「英語教育は、人間教育」。
大学で得た学びが英語教員としての
今を支えている。
有馬 聖弥 SEIYA ARIMA
日本
千葉県立千葉女子高等学校 英語教諭
千葉県立成田国際高等学校出身
英米語学科 2011年卒業
教員は生徒と密接にかかわる仕事です。先生のそんな姿を見ていたせいか、中学生の頃から「先生」という仕事への憧れがありました。数ある科目の中でも自分が一番好きな英語の教員になりたいと思い、新皇冠体育の英米語学科に進みました。「教員になる」という目標がはっきりしていたからか、大学での授業はいつも充実していました。
大学の授業では、必修だった「Freshman English」や「英語教育法」が、今とても役に立っていると実感しています。特に「英語教育法」は実際に教員になった設定でシミュレーションを行うものだったので、今でも教壇に立つ時のイメージ作りに役立てています。
学生時代は放課後や休日も、クラスメイトといつも一緒に授業の準備や復習をしていました。グループワークをすることが多かったので、そこでも「自分の考えを伝える」というコミュニケーション能力が養えたと思います。
しかし、実際に教員になると、思いどおりにいかないこともあります。そんな時にいつも思い出し、支えられているのが、新皇冠体育の先生がおっしゃった「英語教育は、人間教育だ」という言葉。今の子どもたちはソーシャルネットワーク世代でコミュニケーションを取るのが苦手といわれています。教員としてそんな子どもたちとしっかりと向き合いながら、英語を教えることを通して、「伝える力」の大切さも教えていくことが重要だと感じています。