清泉女子大学

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キャンパスライフ

「周年記念のエコバックを開発する」清泉PBLで企業マーケティングに挑戦

どうやって課題を進めていくのか、どんな風にチームで協力し合うのか。先生の指示を待つのではなく、自分たちで考えて行動するのがプロジェクト型の勉強の特徴。清泉PBLは私にとって、大きなステップアップの機会になりました。

学科の勉強とは違う好奇心を満たしてくれる清泉PBL

高校生の頃は学生会やクラブ活動にそこまで熱中することはなく過ごしていました。大学に入ったら心機一転、色々なことに挑戦したいな、という人も多いかと思いますが、私もそんな高校生の一人でした。

そんな思いを持って清泉に入学して挑戦したのが、清泉PBLの「神奈川産学チャレンジプログラム」です。国際系の勉強がしたくて地球市民学科に入学しましたが、実は高校生の頃には商品開発やマーケティングにも興味がありました。企業と連携して課題解決に取り組むという内容を聞いて、「やりたかったもうひとつの勉強ができる」と思って参加を決めました。

教育?学修支援センターの方々の細やかなサポート

「神奈川産学チャレンジプログラム」に参加したのは2年生の4?11月頃の約半年間です。企業から出された課題にグループで取り組むのですが、私たちはスーパーマーケットの「周年記念オリジナルエコバッグの企画」というテーマを選びました。

とはいえ文学部で勉強してきた私たちは、企画といっても何からはじめればいいんだろう、という状態。そこで助けてくれたのが、教育?学修支援センターのスタッフの方々です。「じゃあ今日は××について勉強しましょう」といって勉強会を開催してくださり、マーケティングや企画づくりを基礎から丁寧に教えていただきました。

新しい挑戦で見つけた新しい自分の力

プロジェクトの中では、提案するアイデアを話し合うだけでなく、会社を詳しく調べたり、実際にお店を訪問してお客さまにリサーチを行ったりもしました。私たちがイメージしていた以上に男性のお客さまが多かったり、アイデアを考えるヒントがたくさん見つかりました。

私が閃いた「エコバックにカラビナを付けたら便利じゃないかな」というアイデアにみんなが賛成してくれて、提案に採用された時は嬉しかったです。私って意外と閃き型なのかも?と、自分の新しい一面に気づくこともできました。

※一部が開閉する金属製のリング。元々登山用具だったが最近ではアクセサリーとしても利用されている。

アクティブに挑戦すれば、誰でもきっと成長できる

プロジェクトの最後には会社を訪問して、考えてきたアイデアをプレゼンテーションしました。教育?学修支援センターの方々がプレゼン会場の機材配置を想定して、立ち位置の確認までしてくれるなど、直前まで色々とサポートしてくれたので、会社の上層部の方たちを前にしても、自信を持って臨むことができました。

学科で勉強する中で、これまでも世界の課題には興味があったのですが、「神奈川産学チャレンジプログラム」に参加したことで、ビジネスと結びつけた社会課題の解決方法を考えることが目標になりました。これは大学に入って色んなことに挑戦しよう、と思ったから叶えられた私なりの成長のひとつです。清泉は誰にでもそんなチャンスがたくさんある、アクティブな大学だなと思います。

この記事を書いた人
MIO

文学部地球市民学科3年。語学や留学に興味があって地球市民学科へ。珍しい地域でのフィールドワークもあったり、個性的で楽しい学科です!