国立西洋美術館(東京都?上野)で行われていたプラド美術館展をアジア/ヨーロッパ言語科スペイン語コースの1、2年生がそれぞれフィールドトリップで訪れました。
プラド美術館はスペインの首都マドリードにあり、16世紀以降にスペイン王室によって収集された作品を中心に展示しています。
今回のプラド美術館展では、西洋美術史にもその名を残したディエゴ?ベラスケス(1599~1660年)の絵画をはじめ、17世紀の作品を鑑賞することができました。
17世紀、特にヨーロッパでは、さまざまな国々で戦争や内乱などが相次ぎました。展示されていた多くの絵画から神話や哲学、宗教的要素が感じられ、学生たちは苦しむ人々の希望や葛藤、社会的時代背景を読みとることができました。そしてスペインの歴史や宗教、思想、文化についてふれることで、言語を学ぶ楽しさも増した様子でした。