江ヶ崎 美里さん(ネイリスト) KUIS韓国語学科卒業
自己紹介をお願いします!
2004年にKUIS韓国語学科に入学し言葉と文化を学ぶ傍ら、SWING GANG JAZZ研究会(ジャズ研)に入部し、全くの初心者だけで作ったスカバンド「SKATIC」を結成。メインボーカルとして大学4年間を謳歌しました。
卒業後は転職を繰り返し、たくさんの経験をしました。
新卒で入ったコーヒーショップから始まり、インテリアショップ、携帯ショップ、事務職や倉庫内作業、採用代行支援会社にてアシスタントプロデューサーなど。意図したわけではありませんが毎回違うジャンルに挑戦し、今の私に至ります。
今のお仕事の出会いと魅力を教えてください!
何度も転職をして自分の中に生まれたもの。それは「組織に所属することへの違和感」でした。
採用代行支援の会社を辞めた後1ヶ月ニート期間を経験します。今後について嫌が応にも向き合うことになるのですが、その時微かに見えたのが「ネイリスト」でした。
そんな中、まだ何も伝えていなかった大学の友人たちからもらった誕生日プレゼントが「セルフジェルネイルキット」でした。この偶然とは思えないタイミングに背中を押されネイルスクールへと進みました。
船橋にあるネイルサロンにて1年半の下積みの後、お陰様で2015年10月に念願の自宅ネイルサロン「eganchi*」を幕張本郷にオープンさせることが出来ました。
このお仕事の魅力は、お客様と一緒に「かわいい」を作り上げていく楽しさと、出来上がった作品を目の前で喜んで頂けた時、なんとも言えない幸福感を感じられることです。
作品は、しばらくの間お客様といつも一緒。お客様にとってネイルが仕事や私生活のパワーの源の一つになれるよういつも心がけています。
また、デザインは無限大に広がっていきますので奥が深いです。ネイリストとしてお客様に提案できるよう常に学んで自身を高められるところも魅力の一つだと思います。このようなお仕事に関われていることを嬉しく思います。
これからの展望は?
ネイルってもっとかわいくさせたい!って思うとどんどん追加の費用がかかっちゃうんですよね。そこが気になっちゃって、お客様が本当のかわいさを追求させることが出来ないことがよくあると思うんです。少なくとも私自身がそうでした。
お客様が費用を気にせず、かわいいを追求できるお店を作りたかったんです。だから料金新皇冠体育は一つのみ。ここはゆずれないし、万人受けはしないかもしれない。けれど、一人でも多くのお客様と一緒にかわいいを作っていきたい。そして、「こんなサロンを探してた!」って言われるようになりたいです。
卒業生の皆さんにメッセージをお願いします!
ネイリストになるなんて、自分がいちばん驚いています。人生何があるかわからない、だからこそ最高に楽しい。
正直、ネイリストになるまで2年続いた仕事はありません。次に興味を発見すると転職せずにはいられない性格。新卒で入った会社は最初のボーナス目前で辞めたくらい。笑
でも、自分の人生です。
自分が感じたことを自分が信じなかったら何も始まらない。経験は自分を作り上げてくれます。
無駄な経験は何もない。悩んでも、最後に決めるのは自分。これまでの経験や出会った人、自分の感性を信じて、失敗したらそれも経験、今後のことはそのあと考えたらよし、その時の自分が感じたことを信じて、あとは突き進むだけです。
たくさんの刺激や出会い、わくわくが待っています!
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ありがとうございました!
カメラマン:滝波 直也さん