国際エアライン科の学生がANA成田エアポートサービス様のご協力のもと「グランドスタッフ空港実習」を実施しました。今回学生が訪れたのは成田国際空港内にある訓練施設「SPECIA(スペーシア)」。憧れのANAグランドスタッフから、成田国際空港の機能や空港ハンドリングの仕事についてレクチャーいただきました。職場見学ではANAのチェックインカウンターへ。今回は特別に、一般では見学できないファーストクラスカウンターやオペレーションセンターの裏側も特別にお見せいただきました。
職場見学を終えると、国際線チェックインや搭乗アナウンスの体験へ。訓練用であるダミーの搭乗券を利用し、学生一人ひとりがロールプレイを実施しました。実際のチェックインではオールイングリッシュのシステムを利用し、座席の希望や手荷物の有無を丁寧に確認します。緊張しながらも抑揚を意識し、日本語と英語でアナウンスをする学生たち。英語のアナウンスでは、海外からのお客さまに伝わりやすいアクセントや話し方を学びました。
研修の最後にはANAグランドスタッフとの座談会を実施いただきました。「日々の業務を通して、語学力はどのように向上させましたか?」「学生時代に取得しておくべき資格はありますか?」「今までどんなクレームがあり、どのように対処してきましたか?」現場で活躍してきた社員の方と直接お話ができる機会に、質問がとまらない学生たち。グランドスタッフの仕事について、より理解を深めることができました。
今回の研修を終えて「憧れの企業の方から直々にレクチャーをいただけて、自分の働く姿がはっきりとイメージできました」と国際エアライン科の学生たち。今回の研修は、彼女たちに今までとは異なる学びを与えたようです。限られた時間の中で、正確かつ丁寧なおもてなしが求められるグランドスタッフ。現場の空気を肌で感じ、自身の目指すべき姿がより明確になった1日となりました。