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「皇居千鳥ヶ淵 灯ろう流し」に訪れた外国人観光客をサポート!~産学連携でインバウンド対応~

2024.08.20
本学の学生28名が、7月24日(水)~7月25日(木)に開催された千代田区の夏の風物詩「皇居千鳥ヶ淵 灯ろう流し」に訪れた外国人観光客に対し言語サポートをおこないました。
千代田区と一般社団法人千代田区観光協会が主催する「皇居千鳥ヶ淵 灯ろう流し」は、戦後の荒廃した人々の心を癒そうと1958年から開催されているもので、2日間で2,000個の灯ろうの光が皇居千鳥ヶ淵のお濠にゆらめく催しです。国内外から多くの来訪者を集め、今年は2日間で約8,000名の来場がありました。外国人観光客の来場が見込まれることから、連携実績のある本学から学生サポーターを派遣することとなり、学生たちは外国人観光客と英語などで会話し、灯ろうの作り方などをフォローしました。
▲外国人観光客に灯ろうの作り方を英語で説明する学生

神田外語学院では「インプット」だけではなく、「実践」の場を提供することを大切にしており、企業や自治体と連携してすべての学生に実践の機会を与えます。今回は国際エアライン科、国際観光科、国際ホテル科、デジタルコミュニケーション科から28名の学生が公募で集まり、英語でコミュニケーションをとる実践経験を積むことができました。

「皇居千鳥ヶ淵 灯ろう流し」言語ボランティアプログラム概要

主 催:神田外語学院

活動日時:2024年7月24日(水)?25日(木) 15:00~20:00

活動場所:千鳥ヶ淵ボート場周辺~九段坂公園

メンバー:神田外語学院 1?2年生28名

活動内容:インバウンドを中心とした灯ろう記入の補助、灯ろうの運搬、列整備、その他インバウンドの簡単なご案内や誘導など

参加条件:簡単な英語又は中国語でのコミュニケーションがとれる方

学生の声(代表者のみ)

北舘 昂大さん 国際観光科2年

 国際観光科で外国人観光客に対する接遇英語を学んでいるため、実践経験を積むために参加しました。英語でコミュニケーションを取ることに少々不安を感じていましたが、笑顔で楽しく外国人観光客の皆さまと会話することができて、英語でのコミュニケーション能力が深まったと感じています。灯ろうの組み立て方や事前予約が必要なことなどを英語でお伝えしました。組み立て方がわからず困っている方に声をかけ、最後に「ありがとう」という言葉をいただくことができとても嬉しかったです。

▲外国人観光客に灯ろうの作り方を案内している北舘さん

井上 アナスタシアさん 国際エアライン科2年

 自分の英語力に自信がなかったのですが、思い切って挑戦してみました。海外の方に案内をする際、伝えたいことを英語でうまく表現できなかったものの、相手が理解してくれてとてもありがたく感じました。受付の場所などをご案内しましたが、英語の勉強がまだまだ必要だと強く実感しました。

 考えながら話すのではなく、日本語のように自然にすらすらと話せるようになり、失礼のないように伝えることが大切だと痛感しました。これからもっと英語の勉強を頑張りたいと思います。

▲外国人観光客に案内している井上さん

新井 楓己さん 国際観光科 2年

 とても良い経験でしたが、少し疲れました。外国人観光客と基本的な会話はできたものの、うまく伝えられない場面も多く、もっと英語力を磨かないといけないと感じました。将来、観光業界で外国人のお客様と接する機会が増えると思うので、今回のようなイベントにもっと積極的に参加して、経験を積んでいきたいと思いました。

▲参加者と会話する新井さん(左)