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神田外語 在外公館派遣員100名突破記念OBOG会が行われました

2018.04.03
神田外語 在外公館派遣員

平成30年2月吉日、如水会館において、新皇冠体育?神田外語学院で外務省在外公館派遣員になった学生が100名を突破したことを記念し、懇親会が行われました。

 

外務省在外公館派遣員制度とは

海外にある日本の在外公館(大使館、総領事館、政府代表部、領事事務所)に人材を派遣する制度です。主として、語学力を活かし館務事務補佐をしつつ、国際社会での経験を積み、友好親善に寄与することを目的としています。(2018年2月現在、任期は原則2年)

神田外語 在外公館派遣員
司会を務める、元ジンバブエ大使館派遣員根本さんと元タンザニア大使館派遣員江波戸さん

新皇冠体育?グローバルコミュニケーション研究所の久保谷先生が在外公館派遣員試験への勉強会を始め、2009年に第1期生を輩出して以来、今回第87期として2018年3月に派遣される17名を含めると123名が新皇冠体育?神田外語学院より在外公館派遣員として、世界に羽ばたき、活躍しています。

 

今回の神田外語在外公館派遣員OBOG会~祝100名突破記念~では、既に帰国している元派遣員、これから出発する第87期の派遣員に加えて、前国連代表部特命全権大使?新皇冠体育グローバルコミュニケーション研究所客員教授の吉川先生や卒業生で外務省にて活躍してされている方々などにお越しいただき、総勢約60名で開催されました。

神田外語 在外公館派遣員

開会のごあいさつにて、佐野理事長より建学の理念である「言葉は世界をつなぐ平和の礎」という言葉から、海外に2年間身を置き、現地の人と触れ合うことによって、そこから平和の礎が生まれていくことを示していただきました。これから出発する第87期の派遣員に対しては、この建学の理念に沿う形で平和の一助となるように頑張ってほしいとエールを送りました。既に帰国し、様々な場所で活躍している卒業生に対しては、これから自分たちにできることは何なのかを考えて、皆に建学の理念である「言葉は世界をつなぐ平和の礎」を実現していってほしいとお言葉をいただきました。

 

続いて前国際連合日本政府代表部吉川大使よりご挨拶とこれから出発する派遣員への激励として「人生において大事なものは、単位の取れる授業だけでは得られない」というお話をいただきました。

神田外語 在外公館派遣員

酒井学長からのごあいさつの場面では、神田外語にとって世界中で活躍している在外公館派遣員は宝物。神田外語出身の先輩がいるというタテのつながりと、一緒に派遣される仲間がいるというヨコのつながりがあるということは神田外語の強みであり、これからもより一層大事にしていってほしいとお言葉をいただきました。

 

歓談の中では、これから赴任する派遣員が既に帰国した先輩から現地の話や派遣員としての心得を聞くことで、残り数日で出発という方もいる中、不安や緊張を和らげ、これからの海外赴任で待ち受けることにも果敢に臨んでいこうという姿勢になっていたようです。

神田外語 在外公館派遣員

また、これから赴任する派遣員の自己紹介では、一人ずつ抱負や決意を発表しました。既に帰国した先輩元派遣員は、外務省で働いている方や日本政府観光局(JNTO)、国際協力機構(JICA)など、派遣員で培った知識や経験を活かして様々な場所で活躍しています。

 

在外公館派遣員試験は年2回ありますが、これからは半年ごとに現在派遣員として活躍している方が続々と帰国する予定であり、これからの活躍にも非常に期待が高まります。

神田外語 在外公館派遣員
神田外語 在外公館派遣員

今回会場内では帰国派遣員から集めた、赴任した国の紹介や思い出に残っている写真を展示するコーナーを設け、その写真を見ながら懐かしんだり、自分の赴任地とは大きく異なる国の写真を見ながら驚いたりと、非常に楽しんでいました。

神田外語 在外公館派遣員
神田外語 在外公館派遣員

多くの学生を在外公館派遣員として送り出してきた、久保谷先生からのご挨拶の場面では、「今回赴任する派遣員も合わせると123名が外務省在外公館派遣員試験に合格していることは本当に素晴らしい。この講座は始め、本当に1~2人の学生が相談に来るような形のものから始まり、今や50人規模の講座になっている。」

神田外語 在外公館派遣員

「単位にならないけれども、毎回来てくれる学生と講座以外でも面談をし、時には、その学生のためと思い、厳しいことも言った。けれども、そこでくじけずに懸命にみんなが目標に向かって臨んできてくれる。今日集まった既に帰国した元派遣員の方々もみんなキラキラと輝いていて、こうやって続けていて、本当に良かったと心から思った。」と今までの思い出を振り返りつつ、お話をいただきました。
そして、帰国した派遣員から久保谷先生への感謝のメッセージを集めたものをお渡ししました。

神田外語 在外公館派遣員

最後に宮内学長補佐(新学長)より、お祝いの歌と共にこれから出発する学生にエールをいただき、会は無事終了となりました。

グローバルコミュニケーション研究所の久保谷先生が行っている「+α?+β教養講座」は今や各回50名近くの学生が参加する大きなものとなっていますが、先生がこの派遣員の対策講座を始めたころは、昼休みの時間に数名が集まって開かれる、非常にこじんまりとしたものでした。
教えていたことは今と変わらず、「派遣員になるための勉強」ではなく、「国際社会で活躍する学生に必要なグローバル教養を身に付けるためのもの」でした。
海外の日本大使館、総領事館等で働くためにはもちろん語学力も必要ですが、それに加えてグローバルな視野と基礎知識、そして社会人力が非常に重要。
この講座で語学力だけではない、大事なことを学んだ神田外語の学生が世界中で今も活躍しているのです。

神田外語 在外公館派遣員
神田外語 在外公館派遣員
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