、社会の常識になってしまいます。ただ学校をつくるだけでは、この連鎖を断ち切ることはできません。GLA学部では学校教育だけでなく、貧困や宗教、文化について学び、世界中に“学ぶ喜び”を届けられる力を磨きたいと思っています。
Qさん
- #差別
- #紛争
- #平和
感動は、
人種すら越えていく。
高校時代に、マレーシアのナイトクルーズに参加したことがあるのです。私がホタルに心を奪われていたとき、周囲の外国人の方も胸が熱くなっている様子で。このときに「感動には差別も偏見も、人種もない」と強く感じましたし、「将来はツアーガイドとして、世界中の人々が心でわかり合える平和な世界をつくりたい」と考えるようになりました。
Rさん
- #差別
- #紛争
- #国際協力
拡散する情報が、
真実とは限らない。
SNSでは真実かどうかよりも、話題性のある情報の方が拡散されているように思います。中には根拠のないものもあり、こうして生み出された偏見や差別が国際協力の妨げになっていると思うのです。大切なのは、ありのままを知ること。GLA学部では文化について深く学び、卒業後は異文化交流の場を提供するような仕事に就きたいと考えています。
Sさん
- #差別
- #紛争
- #国際協力
自分の五感を通して、
世界を正確に見極めたい。
育った環境が異なれば、考え方も価値観も異なります。“普通”がひとつだとは限りませんし、差別や紛争をなくすためには「いかに多様性に気づき、多様性を受け入れられるか」が大切です。そういう意味でも、私は自分の五感で世界を知りたい。情報に翻弄されずに、“違い”を受けとめられる人間になりたいと思っています。
Tさん
- #教育
- #貧困
- #国際協力
将来の夢は、
途上国の発展を支えること。
きっかけは、高校時代にSDGsについて調べたこと。戦争や宗教など複雑な事情があるものの、世界には教育を受けられない子どもたちがたくさんいることを知り、「ゆくゆくは途上国をサポートする仕事に携わりたい」と考えるようになりました。夢を実現するためにも、大学では戦争や宗教、倫理など幅広い分野の知識を身につけたいと思っています。
Uさん
- #教育
- #格差
- #平和
教育格差は、
日本の問題でもある。
教育格差は、海を越えた先にある遠い国の問題ではありません。日本でも経済格差などによって学習機会を逃している方がいますし、世界全体の課題として取り組むべき問題だと思っています。しかし、今の私にはどのような活動をすればいいのかはわかりませんし、まずは大学で自分がやるべきことを見つけていければと考えています。
Vさん
- #貧困
- #教育
- #平和
貧困、教育、
そして平和へ。
教育制度が発展すれば世界に対する教養が身につき、おのずと平和をめざす人も増えると思うのです。しかし、貧困という問題を放置していては、全員に学校教育を普及させることはできません。国際社会はどのような経済的支援をしていくべきなのか。GLA学部では国際情勢を中心に学び、国際協力の新しい道を探っていけたらと考えています。
Wさん
- #資源
- #環境保全
- #国際協力
海を守ることは、
地球を守ること。
海に流出するプラスチックゴミは年間約800万トン。生物学的に持続可能な水準の魚類資源はおよそ67%にまで減少しています。海は、あらゆる生命の母。海を守ることは地球を守ることであり、私たちの営みを守ることでもあります。大学では社会と共生をテーマに知識を広げ、将来は環境系企業や国連機関の職員として環境保全に力を注ぎたいと思っています。
Xさん
- #貧困
- #国際協力
- #平和
世界を正しく、
つかみたい。
SDGsの「貧困をなくそう」に特に関心があります。ただ、こうした問題を解決したいと思うものの、その一方で「私たちは貧困が生まれる社会構造を正確に把握できているのか」という疑問ももっています。大学では世界の正しい知識、正しい見方を学び、実態を知ったうえで解決策を提示できる人間になっていきたいと思っています。
Yさん
- #差別
- #格差
- #平和
すべての個性が、
安心して暮らせるように。
政治参加の機会をはじめ日本には性別によるさまざまな格差が残っていますし、男性、女性という枠に縛られているうちはLGBTの方の個性を社会的に受け入れることも難しいと思うのです。平和とは、誰もが安心して生活できること。こうしたジェンダー問題に取り組み、すべての個性にとっての世界平和を実現していけたらと考えています。
Zさん
- #資源
- #国際協力
- #紛争
企業にも消費者にも、
資源を守る責任がある。
「つくる責任 つかう責任」。そんなSDGsのゴールを達成したいと考えています。ゴミを減らすことができれば資源のムダ使いがなくなり、世界中で分け合えば食糧不足などによる争いも減らすことができる。大学では問題の原因や各国の現状を追究し、企業と消費者が手を取り合って“持続可能な社会”を築いていく方法を模索していければと考えています。
αさん
- #紛争
- #国際協力
- #平和
私の目標は、
難民支援に携わること。
政情不安や内戦によって、数多くの難民が国を追われている。世界史の授業をきっかけに、こうした中東の問題に興味をもつようになりました。私の将来の目標は、難民を支援するプロフェッショナルになること。自分になにができるのか、どんな活動、仕事があるのか。大学の4年間で、夢を実現する方法を学んでいきたいと思っています。
βさん
- #差別
- #格差
- #宗教
人間を学べば、
問題の本質が見えてくる。
私が一番、関心を寄せているのは「ジェンダー平等の実現」。依然として固定観念や先入観、宗教などの影響は大きく、ゴールの達成までにはいくつものハードルを乗り越えなければなりません。ジェンダーの格差は、人間の文化から生まれたもの。大学では人間と文化をテーマに学び、この問題の本質を掘り下げていけたらと考えています。
γさん
- #平和
- #国際協力
- #環境保全
考えるだけでなく、
アクションを起こせる人へ。
SDGsのほぼすべてのゴールに興味をもっています。GLA学部に入学したのは、国際問題について学ぶだけでなく、実際にアクションを起こす方法まで学べるから。大学の4年間では、各国の学生とのディスカッションを通して現状を把握し、それぞれの国の人たちと同じ目線、同じ立場に立って解決策を実行できる人間になりたいと思っています。