VOICE
2018/09/25
みなさんこんにちは、中国語専攻の太田です!
今回は、中国語専攻の学生らしく、中国の文化に触れたいと思います。
みなさんは、「中秋節」という言葉を聞いたことはありますか?お恥ずかしい話、私は大学で勉強するまで、聞いたことがありませんでした…。中秋節というのは、月を鑑賞する日のことで、毎年旧暦の8月15日にあたります。日本でいう、中秋の名月と同じ日です。丸い月は家族のだんらんを象徴していて、春節(旧正月)の次に大きなイベントです。「中秋節」は祝日扱いになり、前後含めて3連休になります。
日本では、お月見のときに「団子」や「ススキ」などのお供え物をすると思います。中国にも中秋節ならではの食べ物があります。月餅や果物です。(ちなみに供え物ではなく、食べます)私も月餅を食べたことがありますが、とーっても甘いんです!中国の方に聞いても甘すぎると言っているくらいです。月餅は、家族の団欒という意味があり、果物には、家族の健康という意味があるそうです。中国では中秋節になると会社から月餅が社員に配られるそうです。
今年の中秋節は9月24日で、ついこの間でしたね。来年は9月13日だそうです。中国にはいくつか旧暦に基づく祝日があるので、毎年12月に中国政府(国務院)から次の年の祝日は発表されます。日本だと、何年も前から祝日が読めますが、中国には日本と異なるシステムというのもおもしろいですね。