株式会社はとバス様のご協力のもと、国際観光科1年生がバスツアー研修に参加しました。
この4月から観光業について学び始めたばかりの1年生にとっては、「添乗員の仕事」と「バスガイドの仕事」の違いはなかなかイメージが湧きづらいものです。今回の研修は、バスガイドと添乗員の両方が同行するバスツアーに参加することでそれぞれの役割について理解を深めることが目的です。
添乗員の主な役割は、旅行計画に従ってツアーを安全かつ円滑に進めるための旅程管理や、交通機関や各施設との調整や対応など。一方、バスガイドは観光施設や沿道の案内業務のほか、バス左折時の安全確認や駐車の際の後方誘導など、運転手を補助する保安業務も担います。最近ではバスガイドが同行しないツアーも多いため、添乗員が簡単なガイド業務を行うこともあるそうです。
一行は2台のはとバスに分乗して、築地場外市場や皇居?二重橋、増上寺、東京タワーを巡りました。学生たちはバスガイドの方や添乗員の方の業務を見て学ぶだけでなく、直接質問して新たな気付きを得ることができました。また、都内の身近な観光地についての知識も得られたようです。
後日、1年生は今回の研修で学んだ内容を振り返る授業を行いました。そこで得られた知見を活かして、今後は実際の添乗員の業務を体験する「ツアーコンダクター研修」などに臨みます。