神田外語学院は韓国?大田広域市にある韓南大学校と2015年から提携を結んでいます。一定の条件を満たした学生は卒業後に3年次編入学が可能であり、これまでに6名の学生が編入学をするなど、両校は連携を深めてきました。
この日は神田外語学院 アジア/ヨーロッパ言語科 韓国語コース1年生と韓南大学校 外国語文学部 日語日文学専攻1年生がオンラインで交流を深めました。
韓南(ハンナム)大学校
ソウルから高速鉄道で約1時間、韓国第5の都市、大田(テジョン)広域市にある大学。キリスト教宣教師が設立した大学であり、在籍の留学生は500人以上と国際色豊か。広々としたキャンパスが特徴。
オンライン交流会は、神田外語学院生?韓南大学校生の合計約30人で行われました。みんな韓国語/日本語を本格的に学び始めて1年足らず。学んできた語学力を試してみたい、これを機会に友達を作りたい、そんな思いでこの日の交流会を迎えました。
交流会は5人前後の小グループに分かれて、15分ごとにメンバーを変える形で行いました。1回目のセッションは自分の使いたい言語で会話。日本人学生が韓国語で尋ねると韓国人学生が日本語で答えるといった様子で「韓国のドラマを見ることが趣味です」「日本料理だと寿司が好きです」と、自分の趣味や好きなものについて会話をしました。
2回目のセッションでは全員が日本語で、3回目のセッションでは全員が韓国語で会話をしました。話題は多岐にわたりましたが、参加者全員がリスニングもスピーキングも頑張っていました。日本人学生から「日本に来たことがあるか」という質問には韓国人学生が日本の温泉に行った際の思い出を語り、一方で韓国人学生から「韓国語に興味を持ったきっかけ」を尋ねられると、日本人学生が韓国のドラマやアイドルがきっかけと答え、その話題でさらに盛りあがるといった感じでした。
交流会の最後にはみんなでSNSの連絡先を交換しました。今日以降もそれぞれが交流をすることで、両国の理解が深まり語学力も向上することでしょう。
韓国語コースでは今後も韓国との交流イベントや韓国文化を体験するイベントを継続的に実施していきます。また神田外語学院は今回、交流をした韓南大学校はじめ、韓国の7大学と提携しており、一定の基準を満たした学生は卒業後に3年次編入学が可能です。
連携教育プログラム
■ 提携校:建国大学校(ソウル特別市)/崇実大学校(ソウル特別市)/西江大学校(ソウル特別市)/済州大学校(済州市)/中央大学校(ソウル特別市)/韓南大学校(大田広域市)/明知大学校(ソウル特別市)
■ 期間:卒業後2年間以上
■ 出願資格?編入学条件:韓国語コース卒業生、卒業見込み者/卒業条件を満たし、韓国語能力試験(TOPIK)3級、または4級を取得していること/本人、両親ともに韓国籍以外の者
■ 費用:提携校?滞在形態により異なる