STUDY

GLA Commonsの紹介

2021/06/25

GLA Commonsとは

本学では今年の4月に、実践的な英語力と国際教養を身につける「グローバル?リベラルアーツ学部」を新設しました。今、世界で何が起こっているのか。解決しなければならない課題は何か。そのために、自分たちは何ができるのか。それらを徹底的に考えるための学部がGLA学部です。このGLA Commonsは、そんなGLA学部の学びを支える中心的な施設になっています。

対話型のアクティブラーニングと開かれた空間

この空間は何だかわかりますか?実はここ、教室なんです。前面にはプロジェクターが投影できます。先生の足場の方が一段低いですよね。また教室の壁は、腰までの高さになっています。なぜかというと、GLA学部では「対話型のアクティブラーニング」を行うからです。なぜ対話型なのでしょうか。それは、GLA学部の学びは、複雑な要因が絡み合う世界の課題を扱うからです。これからの国際社会をより良くするために、答えのない問題に挑戦していく4年間なんです。一方的に先生が答えを教えるのではなく、学生が主体的に考えて行動する、徹底的に物事を議論するための授業を行います。だからこそ、このように「開かれた空間」を新たに作りました。

GLA Commonsは教室であると同時に、皆さんが大学生活を過ごす場所でもあります。だからCommons(共用部)という名前がついています。ひとつの場所でさまざまなサイズの授業が展開できるように、このようなカーテンによって柔軟に空間を区切ることができます。ただし壁ではないので、先生の話は聞こえてきますよね?たとえ自分が履修していない授業であったとしても、ここにいると内容が聞こえてきます。そうすると自分の興味が刺激されて、もっとたくさんのことについて学びたくなる、知りたくなる。学生同士の議論に自分も参加したくなる。「開かれた空間」というのは、こういう意味でもあるんです。

最後に

「開かれた空間」と名のつく通り、外国語学部の学生でも利用できます。どちらの学部生でも、このGLA Commonsを活用してください。さまざまな人と自由に出会えることこそが、キャンパスに通う意味であると思います!