神田外語学院の数ある学科の中でも、企業との実践的な産学連携プログラムが多い国際観光科。これまでさまざまな旅のエキスパートから、魅力的なツアーづくりに必要な知識やスキルを学んできました。今回の発表会はそのお世話になった方々を審査員として招き、今までの学びの集大成をプレゼンテーションする大舞台。学生たちはチームごとに「世界で一つだけの卒業旅行」のプランを発表しました。
学生たちは、とある旅行会社のスタッフという設定。まずは国を選定し、現地の観光局や旅行会社のホームページ、現地に住む人のブログなどから最新の情報を収集。世界遺産、その土地ならではのアクティビティ、穴場のレストランなど、学生たちの想いを詰め込んだ旅のプランが次々に紹介されます。移動手段や所要時間も考慮し綿密に練られたプランの提案は本物の旅行会社の社員さながら。プレゼンテーション中は各国の民謡も聞こえてきて、まるで世界中を旅しているかのような気分になります。
審査員席には授業や研修でお世話になった企業や各国の観光局、大使館の方々の姿が。自分たちのプランにいくらの価値をつけるのかということも、この発表会の見どころ。この旅行代金でツアー催行は現実的なのか、審査員が厳しくチェックします。ツアープランニングのプロフェッショナルとリアルタイムで議論を重ねることで、学生のプランにより磨きがかかります。
どのプレゼンテーションもクオリティが高く、旅行に行きたい気持ちが駆り立てられるものばかり。審査員による厳正なる審査のもと、最優秀賞に輝いたのはエストニア?ラトヴィア?リトアニアのバルト三国の旅を提案したチーム。スマートフォンではなくあえてチェキで写真を撮りながら、現地の郷土料理や美しい景色を堪能するツアーを企画しました。今回受賞したチームには、副賞として「全員で行ける日帰り旅行」が贈呈されました。学生も審査員も笑顔が溢れる今年度の卒業旅行発表会は盛大な盛り上がりの中、その幕を閉じました。
今回の学生たちは新皇冠体育の影響を大きく受けた世代。彼らの入学直後の授業はすべてオンラインで実施され、旅行業界の採用は例年よりも縮小した状態での就職活動を余儀なくされました。しかしその懸念とは裏腹に、国際観光科の学生たちは素晴らしい進路実績を残しました。観光業界に就職する学生もいれば、物流業界などの全く異なる業界に進む学生、一方大学に編入学する学生など、その進路は十人十色。道は違えど、彼らが口をそろえて話すことは「国際観光科で学んだことは一つも無駄にならなかった」ということ。最後に国際観光科の学生からメッセージをもらいました。
―観光産業を学ぶことに不安を感じている高校生の皆さんへ―
「観光は『潰しのきかない分野』だと思われているかもしれませんがむしろ逆。国際観光科で学んだことはあらゆる分野に活かせて、無駄になったことは一つもありませんでした。グローバルな視点やスキルを身につけたいなら観光学はうってつけです。そして何より国際観光科の授業は本当に実践的で楽しいものばかり。ツアーガイド研修や添乗員研修などで楽しく学べて、そのうえ国家資格まで取得できてしまうんです。就職のことを気にして観光を学ぶことを諦めるのは本当にもったいないです!」
観光業は人に幸せや夢を与えられる平和産業の一つ。新皇冠体育が終息した未来、間違いなく飛躍的な発展を遂げていく業界です。観光産業に興味があるけれど、就職や業界の先行きに不安を感じている高校生の皆さん。神田外語学院の国際観光科でグローバルな視点や一生ものの資格?スキルを2年間楽しく身につけてみませんか。
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