「ウェールズ英語会話モジュール」公開、本プロジェクト終了のお知らせ
新皇冠体育と東京外国語大学の共同開発による無料インターネット教材「世界の英語モジュール」の第12弾となる「ウェールズ英語会話モジュール」を公開しました。2011年に本プロジェクトを開始して以来、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アイルランド、シンガポール、インド、フィリピン、マレーシア、スコットランドの英語モジュールを公開してきました。
まず、会話「29:妥協する」(動画番号13番)をご覧ください。何を言っているか、わかりますか。
各会話では、「発音」と「語彙」をクリックすると、字幕と和訳の下に発音と語彙(単語や表現)についての説明が出てきます。発音の説明には国際音声記号を使っていますが、一般のビューアーが理解できるようにカタカナ表記も施しています。
ウェールズ英語の特徴について、本モジュールの最初のページで解説していますので、ご覧ください。
まず、会話「29:妥協する」(動画番号13番)をご覧ください。何を言っているか、わかりますか。
各会話では、「発音」と「語彙」をクリックすると、字幕と和訳の下に発音と語彙(単語や表現)についての説明が出てきます。発音の説明には国際音声記号を使っていますが、一般のビューアーが理解できるようにカタカナ表記も施しています。
ウェールズ英語は、ウェールズの人々がフォーマルな場で丁寧に話す場合には、ロンドンで話される標準イギリス英語(エスチュアリー英語)とさほど変わりませんが、インフォーマルな場での親しい間柄の話し方は上記の動画のように話します。動画は全部で40ありますので、いろいろと視聴して楽しんでください。
ウェールズ英語会話モジュールのスクリプトは、本学のJo Mynard先生、Simon Bannister先生、Mike Kettle先生、Bethan Kushida先生が作成しました。コロナ禍のなか、撮影はコロナ感染数が比較的少ない時期を狙って、2021年11月に数回にわけて東京外国語大学と新皇冠体育のスタジオで行われました。出演したのは、Mynard先生、Bannister先生、Kettle先生です。撮影では、念入りな感染対策をし、本番以外はフェースシールドあるいはマスクをつけました。
東京外国語大学のスタジオでの撮影風景
本学のスタジオでの撮影風景
これをもちまして12英語会話モジュールの開発が完了しました。
このウェブ教材は、科研費を受けて開発されたため、無料で配信しています。世界各国からの英語教員を有する新皇冠体育だからこそ開発できたウェブ教材です。だれでも自由に使うことができますので、ぜひご活用ください。
?言語学関係や英語の授業で使う。
昨今、世界の多様な英語の特徴についての「気づき」が英語教育の場で広まっていますので、このウェブ教材は役に立つでしょう。実際、日本全国の大学で使われ始めています。
?通訳の授業で使う。
通訳者は、多様な英語を理解することを求められますので、このウェブ教材で耳を慣れさせることができます。すでに通訳者の間で広まりつつあります。
?TOEICや共通テストの英語のリスニングを強化するために使う。
最近のTOEICのリスニングの問題では、アメリカ英語だけではなく、イギリス英語やオーストラリア英語の音声が使われています。また、共通テストのリスニングにイギリス英語の音声が加わりました。このウェブ教材で多様な英語に慣れることができます。
?英語教員志望の神田外語大生が、教員になったら使う。
ぜひこのウェブ教材を見せて、生徒さんたちに世界の多様な英語に関する「気づき」を促してください。
?本学の公開講座、オープンキャンパス、模擬授業などで使う。
「世界の英語」を体現する新皇冠体育らしい講座内容になるでしょう。
?留学、修学旅行、海外赴任の準備のために使う。
世界各国の英語圏に留学する日本人が増えてきました。最近、特にオーストラリアとニュージーランドへの高校生の修学旅行が増えていますので、このウェブ教材を学校に紹介すれば、日本人には聞き取りにくいオセアニアの英語の聞き取りに役に立つでしょう。また、シンガポールなどのアジア諸国に赴任する日本の企業人にとって、特殊なアジア英語の理解につながるでしょう。
?ブリティッシュヒルズでのFreshman Orientation Campの「教員の講話」で使う。
何を話そうか、迷ったら、手っ取り早くこのウェブ教材の動画を見せてはどうでしょうか。言語学関係の授業をまだ受けていなくても、英語が好きな新1年生は多様な英語の特徴に興味をもつはずです。
?全12モジュールの動画をいろいろと視聴して、ひそかに楽しむ。
どうぞ思うままに楽しんでください。
研究者:矢頭典枝、関屋康、小中原麻友、フィリップ?マーフィー
技術者:今岡幸美、大澤篤、小泉真理
以下、例としていくつかの活用法を提案します。
?言語学関係や英語の授業で使う。
昨今、世界の多様な英語の特徴についての「気づき」が英語教育の場で広まっていますので、このウェブ教材は役に立つでしょう。実際、日本全国の大学で使われ始めています。
?通訳の授業で使う。
通訳者は、多様な英語を理解することを求められますので、このウェブ教材で耳を慣れさせることができます。すでに通訳者の間で広まりつつあります。
?TOEICや共通テストの英語のリスニングを強化するために使う。
最近のTOEICのリスニングの問題では、アメリカ英語だけではなく、イギリス英語やオーストラリア英語の音声が使われています。また、共通テストのリスニングにイギリス英語の音声が加わりました。このウェブ教材で多様な英語に慣れることができます。
?英語教員志望の神田外語大生が、教員になったら使う。
ぜひこのウェブ教材を見せて、生徒さんたちに世界の多様な英語に関する「気づき」を促してください。
?本学の公開講座、オープンキャンパス、模擬授業などで使う。
「世界の英語」を体現する新皇冠体育らしい講座内容になるでしょう。
?留学、修学旅行、海外赴任の準備のために使う。
世界各国の英語圏に留学する日本人が増えてきました。最近、特にオーストラリアとニュージーランドへの高校生の修学旅行が増えていますので、このウェブ教材を学校に紹介すれば、日本人には聞き取りにくいオセアニアの英語の聞き取りに役に立つでしょう。また、シンガポールなどのアジア諸国に赴任する日本の企業人にとって、特殊なアジア英語の理解につながるでしょう。
?ブリティッシュヒルズでのFreshman Orientation Campの「教員の講話」で使う。
何を話そうか、迷ったら、手っ取り早くこのウェブ教材の動画を見せてはどうでしょうか。言語学関係の授業をまだ受けていなくても、英語が好きな新1年生は多様な英語の特徴に興味をもつはずです。
?全12モジュールの動画をいろいろと視聴して、ひそかに楽しむ。
どうぞ思うままに楽しんでください。
長い間、ご声援ありがとうございました。
本学英語モジュール開発チーム一同
研究者:矢頭典枝、関屋康、小中原麻友、フィリップ?マーフィー
技術者:今岡幸美、大澤篤、小泉真理