神田外語学院 国際ビジネスキャリア科卒業生で現在、日本通運株式会社で採用業務を担当している斎藤紗弥乃さんをお招きし、講演会が行われました。
昨年行われた講演会では、斎藤様の講演を通じて多くの学生が物流業界に興味を持ち、7名の学生が物流業界の会社から内定をいただきました。
今回も昨年同様、講演会を通して物流業界についてはもちろん、自身の今後のキャリアを考えるきっかけになることを期待したいです。
斎藤紗弥乃さんプロフィール
2018年3月 国際ビジネスキャリア科卒業後、日本通運株式会社入社。
海外引越事業での総務を経験後、現在は人事で採用業務に携わっています。
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日本通運株式会社は、日本最大手の総合物流会社です。
自動車輸送、鉄道輸送、海上輸送、航空輸送、引越し、倉庫管理などの物流事業全般を行っており、私たちの生活は物流業界があってこそ成り立ち、物流が私たちの暮らしを支えています。
国際ビジネスキャリア科設立以来、毎年日本通運株式会社様から内定をいただいており、現在も多くの卒業生が活躍しています。
講演会の前半は、斎藤さんから「物流業界とは」「日本通運の会社概要?事業内容」「これまで経験された仕事内容」「就職活動のエピソード」等、ご自身の経験談を写真を交えて分かりやすく説明いただきました。
企業説明会や就活セミナーで聞くようなしっかりしたお話に加え、実際に働いてみて感じたリアルな部分や先輩社員や同期とのコミュニケーションの取り方、所属部署で行われているイベント事など、普段聞くことができない話題も交えつつお話しいただいたので、学生たちもメモを取りながら真剣なまなざしで聞き入っていました。
後半はディスカッション形式で質疑応答の時間です。
大勢の前で手を挙げて発言することは、恥ずかしさもあり勇気が必要です。
最初は緊張して周りの様子をうかがっていた学生たちも、学科コーディネーターの池田先生と斎藤さんから発言することの大切さ、企業の採用説明会で質問をすることの大切さを聞き、積極的に手を上げるようになりました。
現在、採用担当として働かれている斎藤さん。
『志望企業の説明会に参加し、会社の概要を深く掘り下げ理解するのはもちろんのこと、自分自身がなぜその業界で働きたいか、今後どのように活躍していきたいかなど他の就活生と差別化できる内容を準備して面接に臨むことも重要。また、ESや提出書類は誰よりも早く提出することも重要です。』
斎藤さんご自身の経験から、就職活動の時にいち早くESを提出したことで、面接官の方から「一番に届いたよ!」と言われたそうです。何でも1番というのは印象に残るものなので、良い印象を得るためにも、学生に響くアドバイスでした。
斎藤さんは学生時代、就職活動をするか大学編入をするかぎりぎりまで迷っていたそうです。
『企業説明会などに参加していくうちに、ふと就職をしたいと考えました。業界を選ぶ基準として大切にしていたのは「当たり前を支える仕事がしたい」という気持ちです。その気持ちに一番マッチしている業界が物流業界でした。この気持ちは入社後も変わることはなく、今でも働くうえでのモチベーションになっています。』
『授業が終わって学校から出たら極力勉強はしたくないタイプでしたので、放課後はアルバイトや趣味に時間を割いていました。そうするためにも空きコマなどで課題を終わらせ、興味のある授業や話はしっかり聞き、メモを取って忘れないよう見返していました。』
学生時代は特別頑張ったことはないと話す斎藤さんでしたが、普段の授業を大切にし、学内にいる時と学外にいる時でメリハリをつけて生活していたようです。
他にも多くの質問や感想が学生から寄せられました。
今回の講演会を通して、多くの学生が物流業界のことはもちろん、先輩である斎藤さんのキャリア形成に興味を持ったことでしょう。すでに進路が決まっている学生、これから進路を決める学生、どちらにとっても貴重なお話になったのではないでしょうか。
本日参加した学生たちのこれからに期待です。
お忙しい中、講演していただきました斎藤さん、本当にありがとうございました。
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