「自分が知らない自分をレゴブロックで遊びながら発見する」をテーマに、ビジネス系学科(国際ビジネスキャリア科?国際エアライン科?国際ホテル科?グローバルコミュニケーション科)の1年生を対象に、レゴを使った自分発見ワークショップを行いました。
人は「モノを使って考える」あるいは「手を動かして考える」ときに、脳が活性化され、新しいアイデアを思いついたり、創造力が身につきます。
今回のワークに正解はありません。学生たちはレゴを自由に使って、「今の自分」「なりたい自分」を思い思いに表現しました。
学生はまだ入学して1か月程で、同じテーブルには他学科の学生もいたため、最初は少し緊張している様子でしたが、手を動かし、互いに話しながら作業を進めることで、良いアイスブレイクになったようです。
最初の1分間は個人戦、次に団体戦という流れで行いましたが、面白いことに、目に見えて違う結果になりました。
個人戦では一人ひとりが他の学生を頼らず、レゴを積み上げましたが、団体戦では作戦タイムを設けた後、みんなで協力し合いレゴを積み上げます。結果、ほとんどのチームが、個人戦の時より高さもあり、安定性も増した状態でレゴが積み上がりました。
これはチームで協働することで、自分だけでは思いつかなかったアイデアに触れ、そこから新たな気づきが生まれるという好循環がもたらした結果であり、短い時間ではありましたが、その過程を体験するよい機会となったようです。
ここではまず「今の自分」の心境を表現しました。
言葉に出して説明するのも難しそうなテーマですが、今回はレゴを使って表現します。学生たちは、「高校時代の自分」「上京したての自分」「アルバイト中の自分」など、思い思いの作品を作りました。作成後、グループのメンバーに自分の作品の説明をすることで、右脳で創造し、左脳で発信する力を養います。
次に「なりたい自分」を表現しました。
今の自分から、なりたい自分を想像することで、将来の目標やなりたい姿が見えてきます。先ほどの作品とは異なり、「空港で働く自分」「海外で暮らしている自分」など、自身の将来について考えていることを思い思いに形にしていきました。
ワーク終了後は、時間の許す限り、席を移動しながら、自身の作成した作品を他の学生に説明し、お互いを知る時間を設けました。
最初は緊張しながら話していた学生も、しっかりと自分を表現し、相手に伝える力が身についたようです。
授業の中で、国際ビジネスキャリア科コーディネーターの池田先生から「授業も勉強も夢も、楽しんだ人が勝つ」という言葉があり、学生たちにも強く響いたのではないでしょうか。
この授業を通じて、「自分」について深く理解することができ、また他者との関わりから、自分にとっての新たな気づきをもたらすことを学び、これからの「自分」について見つめ直す機会を持てたのではないでしょうか。
今回授業を受けた学生がどのように成長し、どのような道に進むのか楽しみです。
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