フランスでの
マーケットシェア拡大に向け、
代表として組織をハンドリング。
高原 秀介 SHUSUKE TAKAHARA
フランス/パリ
BANDAI S.A.(フランス)/代表取締役社長
神奈川県立相武台高等学校出身
英米語学科 1991年卒業
玩具メーカーのバンダイナムコホールディングスが100%出資するフランスのBANDAI S.A.で、2003年より代表取締役社長を務めています。就職活動当時は小規模だったバンダイが掲げていた、「売り上げ一千億円のエンターテインメント企業になる!」というビジョンに惹かれたのと、モノを創る仕事がしたい想いも手伝い迷わず入社しました。1995年に海外に初赴任して以来、ヨーロッパ各地での仕入れからテレビ放映権獲得に向けた交渉、商品の新規立ち上げなど、広範囲の業務に携わってきました。外国人相手に交渉し、リアルな海外市場の現場を体感できるのは、やはり現地赴任の醍醐味です。
統括する立場として私が大切にしていることは、リーダーシップももちろん大切ですが、みんながフォロワーシップを発揮できる環境を作ること。そのためなるべく社員の意見は汲み取り実行させてみる、ということを日頃から心がけています。自分たちで考えていないチームは、想定外のことが起こると崩れていってしまいます。そのため一人ひとりが自主性を持ち、自分がリーダーならどうするかという意識を常に持ち会社の経営に参加していってほしい。それができれば、我が社が日本の企業としての強みを活かしながら、フランスでマーケットシェア率の高い企業と肩を並べる日も近いと思うのです。