今年からスタートした、神田外語学院と海外大学によるオンライン国際交流プログラム。1学期はインドネシアのブディルフール大学の学生と、SDGsや社会問題、ポップカルチャーについて意見交換を行いました。2学期はさらに国際交流の輪を広げ、新たに韓国?ベトナム?中国の3ヶ国の学生が参加。これから10週間に渡り、神田外語学院の学生たちは各国の学生とさまざまなトピックスでディスカッションをしていきます。
記念すべき初回は4ヶ国の学生が一堂に集結したオープニングセレモニー。まずは講師陣が各国の国旗を掲げ、英語で自己紹介をしました。モニター画面にうつる各国の学生や講師陣のグローバルな顔ぶれに、プログラムへの期待が高まります。講師陣が自己紹介を終えると、いよいよ各国に分かれて学生同士の顔合わせへ。
日本と共通の話題も多い、隣国である韓国のスンシル大学。韓国のエンタメやグルメは日本でも大人気。最近流行りのK-POPや韓流ドラマなど、同世代らしい話題で盛り上がりを見せていました。一方、日本のアニメや映画をきっかけにプログラムに参加したと語る韓国の学生も。「4年前に香川県で食べたうどんがとても美味しかった!」と笑顔で語ってくれました。
引き続き、1学期からプログラムに参加するインドネシアのブディルフール大学。まずはアイスブレイクとして、講師から自身の出身地や趣味にまつわる自己紹介クイズが。陽気で明るい講師が初回のプログラムを盛り上げます。また、指名された学生はルーレットで出た話題についてスピーチするなど、さまざまなアクティビティも。最新のオンラインツールを駆使し、まるで対面さながらの交流を実現させていました。
今回新たにプログラムに参加するベトナムのハノイ大学。学生たちはいくつかのグループに分かれ、これから時間を共にする仲間たちとの顔合わせへ。お互いがもつ相手の国のイメージを伝え合うことから始まり、さまざまな話題で交流を深められたようでした。次回のテーマは「Cool Vietnam」。日本ではあまりなじみのない、ベトナムのポップカルチャーについて意見交換を行います。
瞬く間に終了を迎えた初回のプログラム。緊張して発言をためらう学生も多かった中、講師からは “Please don’t be shy!" としきりに声がけが。「ここにいる学生は誰一人英語のネイティブスピーカーではありません。だから全員完璧でなくて当たり前。ミスを恐れずに何でも発言してくださいね」
「文化と言語の壁を越えて、とにかく学生たちには楽しんでほしい」と語る講師陣。「インターネット」と「英語」というツールを使えば、遠く離れた国々に住む人たちでも、簡単に繋がって有意義な時間を過ごせることをあらためて感じさせられました。10月からは中国との交流もスタートし、ますます期待が寄せられる今回のプログラム。自分と異なる文化背景をもつ人とのコミュニケーションは、学生たちにどんな気づきをもたらせるのか。今後の彼らの成長に注目です。