英語専攻科では、習熟度別にレベル分けしたクラスで、自分に合った学習環境で学ぶことができます。例年、約20の習熟度別クラスが編成されています。さらに、日本人教員、外国人教員からバランスよく学ぶことも英語専攻科の特徴のひとつです。
2年間集中的に英語を学び、就職や大学編入学、留学など多岐にわたる進路への可能性を大きく広げます。この記事では、横浜銀行に就職内定した英語専攻科2年生?岡田真菜さんを紹介します。
横浜銀行 内定
岡田 真菜さん
英語専攻科2年
神奈川県立茅ケ崎高校出身
海外ドラマがきっかけで、海外の暮らしや英語に興味を持つようになりました。そのため、幼い頃から日常的に洋画や洋楽を楽しんでいました。将来について考えるようになったのは、高校3年生になってから。「早く社会に出て働いてみたい!」という気持ちが強かった私にとって、好きな英語だけを2年間集中して学ぶことができる、神田外語学院の英語専攻科はぴったりだと思い、進学を決めました。
しかし、英語は好きだったものの、得意ではありませんでした。私の学年の英語専攻科はAからSクラスまであり、私はMクラスからのスタートでした。入学当初は外国人の先生が話していることが聞き取れず、宿題の内容すら理解できないくらいでした。しかし、積極的に参加しているうちに、少しずつ聞きとれるようになっていきました。
授業のほかに、毎日2時間の自主学習を継続した結果、1年間で飛躍的に英語力が上昇しました。もともとM組でしたが、2年次には英語キャリア専攻のA組にジャンプアップし、入学当初400点前後だったTOEIC?スコアも750点までに上がりました。このように努力した結果がいろいろな場面で、形となってみえたことも、勉強を継続するうえでの支えになりました。
勉強に対してモチベーションが下がりそうになったり、継続って難しいなと挫折しそうになったりした時もありましたが、頑張っている友だちの姿をみると、わたしも頑張ろうと思うことができ、乗り切ることができました。神田外語学院でできた友人たちはみんな英語が好きで、学習意欲の高い人たちばかりです。友人たちと支え合い、切磋琢磨することで英語力が磨かれたと思います。
勉強を継続するために工夫していることは、毎日「TO DO LIST」を作成することです。たとえば、「リーディング15分間」「リスニング15分間」「英単語学習10分間」というように学習内容と目標時間をスケジュール帳に書き込みます。私の場合、一つひとつの課題に取り組む時間を短く設定することで、集中力を2時間維持できています。
また、1年次の夏に参加したTOEIC?合宿で先生に教えてもらった「オーバーラッピング」も効果的でした。これは、スクリプト(文章)を確認しながら、教材CDの英語音声に合わせて発話するという勉強法で、リスニング力がかなり鍛えられました。耳に入ってきた英語をすばやく処理をするという点では、会話力向上にもつながっているのではないかと感じています。
ただがむしゃらに勉強をするのではなく、先生方からのアドバイスを参考に、自分に合った勉強法を探して、計画的に進めていくことが大切だと実感しています。
就職活動を始めたのは、1年次の2月からです。就職支援チームのオフィスに通って、情報収集をしたり、先生に相談したりする中で、金融系に進みたいと思うようになりました。祖父母が昔から株式投資や投資信託をやっていて、以前から興味をもっていたことも大きかったです。
コロナ禍で就職活動中は不安もありましたが、卒業後は横浜銀行に就職することが決まりました。入行後は窓口業務を担当する予定です。一般的なサービス業と異なり、お客様と末長いお付き合いができる銀行は、人と接することが好きな私にとってぴったりな仕事だと感じています。ゆくゆくは総合職につき、一人ひとりのお客様の幸せを「お金」という面からサポートしていきたいと思います。
先日、投信信託や保険商品を扱うために必要な「証券外務員」の資格を取得しました。今後はファイナンシャルプランナーの資格取得もめざし、金融に関する知識を身につけ、お客様に喜んでもらえるサービスを提供していきたいです。そして勉強した金融知識を生かして自分でも資産形成し、いつの日か世界一周旅行をすることがもう一つの夢です。神田外語学院で学んだ英語力を生かして、世界中の人々との交流を思いっきり楽しみたいです。
神田外語学院に入学し、いっしょに頑張れる仲間や熱心な先生方と出会い、勉強を続けた結果、自分に大きな自信を持てるようになりました。神田外語学院での2年間で、これからの人生をより楽しむための「英語力」というツールを私は手に入れることができたのだと思います。