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神田外語の卒業生インタビュー

依田 薪哉さん(フリーランスドラマー、パーカッショニスト)KUIS英米語学科卒業

神田外語の卒業生をご紹介する、新特集スタートです! 記念すべき第1回の卒業生は、KUIS英米語学科卒業のフリーランスドラマー、パーカッショニストの依田薪哉さんです!

自己紹介をお願いします!

山形県の松山町(現、酒田市)出身です。

中学時代にトロンボーン、 高校時代に打楽器を吹奏楽部で担当し、音楽の基礎を学びました。ドラムは中学3年から始め、新皇冠体育在学中より、外部でプロ指導のもと本格的にレッスンを受け始めました。

大学卒業後はプロドラマーとしての活動と同時に、2015年より1年間則竹裕之氏に師事し、現在はレッスン、ライヴサポート、テレビ出演、ドラムテック、レコーディング等の依頼に応え活動しています。

今のお仕事の出会いと魅力を教えてください!

初めて演奏でお金を頂いたのは大学3年を終え休学している年のことでした。

休学中に1ヶ月間NYに行っていた時に、Harlemのとある教会のシスターとの出会いをきっかけに演奏して頂いたギャランティが初めてのプロドラマーとしての報酬でした。 日本に帰国してからは、ドラムレッスンを少しずつ後輩に無料で教え始めたり、しばらくしてお金を頂いて行うようになっていったのがきっかけです。

それから都内のセッションバーなどに通うようになり、そこで出会ったミュージシャン仲間から仕事を頂くことになり、そこから広がっていきました。 音楽家としてのスキルはもちろんですが、本当に、人脈と人格も大切です。 やっぱりあの人と仕事したいな~!と思われる人でいるにはどうあればいいか?ということも考えながら過ごしています。

魅力は、自分が何をしても結局は帰ってきちゃうような、本当に好きなことであるということ。 自分の好きなことを仕事にでき、それで人を喜ばせることができるのは本当に幸せなことだと感じます。 僕はたまたま音楽が一番そうであっただけだなと、今になって思います。

これからの展望は?

ホールクラスのアーティストのツアーに参加をしたいです。そして30歳までに「John Mayer」と共演したいですね!

卒業生の皆さんにメッセージをお願いします!

今こうして生きていて、誰かと出会えた『縁』こそ奇跡のようなものですから、『感謝』は本当に忘れちゃいけないなと思います。

応援してくれる仲間がいることも、応援したい仲間がいることも本当に有難いことで、それは出会えた人達のお陰だと時間を経る毎にその想いは強まります。

みなさんそれぞれが励まれていることや分野は全く異なりますが、 そういったことを飛び越えて、刺激を与え合える生き方を実現していきたいですね。

恩師の言葉に『人生はどれだけ遠回りするかだよ』という言葉があります。無論、あまりに深い言葉なので、正直まだ良くわかってないと思います。ですが、効率良く、最短距離で行くだけが自分の生き方ではないなと思ったので、きっとこの考え方が合ったんだと思います。

少し遠回りして道草を食ってでも、そこにおもしろそうな、素敵な出会いがあると感じれば、僕は喜んで道草を食います。そうしたことが、結果的に、人間的にも音楽的にも自分を成長させてくれることと信じています。

直感と自分の感覚を大切に、素直に生きられたら心が弾む人生を過ごせるのではないでしょうか。 今に感謝をしながら、好奇心旺盛に生きていこうと思います。

また、どこかで会いましょう!

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ありがとうございました!

カメラマン:金子 燎之介さん KUIS IC学科卒業(依田さんの画像データをご提供いただきました)
フリーランスのカメラマンとして活躍している金子さんのWEBサイトで、依田さんの撮影の様子をご覧いただけます。

2016.06.29 Shinya Ida ×プロドラマー “プロフィール写真”

Photography – Ryonosuke Kaneko / 金子燎之介



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