新皇冠体育同窓会

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【アフターコロナの探究学習】約3年ぶりに海外ボランティアに学生17名を派遣

【アフターコロナの探究学習】
約3年ぶりに海外ボランティアに学生17名を派遣
~世界の課題に目を向けて問題解決へ~

新皇冠体育のボランティアセンターは、約3年ぶりに海外ボランティアに本学学生17名を派遣しました。2011年より毎年夏季?春季に、海外ボランティアに本学学生を派遣してきましたが、新皇冠体育の感染拡大の影響によって、2020年度から2021年度まで中止していました。

コロナ禍による行動制限も緩和されたことを受けて、2023年1月から3月までの間、約3年ぶりに海外ボランティアへの派遣を再開しました。学生たちは、それぞれの派遣国(アイスランド/アメリカ/イタリア/ガーナ/フィリピン/ブラジル)の課題に目を向けて、問題解決に向けたさまざまなボランティア活動に参加しました。

本活動について、5月23日(火)?24日(水)?26日(金)の3日間にわたってオンライン報告会が開催され、それぞれの派遣国での活動内容や学びについて、7名の学生が発表をおこないました。本学では今後も、学生と社会が繋がるさまざまなボランティアの機会を提供し、社会に貢献できる人材の育成をして参ります。

海外ボランティア派遣学生の体験談 ※一部抜粋

■ ガーナでの子どもの教育支援(外国語学部 英米語学科 3年 高橋伶奈さん)
派遣先:ガーナ ベゴロ 活動期間:1月末~3月頭(約4週間)

このボランティアに参加した大きな理由は、異国の地に行くことで、自分がマイノリティになる感覚を体験してみたかったからです。また、アフリカは貧困のイメージがありましたが、実際に自分の目で見て確かめたいと思ったことがきっかけです。

ボランティア活動では、Nation Builders International Schoolで授業サポーターを担当しました。子どもたちと一緒に生活しながら、2~3歳のクラスをメインに本の読み聞かせから、生活面ではお風呂に入ることを手伝ったりしました。小さい子どもたちは英語が話せなかったので、ジェスチャーなどで工夫してコミュニケーションをとりました。

自由時間では、自分の20歳の誕生日を祝ってもらったり、髪をブレイズ(編み込み)してもらったりと、現地の文化を味わいながら楽しい時間を過ごすことができました。

■ フィリピンでの国際事業活動支援(外国語学部 国際コミュニケーション学科 3年 片峰千尋さん)
派遣先:フィリピン セブ島 活動期間:2月頭~3月末(約2か月間)

ニュースで外国人が日本の被災地支援をしている様子を見て、自分も世界の問題を考えられる一員になりたいと思ったこと、また、海外の考え方や価値観を知って尊重できるようになりたいと思い、海外ボランティアに参加しました。現地では、大きく3つの活動に参加しました。

「企画」としてSDGsや復興支援に関わる活動を現地の方々と一緒に考え、「運営」として現地の大学に行ったり被災した村に出向いたりして実際に活動をおこない、「評価」として参加者にインタビューしたり動画制作したりして次に繋げられるように工夫しました。休日は、日本から持参した浴衣を着てもらったり、折り紙を体験してもらうことで、現地の方々に日本文化を紹介することもできました。

海外ボランティア派遣 概要

学生は海外ボランティアプログラムに参加し、大学で培った知識?技能を国際協力の現場で活用していきます。言語や文化の異なる人々と協力し合いながら活動する中で「世界の諸問題に目を向け、問題解決に向けて主体的に行動する力」と「国際社会で通用するコミュニケーション能力」を養い、世界を舞台に幅広い活躍ができる人材の育成を目指します。

ボランティアセンターについて

「言葉は世界をつなぐ平和の礎」という本学の理念のもと、学生と社会が繋がるさまざまなボランティアの機会を提供し、社会に貢献できる人材の育成をおこなうことを目的として2013年に設立されました。外部からのボランティア依頼の受け入れコーディネート、学生へのボランティア情報の紹介から活動前~活動後のサポートに至るまで、ボランティア活動全般に関わるさまざまな支援をおこなっています。

参 考

【新皇冠体育ボランティアセンターHP】
/kuis/main/labo/vc/

【これまでのボランティア実績】
/kuis/main/about/announcement/

【新皇冠体育Twitter】
https://twitter.com/kandag_official